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SDGsを社内浸透させる7つのポイント

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SDGsの浸透度

最近では生活している中で頻繁にSDGsというワードを耳にするようになりました。
サステナビリティに関連するキーワードの認知について調査によると、SDGsという単語の認知率は50.7%、SDGsという単語を認知した時期についての回答は「半年以内」(22.9%)、「1年以内」(27.8%)と答えた人が合わせて約半数となり、「2年以内」(14.2%)を合わせると約65%を占めています。これらの結果からSDGsという単語が急速に認知され、社会的に重要視されていることがわかります。

出典:持続可能な開発目標『SDGs』の認知度は約50%|楽天インサイト

しかしながら会社でSDGsに関する取り組みを推進しようとしているもののなかなか浸透していないといった経験はありませんか?

メンバーズでは、2030年の目指す姿を示した「VISION2030」において、最も重要な社会課題の1つに「気候変動による環境変化」を挙げています。そこで今回は社内で行った、社員の気候変動問題に対する意識向上やSDGsをより身近に感じてもらうための企画についてご紹介します。

取り組み紹介

この企画では「メンバーズアースWEEK」と題し、1週間の期間を設けて以下の3つの取り組みを行いました。
1.CO2削減アクション
2.ナレッジシェア
3.上映会

1.CO2削減アクション

運営メンバーがCO2削減のための5つのアクションを提案し、社内全体で1週間の間にどのくらいアクションを行うことができたかということを計測しました。

提案したアクション
①牛乳を減らそう!
普段牛乳を買っている人が豆乳やアーモンドミルクに変えていく取り組み
②牛肉を減らそう!
牛肉を食べるところを、豚肉・鶏肉・野菜・代替肉などに変えていく取り組み
③ビニール袋を減らそう!
買い物時にレジ袋を断るように取り組み
④ペットボトルを減らそう!
ペットボトルの購入をやめて、マイボトルを持ち歩いたり、ほかの代替物に変える取り組み
⑤電気を減らそう!
普段電気を使っている時間にキャンドルを使用して明かりを付ける取り組み

2.ナレッジシェア

運営メンバーがCO2削減のための5つのテーマを用意し、そのテーマに沿ったナレッジを募集し社内に共有しようというものです。

用意したテーマ
①情報収集/インプットするならこれ
SNSや情報を発信しているインフルエンサー、おすすめの書籍、映画などについての情報を集めました。
②おすすめイベント
参加したい/気になるイベントやイベントに参加したレポート/感想などについての情報を集めました。
③パワーシフト
なぜパワーシフトする必要があるのか、おすすめの電力会社、選ぶ時のポイント(注意点)などについての情報を集めました。
④買い物へのこだわり
おすすめのお店/ECサイトや、実際に買ってよかったものなどについての情報を集めました。
⑤地球と私にいいレシピ
おすすめの食材やレシピ、飲食店についての情報を集めました。

3.上映会

メンバーズアースWEEKの最終日のイベントとしてショートフィルムの上映会を行いました。運営メンバーが選定した2本の環境問題に関するショートフィルムを上映し、鑑賞後に感想やナレッジの共有のために話し合いを行いました。

上映作品
①350.org Japan『Signs from Nature 気候変動と日本』
②パタゴニア プロビジョンズ『Unbroken Ground (未開の領域)』

社内に浸透できた7つのコツ

コツ①モーメントに便乗

メンバーズアースWEEKはタイトルからも分かるようにアースデイ(4月22日)に合わせて企画を進行しました。
世界的に行われているアースデイに便乗することで、メンバーズ内だけでなく世界中で一緒に気候変動やSDGsを意識することができました。また、もともとアースデイを知らない方にも本企画を通して気候変動やSDGsを認識していただくいい機会になりました。

