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みんなにやさしいWebサイトって?【アクセシビリティ 】

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みんなにやさしいWebサイトって?

ユーザーにはいろんな人がいる

突然ですが、みなさんはこのイチゴのタルトどんな風に見えますか?

当然、真っ赤なイチゴの乗ったタルトにしか見えませんよね。

ですが、私たちの中にはこのイチゴのタルトがこんな風に見える人たちもいます。

イチゴタルト

この写真のような見え方の違いがあることを「色覚障がい」といって、日本人では約320万人、男性では20人に1人がこの障害を持っていると言われています。

出典:三和化学研究所「 目と健康シリーズ 特集:13.色覚の異常」

「色覚障がい」の他にも、耳が聞こえづらかったり、手を動かしづらかったり、私たちは様々な身体的差異を抱えています。

ここではそんな身体障がいを抱える人はもちろん、誰もが使いやすく感じる「みんなにやさしいWebサイト」の作り方をご紹介します。

 

目次

誰もが使いやすい!の基準「アクセシビリティ」
Webサイト制作者が気を付けることは?
さいごに

 

誰もが使いやすい!の基準「アクセシビリティ」

障がいの有無にかかわらず利用でき、情報が同じように取得できることを「アクセシビリティ」と言います。
このアクセシビリティにおける、Webサイト版ガイドラインはWeb技術の標準化を推進するW3C(World Wide Web Consortium)によって提言されています。

6つの代表的なガイドライン

  1. ①代替可能なテキスト
    ②誰でも理解可能で明確な言葉
    ③付け加えられた文字情報「キャプション」
    ④構造化されたコンテンツ
    ⑤テキストの視覚的コントラスト
    ⑥エラーの防止

出典:W3C Editor’s Draft 「W3C Accessibility Guidelines (WCAG) 3.0」

とても具体的に、ガイドラインが設定されています。

これを踏まえて、Web制作者はどんなことに気を付ければいいでしょうか。

 

Webサイト制作者が気を付けることは?

ここからはガイドラインにそって、 あなたのWebサイトがアクセシブルになる制作ポイントをご紹介します。

 

①代替可能なテキスト

  ー 非テキストコンテンツに対して、代替コンテンツを提供します。

TEDの字幕機能

参考:TED Talksより

このポイントに気をつけることで、難聴、聴覚障がいを抱える人、およびみんなが情報を取得できるサイトを制作できます。

 

②誰でも理解可能で明確な言葉

  ー サイトコンテンツに対して、明確な言葉を使用します。

このポイントに気をつけることで、発達障がいを抱える人、およびみんなが混乱せず情報を理解できるサイトを制作できます。

 

③付け加えられた文字情報「キャプション」

ー オーディオ、動画コンテンツに対して、関連する文字情報を提供します。

このポイントに気をつけることで、難聴、聴覚障がいを抱える人、およびみんながコンテンツを楽しめるサイトを制作できます。

 

④構造化されたコンテンツ

  ー セクション、見出し、および小見出しを使用してサイトコンテンツを整理します。

このポイントに気をつけることで、情報検索とナビゲートがより簡単かつ迅速になります。
この配慮で、視覚障がいを抱える人が利用する「スクリーンリーダー」での情報理解もよりしやすくなります。

 

⑤テキストの視覚的コントラスト

 ー テキストとその背景に十分なコントラスト、メリハリを設けます。

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このポイントに気をつけることで、冒頭でも紹介した色覚障がいを抱える人、およびみんながテキストを認識しやすいサイトを制作できます。

 

⑥エラーの防止

 ー ユーザーがエラーを回避するのに役立つ機能を提供します。

 この機能には郵便番号から住所を検索する機能や日付などデータ入力補助も含まれます。

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参考:Members サービスフォームより

このポイントに気をつけることで、みんながより簡単に利用しやすいサイトを制作できます。

 

さいごに

Webサイト制作者がみんなにやさしいアクセシビリティの高いサイトを作る際のガイドラインと6つのポイントを紹介しました。Webサイト制作ではもちろん、資料づくりや私生活のSNS投稿でもちょっと気に留めて置けるようなポイントをご紹介できたと思います。少しでもみなさんのアクセシブルな生活のヒントになったら嬉しいです。

 

コラム執筆

梁川和奏(やながわ わかな)

2021年4月入社。決済サービスキャンペーンでディレクターを担当。