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カンヌ・ライオンズ2019エントリーでクリエーター力を試そう!

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カンヌ・ライオンズ2019年(Cannes Lions2019)のエントリー作品から、注目の作品を紹介します。
カンヌ・ライオンズ2018年の記事はこちらから>>

カンヌ・ライオンズは、世界3大広告賞の一つ。ここでの受賞作品を見ずしてクリエーターを名乗るな!というのが広告代理店業界での常識。カテゴリーの大幅な見直しなど大改革があった昨年をベースに、今年はさらに2増1減で27ライオン(部門)、会期は5日間に短縮と、かなり密度の濃い状態だったようです。

今回はカンヌライオンズ作品紹介をクイズ形式にしました。お題を読み、各1分程度まずは考えてください。
デジタルクリエイターの方も、企業のマーケティング担当の方も、自分の提案がひらめいたら、実際のカンヌ・ライオンズ作品と比較してください。

■お題1:資生堂からの要請
日本人にとって肌色は一色。けれど本当の肌の色は千差万別。肌の色で差別がおきないよう、いいアイデアはないか?

■お題2:某トラベルサイトからの要請
アフリカ系移民の多い北米では、平均3分間に1度「アフリカに帰れ」と心ない人種差別発言がSNSに書き込まれてる。何か対策はないか?

■お題3:ファッションブランドからの要請
人々が他人に見せびらかすためだけに服を購入することが増え、大量の廃棄と環境汚染を引き起こしている。廃棄物を少なくさせる、けれどブランドイメージを上げる、いいアイデアはないか?

■お題4:某社会的団体からの要請
認知症の人間を排除しないで受け入れる社会にしたい。いいキャンペーンを考えて欲しい。

■お題5:某社会的団体からの要請
総選挙後、新たな内閣が作れず6ヶ月間も空白状態が続いたレバノン政府。これに抗議するため、いいキャンペーンを考えて欲しい。

■お題6:ドイツ女性から魂の叫び
ドイツでは19%という高い消費税(贅沢品のカテゴリー)が生理用品に50年前からかけられている!生理用品って贅沢品?アンフェアでしょ!どうにかして欲しい。

■お題7:Wendy’sからの要請
オンラインゲームって流行っているね。ゲームの中で、Wendy’sをうまく訴求できないかな?今までにない斬新な、いいアイデアはないですか?

■お題8:ボルボからの要請
女性は交通事故の際、男性よりも多くダメージを受けやすい。ボルボはそこにちゃんと対策している。うまく訴求したい!

■お題9:地球からの要請
国連が定めた2030年までにC02の排出を世界で半分に削減するという目標に基づき、消費によって起こる二酸化炭素の排出量を抑えたい。クレジットカードを用いた施策はないか?

■お題10:バーガーキングからの要請
お客さまをなんとかバーガーキングに呼び込めないか?特に、マクドナルドに行こうとするお客を!

■お題11:ドミノ・ピザからの要請
みんながニヤリとする洒落たキャンペーンを考えて欲しい。

■お題12:某社会的団体からの要請
聴覚障害者の人間を排除しないで、受け入れる社会にしたい。いいキャンペーンを考えて欲しい。

■お題13:合衆国をよくしたい!
合衆国の現実を知ってほしい。もっと良くなるはず。みんなにインパクトをあたえるプロモーションビデオが欲しい!

■お題1:資生堂からの要請

日本人にとって肌色は一色。けれど本当の肌の色は千差万別。肌の色で差別がおきないよう、いいアイデアはないか?

あなたならどんな提案をする?
カンヌ作品はこう提案した!
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■受賞作品:
資生堂 “My Crayon Project” (R/GA Tokyo)

色センサーでクラスひとりひとりの肌の色を測り、自分の名前がついたクレヨンに。肌の色はひとりひとりが違うというのを実感できる取り組み。

■お題2:某トラベルサイトからの要請

アフリカ系移民の多い北米では、平均3分間に1度「アフリカに帰れ」と心ない人種差別発言がSNSに書き込まれてる。何か対策はないか?

あなたならどんな提案をする?
カンヌ作品はこう提案した!
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■受賞作品:
カナダのトラベルサイト、Black & Abroadの”Go Back To Africa”

「アフリカに帰れ」と言われるごとに、アフリカの凄さをアピールした動画を流すというアイデア。

■お題3:ファッションブランドからの要請

ソーシャルメディアが生まれ、ファッションの消費は60%も増加。それは、人々が他人に見せびらかすためだけに服を購入することが増え、大量の廃棄と環境汚染を引き起こしている。廃棄物を少なくさせる、けれどブランドイメージを上げる、いいアイデアはないか?

