members

members

【決定版】ASO対策(アプリストア最適化)をゼロから始める—対策の手順と理解しておくべきこと<入門編>

Tweet

【決定版】ASO(アプリストア最適化)をゼロから始める—対策の手順と理解しておくべきこと<入門編>

フリー写真素材ぱくたそ

モバイルファーストが叫ばれ、デジタル領域とリアルのマーケティングを連携させるオムニチャネルマーケティングが重要視される昨今、アプリを利用したマーケティングは企業にとって最重要戦略になりつつあるといっても、過言ではありません。

そんな中、いきなりアプリ担当に指名されたり、突然アプリマーケティングのチームに異動になったり…という方も多いのではないでしょうか?

今回は、アプリのDL率を向上させるうえで欠かせないASO対策について、ゼロから始めるASOと銘打ち、<入門編>、<準備編>、<実践編>の全3回に分けて解説していきます。

関連記事

 

第1回の入門編は、ASOとは何か? なぜASOが重要なのか? そして、どのような流れでASO対策を行えばよいか? 事前に理解しておくべきことは何か? について、ご説明します。

目次
1.ASOとは
2.なぜASOが必要なのか
3.対策の手順と理解しておくべきこと
4.まとめ

ASOとは

ASOとは、App Store Optimizationの略称で、日本語では「アプリストア最適化」といいます。

App StoreやGoogle Playストアにおける、アプリ版SEOと考えてみるとわかりやすいかもしれません。

■ASOの目的と2つの軸

ASOの目的は、アプリストアの検索を経由したDL(ダウンロード)率、またはDL数の向上であると言ってよいでしょう。

ASOには、DL率向上のための軸が2つあります:ユーザー獲得軸と、ファン獲得軸です。

ユーザー獲得施策とは、ストア上の表示や設定を工夫することにより、検索順位や、検索結果から詳細ページへの遷移率、そして詳細ページからのDL率を向上させていくものです。

一般的に、ASOというと、このような施策を想像する方が多いのではないでしょうか。

ところが、ストア上の表示や設定を変更するだけでは、DL率を上げるために十分ではありません。

なぜなら、アプリのDAU/MAU(Daily Active Users/Monthly Active Users)や、アンインストール率、レビュースコア等、アプリがユーザーに提供しているUXの質を数値化したデータが、アプリストアのアルゴリズムにより、検索順位に影響を及ぼすからです。

そこで必要となるのが、2つめのファン獲得施策です:ストア上で獲得したユーザーを、アプリ側での定期的な施策やUI/UX改善施策によって質の良いユーザーへと育てます(ファン化)。

ファンとなったユーザーは、あなたのアプリのことが好きになり、毎日ログインして、ストア上によいレビューを書いてくれるでしょう。

逆に、ユーザー獲得施策だけで一時的にユーザー数を稼いだとしても、その後のアプリ体験が悪いものだと、ユーザーは怒って低評価をつけたり、アンインストールしたりしてしまうかもしれません。

ASOにおいては、ユーザー獲得軸とUI/UX改善を含むファン獲得軸の、2つの軸を循環させながら継続的に行っていくことが非常に重要だということを念頭に置いて、具体的な対策を実施していきましょう。

ユーザー獲得軸とファン獲得軸の図解

とはいえ、UI/UX改善施策はアプリの内容や特徴によりそれぞれ異なりますので、本コラムでは、ユーザー獲得施策を中心に、ファン獲得施策の一部(レビュースコアの改善)にも触れつつ、網羅的に解説していきたいと思います。

なぜASOが必要なのか

■63.5%のユーザーがアプリストアの閲覧で新しいアプリを探す

105名を対象に実施したアンケート結果によると、63.5%のユーザーが、アプリストアを閲覧することで新しいアプリを探しています。

米国のユーザーを対象にthink with Googleによって2016年に行われた調査では、48%のユーザーがアプリストアの閲覧を介して新しいアプリを探すと答えました(※1)。

iOSでは65%以上ともいわれています(※2)。

実際に皆さんご自身の経験を顧みても、ストアの検索から新しいアプリを探す方が多いのではないでしょうか?

