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日本でも話題の「Femtech(フェムテック)」!海外事例を紹介します

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Femtech(フェムテック)とは

最新テクノロジーを駆使して、生理や妊娠・出産、更年期障害など、女性の健康問題を解決するために生み出された、ソフトウェア、プロダクトやサービス、およびその市場のことを指します。「female(女性)」と「technology(技術)」を組み合わせた造語で、ドイツの生理管理サービス『Clue』の開発者でCEOでもあるアイダ・ティン(Ida Tin)氏が、自身のサービスを広めるために考案したと言われています。

成長を続けるFemtech市場は、全世界で2027年までに530億ドル(約5兆7000億円)規模まで成長すると予測されています。

Femtechは、女性のステージや悩みなどに合わせていくつかのカテゴリに分けられます。
fermata株式会社では、以下の7つに分類しています。

  • PERIOD HEALTH / 月経
  • WELLNESS / 健康 全般
  • SEXUAL WELLNESS / セクシャルウェルネス
  • FERTILITY SOLUTIONS / 不妊・妊よう性
  • PREGNANCY & MOTHER CARE / 妊娠・産後ケア
  • MENOPAUSE / 更年期
  • MENTAL HEALTH / メンタルヘルス

以下のマップは、fermata株式会社が海外企業を各カテゴリに分類したもので、国内版も作成されています。
7つのカテゴリのなかでも参入している海外企業が多いのは、「PERIOD HEALTH / 月経」のカテゴリで、アプリダウンロード数が1500万に上る日本の健康管理アプリ「ルナルナ」もこのカテゴリのサービスです。

2020年秋冬 海外Femtech(フェムテック) マーケットマップ発表!

画像:2020年秋冬 海外Femtech(フェムテック) マーケットマップ発表!

海外の代表的なサービス

それでは、「月経」「妊娠・産後ケア」のカテゴリから、使ってみたい!と思った3つのサービスをご紹介します。

1.生理&排卵記録アプリ『Clue』

生理と排卵のトラッキングアプリ。けいれん、肌、髪の毛、睡眠などの30以上のオプションから健康状態の分析をおこないます。月間アクティブユーザー数は12億人に上り、ピンク色を使わず、洗練されたデザインが魅力のひとつです。

clue

画像: https://helloclue.com/

2.トイレに流せる妊娠検査用品『Lia』

本体にプラスチックを利用せず、水に溶ける素材からつくられている妊娠検査用品。結果をそのままトイレに流せることからプライバシー保護の観点でも優れた商品です。

lia

画像:https://meetlia.com/

3.ウェアラブル搾乳ポンプ『Willow』

従来の搾乳機にある長いチューブやコード、ボトルが付随しないウェアラブルな搾乳機。どこで何をしていても搾乳がおこなえるのが特徴で、仕事をしながら利用されいている方も多いようです。

willow

画像:https://willowpump.com/

すでにあるものをより便利に、今の時代を生きる女性に適した形にアップデートするというサービス・プロダクトが多い印象でした。
今後は、COVID-19による様々な精神的不調や注目の集まっている産後うつのサポートなどの需要が高まり、「メンタルヘルス」カテゴリへ参入する企業が増えていくのではないでしょうか。また、年齢を重ねても活躍される女性もさらに増えてきているため、変化する体をサポートする「更年期」カテゴリも成長していきそうです。

コラム執筆

前田彩乃(まえだ あやの)

2018年4月新卒入社。Webサイトの運用ディレクションをメインに、提案や制作まで担当しています。