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Webサイト構築が始まるときに作るプロジェクト計画書のスコープの書き方(Webディレクター/Web担当者向け)

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Webサイト構築におけるプロジェクト計画書とは、プロジェクトを進めていく上で最初にWebサイト制作担当者からクライアントご担当者様へ提示する資料であり、プロジェクトを計画し、推進していく上でお互いに合意を取るために必要な資料です。

ここではタイトルにある通り「スコープ」の書き方について書きます。

ここで重要なのはクライアントとのスコープの共有であり「プロジェクト内容の共有」です。プロジェクトの「作業」や「成果」を説明するときにお互いがスコープを共有していることで、同じ方向に向かってプロジェクトを推進していくことが可能となります。

プロジェクトのスコープはかなり重要でして、ここで過不足があると後のトラブルとなりやすいです。
プロジェクト全体の整備をして、なにをするべきなのかを前項の目的や課題と解決策などから導き出す必要があります。

ここでは3つのフェーズでのスコープをご紹介します。
また、例で上げた内容でも足りない場合もあるプロジェクトもあれば、余分すぎる場合もあるのであくまで例ということで考えてください。

プロジェクトのスコープの例

戦略フェーズ

ヒアリング・RFP確認/オリエンテーション/工数設計/WBS作成/コミュニケーション管理/定例会管理/契約/受注管理/ユーザーテスト/ユーザーシナリオ/ペルソナ作成/CJM作成/KGI・KPI/ロードマップ など

プロジェクトをスタートする場合にはこの戦略フェーズから開始することが基本となるでしょう。具体的な指標などはこちらで設定をしていく、調査などを行った上でKGIやKPIの設定が必要です。プロジェクト計画書はこれらを端的に、且つ分かりやすい方向性を示すためのものですが、戦略フェーズがある程度佳境に差し掛かったら一つの資料としてプロジェクト計画書にまとめ上げるということもあります。

設計フェーズ

シナリオ制作・WF制作/要件定義/タスク管理/システム設計/構築設計/運用設計/画面設計/課題管理/質問管理/リスク管理/環境/サーバー管理 など

設計、というとUIを思い浮かべるかもしれませんがどのようなシナリオでプロジェクトの目的実現に向けて進むことができるのか、要件定義はどうするか、システムは、構築はどう進めるか、構築した後の運用はどのようにするか、それらを実現するための課題はどのように管理するのかなど。

開発・検証フェーズ

システム開発管理/デザイン開発管理/フロント開発管理/開発管理/テスト計画/品質管理/途中経過報告/校正・調整管理/納品成果物/公開対応 など

クライアントにも分かりやすい形になっていくためお互いに手を抜けません。楽しくもあり、辛くもあるフェーズなのでここでもスコープはしっかり定義しておきましょう。これまでのフェーズがしっかりしていればなんらかの形で「やり直し」が発生した場合、なぜ開発までに至れたのかを「戦略フェーズ」「設計フェーズ」での形跡からご説明することが可能になります。

まとめ

プロジェクト計画書は制作担当者とクライアントご担当者がプロジェクトにおける「計画」+「価値観」を共通言語化するものでもあります。
「スコープ」についてはプロジェクトの作業内容の基礎でもあり、成果となります。

「作業」と「成果」をスコープとして認識し、やるべきことを共通認識として持ちましょう。

コラム執筆

鈴木 正行(すずき まさゆき)

第2ビジネスユニット-アカウントサービス第2ユニット所属。宮城県仙台市出身、2011年東日本大震災にて被災、継続的な復興支援として仙台に拠点を立ち上げるというメンバーズに共感し2012年5月に入社。プロジェクト計画から要件定義、設計やフロントエンドエンジニアリング、ディレクションなど業務とする。趣味はラーメン屋巡り、料理、Webの未来について考えること。

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