※1 出典:Mobile app marketing insights: How consumers really find and use your apps
※2 出典:Apple Search Ads

■低コストで継続的なユーザー獲得が期待できる

このコラムでご紹介するASO対策は、App Store ConnectとGoogle Play Consoleの2つの基本的なツール以外は、すべてノーコストで使えるツールを使用します。

ASO対策を行うことにより、低コストで継続的にユーザーを獲得できるようになり、必然的に広告やキャンペーンにかける費用を効率化できます

対策の流れと理解しておくべきこと

では、実際にASO対策を実施するには、何をすればよいのでしょうか。

具体的な対策内容の前に、対策の流れをご紹介します。

対策の流れ

  1. ユーザー動線を理解する
  2. アプリの特徴をつかむ
  3. 適切なKPIを設定する(準備編にて解説)
  4. 具体的な対策(実践編にて解説)

<入門編>では、実際にASO対策に取り掛かる前の前提を把握するために、(1)ユーザー動線を理解すると、(2)アプリの特徴をつかむの2つのフェーズをご紹介します。

(1)ユーザー動線を理解する

最初にするべきことは、ユーザー動線を理解することです。ASOでの基本的なユーザー動線2つを以下に示します。

ユーザー獲得軸とファン獲得軸の図解

1つ目です。ストア検索を行う際、順当に進んでいった場合のユーザー動線です。

ユーザー獲得軸とファン獲得軸の図解

2つ目です。こちらは、検索結果ページに直接表示されるインストールボタンが使用された場合のものです。

検索を経由してDLに至るまでのユーザー動線には、2つあるということを念頭に置いておきましょう。

(2)アプリの特徴をつかむ

ASO対策に取り掛かる前に、自社のアプリの特徴を把握しておくことも、非常に重要です。

自分のアプリがどのような特徴を持つかによって、KPI設定やキーワード対策の方向性が変わります。

※詳しくは、<準備編>で解説します。

アプリの特徴をつかむために、下記の2点をチェックしておきましょう。

  • 知名度があるか(指名検索がメインのワードとして望めるか)
  • 広告やキャンペーンの実施状況(ユーザー動線に影響)

ユーザー動線によって、次に設定していく指標の重要度が異なります。

広告やキャンペーンによるDLが多い場合は、下記のような動線が多くなるでしょう。

広告・CM・キャンペーン・店頭告知等でアプリを知る⇒QR読み込み/広告・CVボタンクリック/指名検索で詳細画面へ⇒コンバージョン

※このような動線がメインの場合、アプリDL計測ツールでの広告・キャンペーンごとの計測が有効です。

まとめ

  • ASOは、ユーザー獲得とファン獲得の2つの軸を含む。
  • ASO対策により、低コストで継続的にユーザーの獲得が期待できる。
  • 基本的な2つのユーザー動線を理解する。
  • 自社アプリの特徴を理解する。

今回は、ASOとは何かなぜASOが重要なのか、そして、どのような流れで対策を実施するかと、実際の対策に入る前に理解しておくべきこと(ユーザー動線とアプリの特徴)を把握できれば大丈夫です。

次回は、<準備編>として、適切なKPIを設定していきます。せっかくのASO対策施策ですから、適切なKPIを設定して、正しくPDCAを回せるようにする必要があります。

関連記事

 

コラム執筆者

清水 聡朱

2018年入社。第1ビジネスユニット アカウントサービス第16ユニット所属。ECサイトやアプリのUI/UX改善、PDCA運用を担当。趣味は囲碁。

Facebook

Web担当者向け資料

ゼロから始めるASO(アプリストア最適化:アプリ版SEO )

ゼロから始めるASO(アプリストア最適化:アプリ版SEO )

ASO初心者の方でも、ASOとは何かを理解し、KPI設定から実際にASO対策施策を行うことができるように、実際の施策実施の流れに沿って、必要な知識や理解しておくべきポイントを解説いたします。

資料ダウンロード

ロゴのデザイン手法(言語化・象形化・構造化)

ロゴのデザイン手法(言語化・象形化・構造化)

Webページに使うアイコンやサービスロゴなどはどのように作るのでしょうか。複数のロゴデザインを手がけたWebデザイナーがロゴのデザインの制作プロセスをご紹介します。

資料ダウンロード