コツ②有志メンバーを部署横断で募集

メンバーズアースWEEKでは運営メンバーを社内のポータルサイトで募集しました。
社内ポータルサイトで募集をかけることで、所属する部署や年次、職種、勤務地域を問わず運営メンバーを集めることができました。そのため運営メンバーが自分の所属する部署の同僚やそれぞれの友人、同期社員などにメンバーズアースWEEKを紹介し、企画の認知度、参加率を高めることができました。

コツ③企画の開催期間を長めに設定

アースデイは4月22日だけですが、今回の企画では前後で1週間の期間を設けました。
1日だけの企画を開催するとなると参加できる人数が限られてしまうため、期間を長く設定することで自分の好きなタイミングでイベントに参加できるような仕組みにしました。

コツ④企画を複数準備し、参加できるものを選んでもらう

メンバーズアースWEEKでは、上述の通りアクション・ナレッジシェア・上映会の3つの企画を用意しました。このように複数の企画を用意することで「自分から情報発信は難しいけど、用意されているアクションなら取り組めそう。」、「上映会だけでも覗いてみよう。」とそれぞれの企画に参加するハードルを低く設定することができました。

コツ⑤オンラインならではツール活用

コロナによって対面でのイベントは厳しく、複数の拠点からオンライン上で多くの参加者を集めるためにmiroというオンラインホワイトボードのツールを活用しました。

miroとは?
マインドマップ・ブレインストーミング・メモ書きなど、さまざまな目的で利用することができるオンラインホワイトボード。
無料プランもあり、登録も簡単ということでオンライン上で誰でも気軽に使用することができるのでコロナによるリモートワーク進む中でWeb会議などで使用しやすく需要が高まっています。
miro HP:https://miro.com/index/

メンバーズアースWEEKではmiro上に「アースデイ島」という島を作成し、誰でも閲覧・編集することのできる環境にしました。このアースデイ島にそれぞれがコンテンツを貼り付け、編集していくことでクリエイティビティを高め、社員全員でこの島を作り上げるということに重点を置きました。

コツ⑥貢献度を可視化

自分がアクションを行った際に取り組みに関するスタンプと、参加者のアイコンを島においてもらうようにしました。この仕組みによって自分がメンバーズアースWEEKに参加していることを実感しやすく見た目もポップにすることができました。

また、自分たちが行った取り組みが実際どのくらいの効果があったかを理解しやすくするために、最終日には取り組まれたアクションによってどのくらいのCO2が削減できたか、数値としての発表と杉の植樹に換算すると何本分に相当するのかということを発表しました。

コツ⑦アーカイブを準備

上映会に関しては当日はYouTubeライブとzoomを用いて配信を行ったので、YouTubeにアーカイブ動画を残しておくことで当日見られなかった方も後から映像を見られるようにしました。また、miro上のアースデイ島についてもメンバーズアースWEEKが終了した後も開放しているのでいつでも閲覧・編集ができる状態にしています。

まとめ

今回のメンバーズアースWEEKでは誰でもいつでも参加できるようにすることで、SDGsや気候変動問題についてより多くの人に認識してもらうことができました。個人での呼びかけや一部の部署だけだとなかなか広まらないSDGsや気候変動問題に関する取り組み。まずは、少人数からスタートし参加するハードルを低く設定することで社員を巻き込み、社内浸透するのはいかがでしょうか?

メンバーズでご支援できること

メンバーズでは、ビジネスの成長と社会課題解決にむけて目指すべき姿を見出し、その実現をご支援しています。社内浸透のためのワークショップ支援の実績もございますので、ご相談あれば下記フォームよりお問い合わせください。

お客さまの声:ジュピターテレコム(J:COM)さま
https://www.members.co.jp/results/casestudy/case31.html

コラム執筆

鈴木温人(すずきはると)

2020年4月新卒入社。EMCカンパニー 第4ビジネスユニット アカウントサービス第12ユニット所属。
品質、生産性向上のため毎日奮闘するとともに、身の回りの小さなことから環境問題に取り組むことを意識しています。