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【元製造業ウェブマスターが語る】グローバル企業がコーポレートサイト基盤を統合すべき7つの理由

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国内の大企業だけが海外進出をするという時代はすでに過去のものとなっています。政府は、成長戦略のなかで「中小企業の海外進出」を重要な政策課題として位置づけおり、国や自治体の積極的な支援を追い風として、大企業だけでなく、中小企業を含む日本企業がより一層の海外進出を目指すことが期待されています。

テクノロジーの進化によって、国境を超えたマーケティングはますます容易になってきています。グローバルでデジタルマーケティングを展開することで、お客様の動向を把握し、環境変化に素早く対応、より有効なマーケティング活動が可能になります。

グローバルでデジタルマーケティングを展開するためには、各国で立ち上がっているサイトの基盤を統合する必要があります。なぜ基盤を統合すべきなのかについて、7つの視点で解説いたします。

 

1.グローバルブランディングが確立できます

会社が目指す価値、社会に存在する意義を表すコーポレートブランドは、グローバルで統一される必要があります。

世界各国で展開しているサイトの基盤を統合し、統一されたデザインやテンプレートを利用することで、グローバルに統合されたブランドイメージを向上することができます。それぞれの地域で取り扱う商品やサービスは異なることはあっても、その根底に流れる会社としてのメッセージは統一しておくことが重要です。各国で展開しているマーケティングは、ブランド表現するコミュニケーションの方法としてとらえ、ブランド表現そのものは、グローバルで統一する必要があるということです。
マーケティングの上位概念であるブランドの向上は、基盤統合による最も大きな効果のひとつで、この点だけでも、統合する価値は十分あります。

日本のサイトは日本語であることから、日本の方しか閲覧されませんが、海外のサイトには様々な国の人が訪れます。アメリカのサイトは、中南米各国や欧州・オーストラリア・シンガポールなどの国から閲覧されますし、欧州域内はそれぞれの国のサイトを巡回する利用者もいます。その時に、サイトの構成やデザイン、メッセージが異なっていた場合、信頼できない会社と認識され、ビジネスに繋がらないことが多くあります。この点は、日本のサイトしかご覧にならない日本人の方には、中々理解されないので、注意が必要です。

 

2.サイト更新の効率化が図られます

サイト上のコンテンツ更新を効率よく、正確に実行できます。基盤が統合されていれば、一括してコンテンツを更新したり、他国で発生したコンテンツの間違えを、日本の本社側で修正することが可能になります。
同一のテンプレートを使うことで、本社でデータや写真といったコンテンツ素材を準備し、これを各国へ共有することで、現地の負担は大きく軽減されます。従って更新が容易になり、改善速度が上がるという効果が期待できます。

 

3.コンテンツの流用が可能になります

良いコンテンツの流用が可能になりコストが大幅に削減できます。製品・サービスの導入事例や、技術情報等、お客様のアクセスが多いコンテンツを、ほとんどコストをかけずに他国へ容易に展開できます。
また、実際に販売していない製品やサービスでも、プレマーケティング(実際に販売可能かを探るためのマーケティング手法)と位置づけ、分かりやすい注釈をつけた上でコンテンツを展開し、その製品への反応を見ることも可能になります。

 

4.サイトの改善が容易にできます

基盤が統一であれば、共通のAnalytics Toolが導入でき、各国同士でのサイト分析・比較が可能になります。単一国だけでなく、グローバルで分析を行うことで、サイトの課題をより顕著に認識することが可能になります。また、共同・統一してSEO対策を実施することができ、サイトの流入を促進することが可能になります。
グローバルで複数のサイトを運用し、統一されたSEO対策を取る方が、個々で実施するよりも高い効果が得られます。

 

5.サイト基盤のアップグレードが統一して、容易にできます

サイトは生き物です。テクノロジーは日々向上しています。アップデートには、通常の場合コストが発生するため、予算が無い、また気が付かなかった等の理由で、アップデートを実行しないことが頻発します。これによる、マーケティング効果の低下や、セキュリティ問題の発生などの懸念が発生します。

 

6.経営戦略に連動して、グローバル一気通貫でマーケティング活動ができます

会社の大きなイベント(例:創業100周年、M&Aによる事業拡大等)や、戦略製品のグローバルキャンペーン(各国連動型販促活動)など、様々なマーケティング活動を各国のマーケティング担当者と協力し展開することが容易になります。
各国単一型に比べて、グローバルで連動しマーケティングやキャンペーンを展開することで、飛躍的に大きな効果が期待できます。

 

7.グローバルで強力なチームを構築することが可能になります

少数で連携し様々な施策を実行することが可能になります。
私の経験ですが、基盤を統合することで必然的に生まれるグローバルワンチームを構築できることが、ブランディング向上の次に効果が大きいと考えます。グローバルで情報を共有し、デジタルマーケティング戦略を立案・展開をすることで、社内での知見が一気に拡大します。また、デジタルマーケティング人材は世界中で引く手あまたのため、急な離職も想定されます。基盤が統一されていれば、新しい人材が見つかるまで、本社・他国からのサポートが可能になり、情報発信の遅れが発生しません。
デジタルマーケティングは従来のマーケティング手法を包括し発展していきます。同じ目線で、マーケティングを議論できる強力なチームをグローバルで持っていることは、これからのビジネス発展において不可欠であると考えます。

 

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■コラム執筆者
山村正一
シニアプロデューサー兼戦略プランナー

大手電機メーカーにて(B2C, B2B) 海外営業, 米国駐在中南米マーケティングの責任者を勤める。その後、ニューヨークにてコンサルティング会社勤務後、帰国。前職(B2Bメーカー)ではグローバルWeb Masterとして、世界45サイトを4年かけ統合を指揮。アメリカ在住10年、台湾在住2年など、ビジネスライフの半分以上を海外で過ごす。ビジネスで訪れた国は中南米、アジア、インド、欧州など37か国。2018年メンバーズ入社。クライアント側での長いマーケティング経験を活かして、グローバル支援を推進中。

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