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Facebookセミナーを開催

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株式会社メンバーズ マーケティング企画室 岩下 麻由(@Mayu_Iwashita

皆さま、こんにちは。マーケティング企画室の岩下です。

2010年9月16日(木)「ソーシャルノミクス時代Webコミュニケーション戦略 ~企業がFacebookファンページを活用するメリットとは?~」セミナーを虎ノ門琴平タワーにて開催しました。

今セミナーでは、ゲスト講師としてアメリカでベストセラーとなったエリック・クォルマン著『つぶやき進化論(原題:Socialnomics)』の日本版翻訳者であるOrinoco株式会社取締役竹村氏と株式会社ループス・コミュニケーションズ開発部部長である岡村直人氏をお迎えし、竹村氏からはソーシャルノミクス時代の企業とユーザーとのコミュニケーション戦略のあり方を事例と共に紹介いただき、岡村 直人氏からは企業のFacebookファンページ活用をどのように進めるべきか実践的な内容をレクチャーいただきました。

Orinoco株式会社竹村詠美氏講演
「ソーシャルノミクス時代のWebコミュニケーション戦略」

Orinoco株式会社の紹介の後、「ソーシャルメディア 革命2 (Social Media Revolution 2 日本語版) 」のビデオを上映。

このビデオは『つぶやき進化論(原題:Socialnomics)』の著者、エリック・クォルマン氏がプロデュースしたもので、最新のソーシャルメディア統計で裏付けされ、口コミ(World of mouth)が世界に広がっている状況をダイレクトに体感できる内容になっており、300万回以上再生され非常に話題になりました。(日本語訳バージョンをOrinoco株式会社が制作されています。)

竹村氏はポータルの時代からこれまでのインターネットサービスの変化、ソーシャルメディアへのシフト、トラフィック源の変化を説明し、
「自社サイトへの流入や顧客データ獲得といった自社サイトのみの展開 からソーシャルウェブ(みんなのウェブ)の時代=自社サイトと様々なサービスやソーシャルメディアが繋がり合う時代になった。情報とコンテンツが自社サイトを越えて、ソーシャルメディアが拡声器となり情報が(ウェブ上に)伝播していくようになる。」
とこれからのソーシャルウェブを解説。

ソーシャルメディアの台頭の理由として、ユーザーの変化、テクノロジー環境の変化、社会の変化を挙げ、検索エンジンの課題(キーワードでの検索)もあるため、
これからはソーシャルグラフが付加する情報の価値が高まっていく
とし、具体的な事例としてNike MilesLevi’s(R) Friends Store、オバマ大統領選のプロモーション、ブロガージェーンの海外事例を紹介。

そして、マーケティングの大きな変化として、ソーシャル時代の購入ファネルを説明。ユーザー起因の利用、事後感想、共有からマーケター起因の認知、検討、購入に及ぼす影響が大きくなると解説した。

20100916Facebookセミナー_竹村さん02

ソーシャル上での顧客との関わり方は、傾聴(顧客の声を聞く)がまずは重要、出来れば対話を行う事が望ましい。やんわりと(自社の)ブランドやサービスを理解してもらうのが適切なアプローチであり、長いスパンで考え・取り組む事姿勢が必要との事。
つまり、これからのマーケティングは、いきなり自社(サイト)に招き入れるのではなく、じわじわとユーザーに知ってもらいファンになってもらう事を長いスパンで取り組む事が必要であり、ソーシャルメディアはマスメディアにとってかわるものではなく、いままでのメディアの組み合わせ+ソーシャルメディアで援護射撃をするのがよい、との事。

ソーシャルメディアの活用について
、「共有・エンゲージメントの強化のためには、1.傾聴、2.情報/コンテンツ、3.アプリ、4.顧客に感謝の意味を込めてのベネフィットを与えるという4つを使っていくのがよい。」
とまとめました。

Facebookファンページマーケティングの8つの成功の要因

米国Altimeter Group(ソーシャルメディアの調査でトップの企業)の指標を紹介。
但し、8つを全て出来ている企業は米国でも少なく、自社で行う時の参考の指標にしてくださいとの事。

1.コミュニティの期待値を高める

どういった目的で行うのか、このコミュニティとしてどういったことを許して、どういた事を許可するのか?(そういった事を顧客に対して宣言するのは非常に重要)

2.統一したブランディング

デザインだけでなく、ブランドの価値を考える

3.継続的な情報提供

スターバックスの例を挙げ、販促(商品案内)は少ない。2:8の法則、つまり広告(販促): コンテンツ=2:8の割合が望ましいとアドバイス

4.ブランドの声+リアルパーソナリティ

なかなかできている企業が少ない ハードルが高い

5.ファンとの対話

掲示板でユーザーが書いたコメントに「サンキュー」といった軽い返答をするアクションや、ファンページをカスタマーサポートとして利用する会社はファンに丁寧に応対、など対話方針は企業によって様々。例えば、アメリカの百貨店Macy’sは写真の投稿にのみ返信する対応としている。
網羅的にユーザーと対話するのが理想だが、現実としては難しい。答えたり答えなかったりするとユーザーに思われるよりは、どういった事に対して対応するのかというガイドラインを定める事が重要。

6.ユーザー同士の会話を認める

ファン同士がコミュニティを作って盛り上がるのも重要。
非公式ファンページを許可するのか企業が方針を定めるのがよい。
おススメとしては、企業のファンページでやるのがよい。

7.Foster advocacy(共有を促す仕掛け作り)

「非常に難しい」と竹村氏は前置きし、デオドラントの会社Old Spiceのビデオを媒介にしてファン同士が盛り上がっている例を紹介。

8.Call to Actionの仕組み

最後のまとめ「おさえるべきポイント」

  • まず耳を傾けてから売り込もう!ソーシャルメディアは、巨大なフォーカスグループ
  • 囲い込まずとも、ファンに情報を伝えられる時代
    広告とコンテンツは2:8のルールで
  • 携帯電話はソーシャルメディアを盛り上げるツール
  • ソーシャルウェブ(みんなのウェブ)は巨大なリファーラル(Referral:紹介)エンジン
  • ソーシャルノミクス(みんなの経済)の時代は、何もやらないより失敗して知見をためる事が大事!