あなたならどんな提案をする?
カンヌ作品はこう提案した!
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■受賞作品:
ノルウェーのファッションブランドCarlingsの”adDRESS THE FUTURE”

他人に見せびらかすためだけなら服を購入せず、アプリでやって!というメッセージ。そんな活動をしているエコ企業であることをそっとアピール。

■お題4:某社会的団体からの要請

認知症の人間を排除しないで受け入れる社会にしたい。いいキャンペーンを考えて欲しい。

あなたならどんな提案をする?
カンヌ作品はこう提案した!
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■受賞作品:
一般社団法人・注文を間違える料理店 “The restaurant of mistaken orders” (TBWA/HAKUHODO)

認知症だから社会不適合じゃない、普通のことなんだ。普通にコミュニケーションできる人たちなんだということを訴えたキャンペーン。

■お題5:某社会的団体からの要請

総選挙後、新たな内閣が作れず6ヶ月間も空白状態が続いたレバノン政府。これに抗議するため、いいキャンペーンを考えて欲しい。

あなたならどんな提案をする?
カンヌ作品はこう提案した!
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■受賞作品:
レバノンの新聞、AN-NAHARの”The Blank Edition”

6ヶ月も空白期間があり社会が止まっているということを空白記事で表現した作品。

■お題6:ドイツ女性から魂の叫び

ドイツでは19%という高い消費税(贅沢品のカテゴリー)が生理用品に50年前からかけられている!生理用品って贅沢品?アンフェアでしょ!どうにかして欲しい。

あなたならどんな提案をする?
カンヌ作品はこう提案した!
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■受賞作品:
ドイツのオーガニック生理用品のオンラインショップ、The Female Companyの”The Tampon Book”

生理用品を贅沢品というなら、贅沢品じゃない形でみんなに提供しちゃおう!というキャンペーン。

■お題7:Wendy’sからの要請

オンラインゲームって流行っているね。ゲームの中で、Wendy’sをうまく訴求できないかな?今までにない斬新な、いいアイデアはないですか?

あなたならどんな提案をする?
カンヌ作品はこう提案した!
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■受賞作品:
Wendy’sの”Keeping Fortnite Fresh”

冷凍肉を使っていない!という企業メッセージを、二次元キャラが行動で訴えている作品。ネットゲーマーへの訴求により、ネット注文への誘導も意識した作品。

■お題8:ボルボからの要請

女性は交通事故の際、男性よりも多くダメージを受けやすい。ボルボはそこにちゃんと対策している。うまく訴求したい!

あなたならどんな提案をする?
カンヌ作品はこう提案した!
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■受賞作品:
スウェーデンのVolvoの”The E.V.A. Initiative”

自己実験に使われる人形は男性体型がほとんど。ボルボは女性体型の人形を用いて実証実験中。女性の特徴にも考慮した安全企業であることをアピール。

■お題9:地球からの要請

国連が定めた2030年までにC02の排出を世界で半分に削減するという目標に基づき、消費によって起こる二酸化炭素の排出量を抑えたい。クレジットカードを用いた施策はないか?

あなたならどんな提案をする?
カンヌ作品はこう提案した!
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■受賞作品:
金融系テック企業、Doconomyの”Do Black – The Carbon Limit Credit Card”

”お金の支払上限”ではなく、”CO2利用上限”で捉えたクレジットカード。

■お題10:バーガーキングからの要請

お客さまをなんとかバーガーキングに呼び込めないか?特に、マクドナルドに行こうとするお客を!

あなたならどんな提案をする?
カンヌ作品はこう提案した!
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■受賞作品:
BURGER KING/FOOD/THE WHOPPER DETOUR

マクドナルドに近寄って初めてでてくるクーポン券。ご丁寧に近隣のバーガーキングへの道案内付き!

■お題11:ドミノ・ピザからの要請

みんながニヤリとする洒落たキャンペーンを考えて欲しい。

あなたならどんな提案をする?
カンヌ作品はこう提案した!
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■受賞作品:
ドミノピザ PAVING FOR PIZZA(ピザのために舗装する)

道の補修を勝手にやっちゃう!直したところにドミノのマーク。街にも人にも、そしてデリバリーするドミノドライバーにも優しいキャンペーン。

■お題12:某社会的団体からの要請

聴覚障害者の人間を排除しないで、受け入れる社会にしたい。いいキャンペーンを考えて欲しい。

あなたならどんな提案をする?
カンヌ作品はこう提案した!
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■エントリー作品:
Entertainment部門ショートリスト
ヤマハ “I’m a Hero Program” (AID-DCC Tokyo)

聴覚障害者にもオーケストラの素晴らしさを知って欲しい。聴覚が難しいなら、視覚・触覚に訴えようとした作品。

■お題13:合衆国をよくしたい!

合衆国の現実を知ってほしい。もっと良くなるはず。みんなにインパクトをあたえるプロモーションビデオが欲しい!

あなたならどんな提案をする?
カンヌ作品はこう提案した!
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■受賞作品:
俳優Donald Glover扮するアーティスト、Childish Gambinoの世界的にも話題になったミュージックビデオ”This is America”

銃社会米国の恐ろしさ、現実をプロモーションビデオにのせて訴えた作品。

さあ、いかがでしたか??

クライアントからのお題にあなたはどのようなアイデアで挑みました?もしカンヌライオンズを超えるアイデアがでたのならぜひお教えください!

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コラム執筆

数藤 雅紀(すとうまさのり)

大手證券、世界大手調査会社を経てメンバーズ入社。戦略プランナーとして、上場企業・グローバル外資企業などの大手企業のデジタル戦略・施策を支援。ネット選挙や新規事業系支援などの先鋭的案件も得意。阿波踊りとフルマラソンを愛する左利きB型。

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