コロナ禍によっておうち時間が増え、音声コンテンツの需要は高まる一方です。皆さんも、作業やドライブ、家事のおともに、ラジオやYouTubeを聞き流す機会が増えたのではないでしょうか?
ラジオのように聞くだけでなく、自分も配信者になれる、さらには音声で気軽につながれる など、音声コンテンツの種類はどんどん豊富になってきています。
今回はデジタルトレンドラボの3名で3種のアプリを実際に使ってみて、マーケティングの面でどんな風に活用できそうか考えてみました!
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実際に使ってマーケティングについて本気出して考えてみた~音声コンテンツ:Clubhouse編〜
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1. サービス紹介
stand.fmは誰でも、どこにいても気軽に収録ができてすぐに配信できる音声配信アプリです。
LIVEで気軽に楽しく配信 アイテムやハートをもらったり、リアルタイムでリスナーとコミュニケーションをしながら配信できます。
収録でじっくり話せる 話したい内容が決まっている人や音声を編集したい人には収録放送がおすすめです。
(引用:https://stand.fm/)
具体的には、
・スマホ一つで配信を聞くこと、音声を収録したり配信ができるアプリ
・コメントやいいねはもちろん、匿名で配信者に直接送れるレター機能がある(Twitterで言うところのDMに近い機能)
などなど様々な機能があります。
2. 実際に使ってみた・配信してみた
私の好きなYouTuberさんがstand.fmを初めたと聞きアプリを使い始め、2021年1月から自分でも配信を初めてみました。
<使ってみた感想>
・収録放送は10分程度の物が多く飽きない。
・コミュニティガイドラインがしっかりしており安心
・再生すると同じ配信者のコンテンツが自動で流れるのでながら聞きがしやすい
<配信してみた感想>
・操作はとてもシンプルでアプリから録音と編集が可能
・公開もアプリで簡単
・50回再生されたタイミングや50いいねされたタイミングで通知が来るのでモチベーションがあがる(めっちゃ嬉しい)
・配信のコツやレターを受け取るコツなど配信を楽しんで欲しいという気持ちが伝わるコンテンツがたくさんあり、安心して配信ができた
3. 活用事例
おいしい体験を音声でもっと豊かに。「Mr. CHEESECAKE」シェフ・田村による”音声接客”を音声配信プラットフォーム「stand.fm」にて、本日より開始
リンク:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000047371.html
URL限定公開を活用することで、サロンやファンクラブ会員向けの配信や社内報の配信にも
リンク:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000056192.html
4. マーケティングに使うなら!
もし、私が企業のマーケティングでstand.fmを使うならこんなコンテンツを作りたい!というアイデアをいくつか考えてみました。
・コラボ配信やコラボLIVEもしやすいので意外な組み合わせで話題を呼べそう
・全体的なジャンルとしてエンタメよりもビジネスとか自己啓発系が多い印象なので、製品開発の裏話や業界の話などを話題にするといいかも
・ASMRクイズとか面白そう(咀嚼音でどの商品なのか当てるとか、個人的にはキーボードの打鍵音でどの軸かクイズとかやってみたい)
・地方にあるブランドだったり企業がマーケティングに使うなら、方言を前面に出してみるとか
・ひたすらBGMを流すチャンネルを作ってみる
・コメント機能やコラボLIVE配信機能を使って大喜利大会をやってみる(その中でいいネタが出てきたら開発やキャッチコピーなどに採用する)
・活用事例にもあげたが、収録配信やライブ配信問わずURL限定公開を使用して会員向けコンテンツを配信。顧客とコラボしてみるのも面白いかも
5. 最後に
在宅勤務が主流となりつつある今、新生活様式に沿った新しい「人の声」を求めているように感じます。
再生数稼ぎの過激なコンテンツではなく、聞き手の気分に合致させたシンプルなコンテンツを人々は求めているのかもしれません。
・今の自分にとって欲しい情報を得られるアンテナ効果
・今の気持ちに寄り添ってくれるメンタルケア効果
・隙間時間に聞くリフレッシュ効果
個人的には、オンラインMTGなどで画面の中にいる人に注意を向ける時間が増えた事で疲れてしまった人が音声配信に流れて来ているのかなとも感じています。
作業をしながらや家事をしながらラジオを聞くと作業が捗るというような経験も皆様にもあったはず。ラジオが持っていたそんな役割を担い、新しく広がりを見せ始めたのが音声配信なのかもしれませんね。
この領域はまだまだブルーオーシャン、皆さんも音声配信初めてみませんか?
デジタルトレンドラボ
社内の有志が集まり、デジタル業界のトレンド調査を行い、社内外に情報発信しています。
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小林 萌
2020年2月にメンバーズに入社。バナー制作を行っています。特技は散財、趣味はヨガ。