と締めくくりました。

実際にマーケティングやコミュニケーションを担当されている方はとても参考になった講演だったのではないでしょうか。

Information

株式会社ループス・コミュニケーションズ岡村 直人氏講演
「Facebookのススメ」

企業からのメッセージが消費者に届かなくなっている昨今、各企業が抱える難しい課題をどのように解決したらよいか?という相談が株式会社ループス・コミュニケーションズに多く寄せられていると岡村 直人氏。

20100916Facebookセミナー_岡村さん01

そのような状況の中、

  • なぜソーシャルメディアなのか?と言えば「そこに人がいるから」
  • これから、ソーシャルメディア活用は総合力の時代へ
    -顧客がどこのソーシャルメディアにいるのか把握する
    -複数のソーシャルメディアでの展開が必要
  • Facebookを勧める理由としては「練習に最適だから」
    最初に学ぶべきこととして、集まる人々に共通する「関心事」は何かが一番重要。積極的な情報発信よりも集まる人の興味・関心に寄り添う姿勢の方がよい。
    「ファンページがあるから(米国企業の約7割が利用している)」「将来性があるから」

とプレゼンした。

Facebookファンページの活用手順

続いて、実際に具体的にどうしたらいいのか?の解として、Facebookファンページの活用手順を以下の順で解説。その中でチェックポイントや投稿のコツ、アプリの紹介など織り交ぜ、実際のFacebookファンページ企画・運営担当の方にすぐに役立つ内容となっておりました。

1. 事前の準備

2. ファンページを作る

3. ファンページへ集客する

4. 自分のコミュニティについて深く知る

5. ファンページを充実させる

6. プロモーションに利用する

最後のまとめ「成功の秘訣」

  • コミュニケーションマーケティングに詳しい人間を雇うこと。
  • カスタムタブかランディングページにトラフィックを流すこと。
  • コンバージョンを出来る限りトラッキングすること。

と締めくくりました。

質疑応答では、
「FacebookのPlaceが先日リリースされたが、ファンページではどのように使っていくべきか?」という質問に対して、岡村直人氏は、
「まだ回答はない。チェックインの機能はプライバシーには注意しないといけない。注目しているのは、米国でチェックインすること=その場に来てもらう事で販促に繋げている事例がある。」と回答されました。

Information

メンバーズ塚本による「メンバーズFacebookサービスのご紹介」

2010年9月10日(金)に開催された「mixi meetup 2010」に参加し、発表された内容を共有。

  • mixiはソーシャルグラフ・プロバイダーへ
    「mixiアプリ スマートフォン対応」「mixi Plugin/mixi Graph APIの公開」
  • 中国・韓国の最大手SNSレンレン(中国で会員数1.5億人)とサイワールド(韓国で会員数2,500万人)と提携を発表。今後プラットフォームを共通化する。

次に、ソーシャルメディア比較表(最新版)として、Facebook、Twitter、mixi、GREE、モバゲーの5社が提供しているそれぞれのプラットフォームの機能比較を解説。

20100916Facebookセミナー_塚本01

Facebookの魅力

Facebookの魅力として、以下を挙げました。

1.ファンページ

2.豊富なアプリ

  • Facebookは、55万本 180カ国100万人以上の開発者(mixiは約2,000本)

3.コストパフォーマンス

  • ファンページ開設やファン維持は無料
  • 会員管理も、マルチデバイス対応もFacebookがやってくれる
  • そして何をするにも安価なアプリがある

4.グローバル

ケーススタディ

ケーススタディとして、当社がコンサルティングを担当させていただいた10月1日公開予定の株式会社良品計画様の「無印良品」ファンページの検討プロセスや検討内容を紹介しました。
(詳細な内容については、資料やUstreamを参照ください。また、10月1日に当社執行役員の原のコラムにてご紹介させていただく予定です。)

Facebookマーケティングサービス

最後に当社のFacebookマーケティングサービスを紹介しました。

1.Facebookファンページ開設支援サービス

  • Facebookファンページ開設支援
  • 自社サイトのFacebook対応

2.Facebook広告出稿支援サービス

今回は雨の中にも関わらず、沢山の方に来場いただき誠にありがとうございました。
当日の来場者アンケートでもご意見いただいておりますが、フィードバックなどございましたら、このブログのコメントや当社のFacebookファンページに書き込みでも結構ですのでお寄せいただければと思います。

20100916Facebookセミナー_終了

Information

アンケート抽選会

当社のFacebookファンページで行っている「Facebookファンページ開設アンケート」を当日その場で回答した方から抽選で竹村氏が翻訳を担当している『つぶやき進化論』が当たる抽選会を行いました。

20100916Facebookセミナー_アンケート抽選会02

このアンケート結果については、集計データを当社のFacebookファンページで公開する予定です。アンケートも引き続き募集しておりますので、(プレゼントはございませんが)答えていただけると大変嬉しく思います。
このアンケート回答が多くなれば、皆さまへのフィードバック(アンケートの集計データ共有)も価値あるものとなると思いますので、是非ご協力をお願い致します。

9/16Facebookセミナーのアーカイブ

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カテゴリ: 未分類
2010年09月22日