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やってみてわかった!ユーザーテスト-実践編-

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初めまして!
株式会社メンバーズ サービス推進室 IoT/アプリ活用推進グループの渡邊 愛です。
前回のコラム「やってみてわかった!ユーザーテスト-準備編-」にてユーザテストのための準備が完了しましたので、
今回のコラムでは「実践編」として、実際に行ったユーザーテストについてご紹介いたします。

 

1.ユーザーテスト実践編
2.テストの手法
3.結果
4.まとめ

 

1.ユーザーテスト 実践編

今回のユーザーテストは、ユーザー1名につき、インタビュアー1名・書記1名ずつの1:2でユーザーテストを実施しました。
被験者であるユーザーには、XDで制作したアプリのプロトタイプを実際にスマホで操作してもらいました。
今回のテストのスタートからゴールまでをこちら側で設定し、ユーザーが設定されたゴールを達成するまでをテストしました。

 

2.テスト方法

いくつもあるユーザーテストの手法から、今回は次の2つの手法を使用しテストを行いました。

 

1つ目は、思考発話法です。

思考発話法の特徴は、ユーザーに考えていることを話しながら、実際に操作してもらう手法です。
メリットとしては、ユーザーが何を考え、どう解釈し、どのように行動するのかを詳細に把握できることです。
デメリットとしては、ユーザーが操作に真剣になるあまり、口に出すのを忘れてしまう可能性があるということです。

 

2つ目は、回顧法です。

回顧法は、操作の完了後に、ユーザーの行動に対する質問をユーザに直接質問する手法です。
メリットとしては、ユーザーに操作後、直接意見を聞くことができることや、自然な状態でテストを行えることです。
デメリットとしては、ユーザーが自らの行動に対し、後付けで理由を産み出してしまう可能性があるということです。

 

3.結果

事前に募集した5名の方に実際にユーザーテストを行った結果、UI面と機能面でそれぞれ以下のような結果が得られました。

 

UI面

・デザイン時には思っても見なかったところで、ユーザーが躓いてしまう

・こちら側の想定以上に、チュートリアルや文章は見ない傾向にある

 

機能面

・アプリ自体に様々な機能を追加して欲しいとの要望が多数出てきた

・機能の名前で誤解を与えてしまい、本来とは違う使用用途と捉えてしまった

・賛否両論の意見があり、ユーザーごとに異なる結果が出た

 

ユーザーからの要望や機能を全て入れることは困難なため、上記の結果を元に改善していく上で重要なことは、あくまでも一つの意見として受け止め、検討材料とすることです。

 

4.結果

このユーザーテストを通じ、ユーザーの操作の様子や意見に直接触れることで、デザインしているだけではわからなかった問題点や改善点に気づくことができ、自分たちの視野の狭さを改めて実感しました。
ユーザーテストの結果を元に改善を行い、より良いモノづくりを続けていこうと思います。

 

今後、ユーザーテストに携わる方の参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。

参考書籍

ユーザビリティエンジニアリング―ユーザ調査とユーザビリティ評価実践テクニック

樽本 徹也 (著)

出版社 オーム社

こちらの本では、ユーザビリティについての基本から、ユーザーテストの方法や種類、実際にユーザーテストを行う流れなどが具体的に紹介されています。

 

コラム執筆

渡邊 愛(わたなべ あい)

株式会社メンバーズ サービス推進室 IoT/アプリ活用推進グループに所属し、デザイナーを担当。

趣味はショッピング。

最近、寒天ゼリーにはまっている。

 

闐闐 藍(どんど あい)

株式会社メンバーズ サービス推進室 IoT/アプリ活用推進グループに所属し、デザイナーを担当。

趣味はアニメとイラストとぐるフレ。

猫の脇の匂いが好き。

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500回以上のユーザテスト経験を踏まえて、現場で実際にできる「簡易ユーザテスト」について、準備の方法、当日の進行のコツ、レポート作成のパターンなどを余すところなくご紹介しています。Webサイトの課題点の調査、デザインやデザインプロセスの調査、UX改善、設計、ユーザーの行動調査、リサーチ、改善施策など、様々な調査を実施出来ます。実際のテストの様子の動画教材つきです。

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