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オンラインマーケティングやユーザーテストに!「感情分析AI」体験してみた

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オンラインコミュニケーションの弱点

「目は口ほどに物を言う」「顔色をうかがう」「鼻息を荒くする」という慣用句にもあるように、相手の気持ちや心情を深く察するためには、会話以外のノンバーバル(非言語)コミュニケーションが非常に重要なファクターとなってきます。しかし、zoomやskypeなどを用いたオンラインでのコミュニケーションでは、こうしたノンバーバルな情報は得づらくなっているのではないでしょうか?

このような環境下でのコミュニケーションに効果が期待されるのが、文章や音声、表情などから感情を読み取り数値化する「感情分析AI」です。
今回は表情による「AffdexMe」(https://affectiva.jp/)のAndroid版体験版アプリを実際に使ってみました!

 

感情分析AIを使ってみよう

<流れ>

1.アプリをダウンロードする
2.ジャンルの異なる本を5冊プレゼンする

3.アプリでの表情分析の結果と、聞き手が実際に興味を持った順位を比べてみる

※ 実際のアプリ画面
 (怒り/嫌悪/恐れ/喜び/悲しみ/驚きの6感情についてパーセンテージが表示される)

<結果>

興味を持った順位

アプリによる表情分析

1.青春マンガ

喜び、驚き

2.料理

3.実用書

喜び、驚き → 無

4.小説

喜び、驚き

5.経済

悲しみ

<感想>

好意的な印象をもった本にはおおむね「喜び、驚き」の表情が現れていましたが、経済の本で「難しそう、興味がないな」と思った瞬間を、アプリは見逃しませんでした。悲しみ(sadness)の数値の数値が上昇し、聞き手本人も自覚していなかった表情の変化が察知されました。

ちなみに「無」は、料理に興味を持っていたためまじめに聞いてくれた結果のようです。本当に真剣なとき、人は無の表情になるのかもしれません。

体験版アプリでは瞬間的な数値しか出ないため、連続的な分析などは難しいですが、視聴者の感情を連続的に把握・分析できる製品も出ており、より深い分析が可能になっています。

製品版の画面例(https://affectiva.jp/service/mr.htmlより)

例えば、オンラインでの商談や打ち合わせで感情分析AIを利用して相手の反応が好意的か否かを調べたり、ウェビナーでは聴衆がどのくらい興味をもって参加しているか知ることもできます。

また、感情分析AIをユーザーテストに取り入れることで、広告等のクリエイティブをより効果的にすることも期待できます。
カラフルなチョコレートで有名なMARS社は、感情分析AIの会社と共同で調査を行い、短期的な売上を従来よりも正確に予測し、更には表情解析を自己予測と組み合わせることで75%の精度を得られたと発表しています。
(参考:https://affectiva.jp/case/mars.html

数値化することでコミュニケーションの受け取り手の先入観を減らし、時には話し手も気付かなかった感情を掬い上げることもできる感情分析AI。興味を持たれましたらぜひ試してみてください!

 

コラム執筆

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木戸希望

2019年10月にメンバーズに入社。デザイン・フロントエンドや提案に奮闘中です。
夏バテ防止のブルーベリー酢にお熱です。
(スペシャルサンクス・表情分析させてくれたKさん)