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今話題のメタバースを解説します。

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メタバースって言葉、ご存知ですか?経済、社会、建築など現実世界のそれらをコンピュータの中で再現しようとするのが「メタバース」(Metaverse)です。たくさんの人がバーチャルキャラクターになって動き回ることができる“バーチャル空間“です。
メタバース(metaverse)とは、英語の「超(meta)」と「宇宙(universe)」を組み合わせた造語。もともとはSF作家ニール・スティーヴンスンが1992年に発表した作品『スノウ・クラッシュ』に登場する、架空の仮想空間サービスに付けられた名前でしたが。その後、テクノロジーの進化によってさまざまな仮想空間サービスが登場すると、それらの総称としても使われるようになりました。
2000年第に一世を風靡したサービス「セカンドライフ」や、Nintendo Switch用ゲーム「あつまれ どうぶつの森」や、Epic Gamesが販売・配信する「fortnite」もメタバースの一つであるとされています。

最新事例

そんなメタバースの最新事例をみてみましょう。 米NVIDIAがオンラインで開催した年次カンファレンス「GTC 2021」のジェンスン・ファンCEOの基調講演の一部です。 注目してほしいのはわずか30秒。1:02:29~1:02:56の部分です。

1:02:29~1:02:56のわずか30秒ですがその時間、本物と入れかわり、背景のキッチンもCEO自身も、同社のメタバース「Omniverse」上に構築したものだと後日発表されました。 本物との区別は全くつきませんでしたよね。

メタバースの条件

メタバースについて詳しい米ベンチャー投資家のマシュー・ボールは20年に、メタバースの必須条件を7つ示しています。

  • 永続性がある:一時停止やリセットなどは存在しない
  • ライブで同時多発:実社会と同じようなライブ状態
  • ユーザーの上限なし:ただユーザーそれぞれが存在感を持つ
  • 完全に機能した経済:個人や企業が活動できる
  • 実社会との垣根なし:実社会/サイバー、オープン/クローズ、プライベート/パブリックにまたがる
  • 相互運用性:プラットフォームの垣根なし
  • あふれるコンテンツと体験:個人や企業などが大量のコンテンツや体験を提供する

こうした条件がメタバースには必要だと言っています。

 

メタバース+NFT

NFTとは、Non-fungible token代替えできないブロックチェーン上のトークンのことです。

メタバースとNFTをかけ合わせることで、従来よりも高度な経済活動が定着する可能性が出てきています。

ブロックチェーン技術が活用されているため、暗号通貨と同様、その真贋や所有、譲渡に関する記録を改ざんすることが非常に難しいとされています。
これまでデジタルデータは簡単にコピーされたり、取引のログを改竄の恐れが大きかったのですが、NFTを活用することで、本物であることを証明しながら安全に所有、売買でき、最近では巨額の取引が行われるようになってきています。

以前こちらのコラムで、デジタルデータが本物である事の価値について書きましたが

メタバースの利用が一般化され、メタバース内での個性が重要視されるようになったら
NFTを使用したデジタルが本物であることを証明することの価値が、最大限に発揮されると思います。

近い未来、メタバースの重要性が現実世界に近づいていけば、
そういった所有欲や個性を発揮する場所がメタバース内で完結され、衣類などに関しては大量生産・大量廃棄が減り、サスティナブルな社会の実現の一歩になるかもしれません。

 

体験!メタバース

KDDIが「バーチャル渋谷 au 5G ハロウィーンフェス 2021~ FUN FOR GOOD ~」を開催するようです。

2021年はスポーツ、音楽、お笑いなどをバーチャルステージで実施するほか、KDDIが参画する「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」を通じて特別グッズなどを販売し、その販売利益のすべてを渋谷区へ還元することで、バーチャル空間から渋谷の街づくりへ貢献します。
通信やテクノロジーをエンターテインメントとかけ合わせた新しい体験の創出に加え、楽しむことが街やエンターテインメントの発展につながる「FUN FOR GOOD」をテーマとしたハロウィーンの実現により、持続可能な社会づくりにつなげていきます。

さらにリアルとバーチャルの融合体験として、自分自身のアバターを作成できる株式会社Pocket RD (本社: 東京都渋谷区、代表取締役: 籾倉宏哉、以下 Pocket RD) の完全自動アバター生成システム「AVATARIUM (アバタリウム)」と連携した取り組みを実施します。スマートフォンアプリと「au Style SHIBUYA MODI」や「GINZA 456 Created by KDDI」などの商業施設に設置されたスキャナーから、どなたでも簡単に自分のオリジナルアバターを作成でき、バーチャルハロウィーンを特別な衣装を身にまとったアバターで楽しむことができます。
https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2021/09/13/5393.html

自分のアバターを作成して参加出来るとのことなので、私も参加してみたいと思います。

 


<コラム執筆>
須藤 良太
2021年1月にメンバーズに中途入社。WEBディレクターとして制作や提案などを担当しています。