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社会課題解決と地球温暖化に関する生活者意識調査(CSVサーベイ)2019

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超少子高齢化による人口減少、大都市圏への人口集中による地方の過疎化等、課題先進国の日本。一方で、世界に目を向けると、2015年には、パリ協定やSDGsが国連で採択され、地球温暖化による世界的な気候変動問題や貧困問題、エネルギー問題等ををはじめとして、私たちは今、様々な社会課題の解決が求められています。

こうした中、株式会社 メンバーズでは、社会課題解決、地球温暖化をテーマとして、一般生活者を対象にインターネットを通したアンケート調査(CSVサーベイ 2019)を実施しました。本コラムでは、日本全国1,000名の有効サンプルによる集計結果を公表します。

【アンケート結果サマリー】

<全体を通して>

  • 今回のアンケートを通して、社会課題解決、地球温暖化への関心は高いものの、実際の購買行動、具体的なアクションには結びついていない。その要因の一つに、購買行動に関しては、対象の商品に出会わなかった、そうした商品が分からないが占めている。

  • 社会課題解決、地球温暖化対策に取り組む企業への好感度は高いため、企業は生活者へのプロモーションやコミュニケーションをより一層注力すべきである。

<社会課題解決に関して>

  • 社会課題解決への関心は、全ての層で高いが、男女とも40代以上でその傾向が顕著。

  • 全体の約半数が、商品やサービスを検討する上で、企業の考え方や姿勢が重要であり、社会課題解決に積極的に取り組む企業やブランドの商品を購入したいと回答。

  • 一方で、社会課題解決型商品の最近半年間の購買は、全体の25%に留まる。

  • 社会課題解決型商品購入者の34%が、購入商品を知人に勧めており、男女とも、20代がその割合が最も高い。

  • 意識はしているが、社会課題解決型商品の購入をしなかった理由は、「そうした商品に出会わなかった」、「対象となる商品がよく分からなかった」は、半数以上を占める。

<地球温暖化に関して>

  • 地球温暖化は、約半数が、「非常に関心がある」、「どちらかと言えば関心がある」と回答。社会課題解決と同様、年齢層が高いほど、その傾向は強い。

  • 地球温暖化に対して、60%近くが、厳しい状況であるとの意向であるが、具体的なアクションを起こしているのは、30%程度に留まる。

  • 地球温暖化の解決に対して、58%が企業に対して期待をしており、65%がそうした企業は好印象であると回答。

  • 地球温暖化に取り組む企業として挙げられた上位3社は、以下の通り

    1位:トヨタ自動車
    2位:サントリー
    3位:パナソニック

 

【アンケート調査結果詳細】

Q1:社会課題の解決に関心がありますか。

・全体の55%が「非常に関心がある」、「どちらかと言えば関心がある」と回答。

・特に男女とも40代以上でその割合が高い。

テキスト

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Q2:商品やサービスを検討する上で、企業の考え方や姿勢はどの程度重要ですか?

・関心層と無関心層がほぼ2分する結果となった。

・Q1の結果と同様、60代以上の関心度が高い。

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Q3:社会課題の解決に積極的に取り組んでいる企業やブランドの商品を購入したいと思いますか?

・「積極的に購入したいと思う」、「購入したいと思う」を合わせると、47%を占めた。

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Q4:社会課題解決に積極的に取り組んでいる企業から商品を購入したいと思う理由は何ですか?

・購入理由は、「購入により社会課題解決に貢献できるから」、「商品やサービスに良いものが多いから」、「企業に共感しているから」の順に支持される結果となった。

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Q5:過去半年以内で、社会課題の解決に積極的に取り組む企業やブランドの商品を購入しましたか?

・社会課題解決に関心のある層は半数を占めたが、実際の購買は、25%に留まる。

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Q6:Q5で意識して購入したと回答した方へ。購入した商品を知人に勧めましたか?

・他人への推奨は全体の約1/3に留まるも、男女とも20代の推奨意向は高い。

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Q7:Q5で意識はしていたが購入しなかったと回答した方へ。その理由は何ですか?

・「そうした商品に出会わなかった」、「対象となる商品がよく分からなかった」が、半数以上を占めた。

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Q8:あなたは、地球温暖化問題に関心はありますか?

・「非常に関心がある」、「とちらかと言えば関心がある」は、全体の49%を占める。

・社会課題解決への関心同様、男女とも40代以上の関心が高い。

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Q9:地球温暖化について、あなたのお考えが最も近いものは何ですか?

・全体の58%が、「すでに厳しい」、「やや厳しくなっている」と回答。

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Q10:地球温暖化防止のためにご自身で何かアクションを起こしていますか?

・関心は高く、厳しい状況であることは認識しているが、「積極的に取り組んでいる」、「比較的取り組んでいる」の合計は、全体の31%に留まる。

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Q11:地球温暖化に対する企業の取り組みに関してあなたのお考えに最も近いものは何ですか?

・企業への期待は非常に高く「非常に期待している」、「期待している」の合計は、58%に上る。

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Q12:地球温暖化問題に対して、積極的に活動している企業をどのように感じますか?

・企業への期待に加えて、「とても好印象」、「好印象」を合わせると全体の65%を占め、積極的に取り組む企業の印象も非常に良い。

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Q13:地球温暖化対策に取り組む企業名は思い浮かびますか?

・具体的な企業名が思い浮かんだのは、全体の20%に留まる。

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Q14:Q13で「はい」と回答した方へ。思い浮かぶ企業名を挙げて下さい。

上位3社まで自由回答

1位:トヨタ自動車
2位:サントリー
3位:パナソニック
4位:日産自動車
5位:ソニー

 

今後も弊社では、こうした調査を通して、社会課題の解決を企業のマーケティング活動を通して解決していきたいと考えています。私たちの取り組みにご期待下さい。

 

アンケート調査実施概要

  • 調査実施時期:2019年9月~10月
  • 調査対象者:日本全国 20歳以上の男女
  • 有効回答数:1,000サンプル
    20代:210、30代:210、40代:210、50代:210、60代以上:160(何れの年代も男女比 50%ずつ)
  • 調査手法:調査会社保有のモニターパネルを対象としたインターネット調査

 

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萩谷衞厚

萩谷衞厚

株式会社エンゲージメント・ファースト(メンバーズグループ)
Chief Shared Value Officer
人間中心設計(HCD)スペシャリスト
日本マーケティング学会会員 サステナブル・マーケティング研究会 事務局
環境エンジニア2級

新卒入社の外資系コンピューター会社を経て、2000年より、コールセンター・CRMコンサルティング・ファーム 株式会社 テレフォニー(現 株式会社 TREE)に在籍。コールセンター構築や顧客戦略のコンサルティング業務に関わりながら、2007年以降は、環境映像Webメディア Green TV Japanの立上げ・運営に従事。メディア運営と併せて、経済産業省や環境省、文部科学省の環境に関連する政府広報や省庁プロジェクトに関わる。
前職の事業譲渡に伴い、2015年5月より、株式会社 メンバーズの100%子会社 株式会社 エンゲージメント・ファーストに在籍。Shared Value Agency®として、大手企業を中心に、様々なCSV推進プロジェクトに関わり、現在に至る。
茨城県日立市出身、人間中心設計(HCD)スペシャリスト、日本マーケティング学会会員、環境エンジニア2級
『UX × Biz Book 顧客志向のビジネス・アプローチとしてのUXデザイン』(共著)

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