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デザイン初心者向け!イラレとフォトショで違うオブジェクト整列のコツ

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デザイン初心者向け!イラレとフォトショで違う、オブジェクト整列のコツ

こんにちは、第4ビジネスユニット アカウントサービス第3ユニット 2019年4月クリエイター職入社の松島萌です。

現在はページデザイン業務を中心に、日々業務からインプットしています。コーディングにも徐々に挑戦中です!

今回はAdobe IllustratorAdobe Photoshopで、デザイン制作の際に便利な「オブジェクトの整列」の方法を紹介します。

学生時代にPhotoshop(以下フォトショ)よりもIllustrator(以下イラレ)を使っていたため、業務でフォトショを使う際、オブジェクト整列の仕方に違いがあり若干戸惑いました。今回はその違いと扱い方のコツをお伝えしたいと思います。

 

目次:

 1:イラレの場合

 2:フォトショの場合

 3:まとめ

 

1:イラレの場合

上記のような3つのオブジェクトを整列したいとき。

①ウィンドウから「整列」パネルを開きます。

②「選択ツール(V)」で対象のオブジェクトを全て選択します。(shiftを押しながらクリックで複数選択)

③整列の基準となるオブジェクトだけ、もう一度クリックします。

オブジェクトの輪郭が青くなりました。

この時、キャプチャのように整列の基準が「キーオブジェクトに整列」となっていることを確認してください。

前述の選択対象からクリックで指定したオブジェクトが「キーオブジェクト」です。

④整列パネルから任意の整列を指定すれば…

指定したオブジェクトを基準として揃えることができました!

 

また、イラレではオブジェクトの間隔を数値で指定することも可能です。

キーオブジェクトを選択した状態で、整列ウィンドウの左下「等間隔に分布」エリアに数値を入力します。横のボタンで分布方向を選択すれば、指定した数値で等間隔に分布します。

20(px)と指定すると、下記画像のように間隔が調整されました。

ちなみに、ここまでの手順で「整列したオブジェクトを他のオブジェクトに整列したい」場合などに応用できます。

例えば先ほど揃えた青いオブジェクト3つを、下のピンクのオブジェクトに揃えたいときは、青いオブジェクト3つを選択→グループ化(control+G)すれば、あとは同じ要領で整列可能です。

青いグループオブジェクトを、ピンクのオブジェクトに整列(水平方向中央揃え)させることができました。

 

 

2:フォトショの場合

 

フォトショの場合は、オブジェクトの選択=レイヤーの選択、というイメージです。

①移動ツールで、整列したいオブジェクトのレイヤーをすべて選択します。(shiftを押しながら複数選択)

 

②ワークスペースの上部に、上記キャプチャのような整列ボタンがあります。基本的にイラレとほぼ同じ機能を持っており、ここで指定することでオブジェクトを揃えることができます。「垂直方向中央」を選択すると…

 

このようにオブジェクトの中心を揃えることができました。

ここで注意したいのが、
イラレでは整列の基準となるオブジェクトをクリックで選択できましたが、フォトショではイラレのような方法ではキーオブジェクトを指定できない点です。

つまり、「中央揃え」なら「選択したオブジェクトの中間近くにあるものを基準」に、

「左揃え」なら「選択したオブジェクトの一番左にあるものを基準」に整列するので、注意が必要です。

 

では、イラレのようにフォトショ上でキーオブジェクトを指定して整列するには、どうすればよいでしょうか。


以下の手順で可能です。

1.対象となるレイヤー群を選択し、リンクする
(レイヤーパネルのfxボタンの横にあるチェーンのアイコンでリンクできます)
2.キーにしたいレイヤーのみ選択
3.整列
これで選択したレイヤーを基準に整列できますが、

アートボードを使用している場合はリンクに関係なくアートボードに整列してしまう難点があります。

 

そのため、アートボードの有無にかかわらず整列ができる「選択範囲」を使った方法を紹介します。

 

 

例えば、先ほどのイラレのように「青いオブジェクトたちをピンクのオブジェクトに揃えたい」場合。

フォトショでは選択範囲を基準に、選択したレイヤーのオブジェクトを整列することができます。

 

①青いオブジェクトのレイヤーをすべて選択し、グループ化(control+G)します。

②ピンクのオブジェクトのあるレイヤー上のサムネイルをcontrol+クリックで選択します。

 

 

レイヤーのサムネイルに対してctrl+クリックすると、そのレイヤーにある物の輪郭が選択されます。今回はピンクのオブジェクトが選択されました。

(*サムネイルは下記画像の赤で囲ってある部分を指します)

③整列をかけたいオブジェクトは青いグループオブジェクトですので、

レイヤーパネルではグループを指定します。

④今までと同じ要領で、整列を指定します。今回はピンクのオブジェクトに対し、青いオブジェクトのグループを水平方向中央ぞろえにしました。

 

ちなみに、今回のピンクのオブジェクトのように「選択範囲をしている状態」で何かをコピペすると、選択範囲の中央に自動的に配置することができます。例えばクリッピングマスクしていた写真だけ差し替え、などの場合に便利です。

 

まとめ

 

オブジェクト整列に関して、今回の要点をまとめると以下の3点です。

・イラレはキーオブジェクトを基準に整列ができる
・フォトショは選択範囲を基準に整列ができる
・グループ単位でも整列可能

イラレとフォトショでは、同じオブジェクトの整列でも若干仕様が異なります。案件によっても使用するアプリケーションは異なると思いますが、同じアプローチをしたいときに、双方の操作の違いを理解しておくことで、制作がスムーズになると思います。

 

少しでも参考になりましたら幸いです。

 

 コラム執筆

第4ビジネスユニット アカウントサービス第3ユニット 松島 萌(まつしま もえ)