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DX時代に市場価値を高める重要なスキルとは

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2019年に経産省発表した「IT人材需要に関する調査」によれば、先端IT人材の数だけで2020年には6万人、2030年には約38万人の人材が不足するという予測がでています。コロナ禍でデジタル化はより一層加速していくとみられ、IT人材の需要は高まり続けるでしょう。

出典:平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(IT人材等育成支援のための調査分析事業) ー IT人材需給に関する調査 ー 調査報告書 P.37

 

上記のレポートでは、先端IT人材を AI、IoT、ビックデータ等の先端IT技術の利活用を行う人材として定義されていますが、変化の激しいIT分野ではまた新たなスキルの需要が高まっています。ビジネス向けSNS「LinkedIn」が企業の必要とする能力(ソフトスキル*1とハードスキル*2)について調査を行なったところ、「ブロックチェーン」が2020年に最も需要のあるハードスキルであることをブログで報告しました。昨年までは、クラウドコンピューティング、AIといったハードスキルが主要なスキルとして上げられており、ブロックチェーン技術は見向きもされていませんでした。

*1ソフトスキル ••• その人の振る舞いや思考、個性を指すスキル
*2ハードスキル ••• 専門知識や技術的な能力を示すスキル

出典:The Most In-Demand Hard and Soft Skills of 2020

 

 

なぜ近年になり、ブロックチェーン技術の需要が高まってきたのでしょうか?市場調査会社のGartnerは、2019年のレポートでブロックチェーンがハイプ・サイクルの幻滅期の谷底へ向かっているという見解を発表しました。ハイプ・サイクルの幻滅期とは、実験や実装で成果が上がらないため、テクノロジや市場への関心が薄れたフェーズのことを指します。

出典;Gartner「ブロックチェーン ・テクノロジのハイプサイクル:2019年」

 

幻滅期においては企業が実証実験を行いブロックチェーン活用の検討を進めるものの、技術が未成熟な面があり産業の需要が満たせなかったり、成功例が少なく実装イメージが得にくいという課題があり停滞した状態が続くとされます。しかしながら、Gartnerのレポートによれば、ブロックチェーンは2021年までに幻滅期を脱し、2028年にはテクノロジとオペレーションの両面で実用的な拡張性を得て、普及が本格がすると予測されています。

先ほどのビジネス向けSNS「Linkedin」の調査の中でも、IBM、オラクル、JPMorgan Chase、マイクロソフト、Amazon、アメリカン・エキスプレスなどの世界の有力企業がブロックチェーンのスキルを持った人材の雇用を進めていると述べられています。

また、国内においてもブロックチェーンの活用を推進する動きがあります。2020年3月6日に新経済連盟は、日本ブロックチェーン協会の協力のもと、『ブロックチェーン国家戦略に向けた提言(事例分析編)』を作成し、IT担当大臣ほか関係大臣に提出したことを発表しました。

参考:新経済連盟『ブロックチェーン国家戦略に向けた提言(事例分析編)』

 

本資料では、冒頭でブロックチェーンの活用意義を説明すると共に、国内企業のブロックチェーンの活用事例として20の事例について説明されています。その事例は、ソラミツ社によるカンボジア中央銀行のデジタル通貨本番運用の事例であったり、bitFlyer社による個人主権型IDサービス、不動産賃貸プラットフォームなど金融分野に限らない様々な事例が掲載されています。

今後、企業でのブロックチェーン活用が進むことにより、益々ブロックチェーン技術を有した人材の市場価値が高まり、求められていくことでしょう。そして、ブロックチェーンが普及していくことで企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)も一層進展していくと考えられます。

最後に、我々メンバーズは企業のWEB運用・SNS運用を支援することに限らず、DX(デジタルトランスフォーメーション)全般に関する運用をご支援し、デジタルビジネスの成果型運用支援で世界一を目指しています。DXでお困りの皆様は是非ご相談ください!

 

コラム執筆

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デジタルトレンドラボ

社内の有志が集まり、デジタル業界のトレンド調査を行い、社内外に情報発信しています。
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瀬崎 正太郎(せざき しょうたろう)

2014年4月メンバーズに入社。メンバーズのEMC事業にて大手カード会社・大手金融機関のプロデューサーを担当し、現在はEMC推進室事業企画グループ所属。企業のデジタルマーケティングの運営支援を総合的に行い、ビジネス成果向上を目的とした専任チーム提供するエンゲージメント・マーケティングセンター(EMC)を推進しています。