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linkedin プレミアム メリットとは?意外と知らないLinkedIn活用術:海外では採用に使われる?

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2003年5月にアメリカでサービスが開始された、世界最大級ビジネス特化型Social Media。

2019年1月現在 世界200か国以上の国々で5億6200万人が登録。 日本上陸は2011年ですが、現在登録者数が290万人と諸外国に比べて少ないため、馴染みのない方も多いのではないでしょうか?日本の人口の半分強のイギリスでの登録者数は、日本の8.6倍です。 登録者数が日本と同程度の国は、韓国、シンガポール、ポルトガル、デンマークなど、日本よりはるかに人口が少ない国々です。

このように、日本ではあまり知られていませんが、海外では、沢山の人が活用していることが分かります。海外で名刺交換をすると、その直後に、繋がりの申請が来ることが多く、通常のビジネスパーソンでアカウントを持っていない人は、まずいないと思っても過言ではないでしょう。

パーソナルはFacebook, ビジネスはLinkedIn これが海外の鉄板です。(最新の傾向では、facebookをビジネスで利用しているユーザーが増えてきています。)

<Linkedinで何ができるの?>

Linkedinで、できる基本的な事を整理してみました。

(1)ビジネス領域での「自己紹介ツール」として利用できる
簡潔に言うとオンライン上での職務経歴書・レジメという考え方です。
卒業した大学や、学んできたこと、資格、職務経歴を時系列で詳細に記載することができます。
達成した業務成績や、得意分野などの記載もできます。自分のスキルについては、Endorsementと言って、上司や同僚、友人などから推奨を受けることができます。また、一緒に働いたことがある人から推薦文を書いていただいたり、ビジネスシーン(例:展示会でプレゼンをやっている姿等)の写真を掲載することもできます。
海外では、自身のセルフブランディングという位置づけで活用している人が多く、キャリアアップを意識している人は、内容がとても充実しています。
キャリアの棚卸、今後のキャリアプランや、自分が歩いてきたビジネスの軌跡等が確認できるなど、ビジネスパーソンとしての足跡を確認できます。

(2)ビジネス人脈の構築
ビジネスで名刺を交換した人とつながって、さらにその先にどのようなビジネスパーソンが繋がっているかを知ることができます。人によっては、これを営業ツールとして利用している方もいます。日本では、上司と繋がるという方は、まだ少ないですが、海外では当たり前、担当者に会い、LinkedInで繋がると、その上司が誰かが分かります。一般的に上司は担当者より決定権を持っているのでそこに営業をかける、というビジネス戦略です。

自分と直接繋がっている1次コンタクトの方から、その先の繋がりを見ることができ、思いがけず人脈が広がるのも魅力のひとつです。

(3)著名な専門家と繋がることができる
著名なプロフェッショナルの方は必ずLinkedInのアカウントを持っていらっしゃいます。有名の方の発言をフォローしたり、直接コメントを送ったりすることもでき、返事をいただくこともあります。また、様々なカテゴリーの情報グループがあり、その中で情報交換や議論をすることも可能で、専門家に対して質問をしたり、グループからアドバイスや意見をもらえることは、極めて有益です。特殊な能力を持っている人を検索し、ビジネスパートナーとして繋がることも可能です。
実際に、海外のスタートアップ企業では、LinkedInを介して起業する会社があります。

(4)企業や業界情報が分かる
独自でLinkedInのアカウントをオープンいる会社はたくさんあります。企業の生の活動情報や、横断で競合の情報を閲覧すると、最新の業界動向が分かってきます。LinkedIn専任の担当者を設けて、積極的に情報発信をしている企業も多く、特にアメリカでは、多くの投資家が企業のアカウントをチェックしています。

(5)仕事を探せる
たくさんの企業がLinkedInに求人情報を掲載しています。応募したい企業や求人に直接応募することができますし、企業側も積極的にLinkedInを通じて良い人材を探しています。ヘッドハンターやリクルート会社もLinkedInを検索し、欲しい人材へは直接スカウトをかけてきます。アカウントをオープンしたら、転職活動のステータスを登録できます。

求職活動を行っている場合には、①積極的に仕事を探している ②どのようなものがあるか チェックしている。③仕事は探していないが、良い話があれば聞く用意がある。④どのような オファーにも関心ない の4段階の中から選択できます。この内容は誰にも公開されません。 求人情報の配信時期の判断に利用されます。

(6)グローバルに繋がることができる
自身のプロフィールや専門性を英文で記載することによって、世界中の人と繋がることが可能になります。個人的には、これがLinkedInの最大の魅力だと感じています。グローバルでビジネスオピニオンを交換したり、意見を求めたりすることができ、ビジネスシーンが大きく広がるのが魅力です。

<Linkedinの企業ページ>

Linkedinでは、個人だけでなく、会社や団体のページを作成することができます。

(1)企業(会社や団体)の情報発信
新商品の発表、プレスリリースや取材に取り上げられた記事など企業の情報を掲載することができます。会社のアカウントは無料で開設できますが、簡単な企業紹介文と投稿しかできず、発信できる情報に限界があります。そこで、利用したいのが、有償の「キャリアページ」です。有償版を利用すると「カルチャー」と呼ばれるページを追加することができ、より詳しい企業紹介や社員の紹介、フォトギャラリー、社員ブログなど、会社の詳細情報を発信することが可能になります。このページが充実していることで、企業イメージを上げ、ブランディングができるだけでなく、優秀な人材確保にも役立てることが可能です。ホームページでは、社員紹介や会社の催し物、社員のブログなど掲載が難しいので、Linkedinの企業ページ・カルチャーで生の企業文化を発信するという考え方です。

(2)プロモーションやプレスリリースの発信
ホームページ同様、Linkedinでは、企業のプロモーションやプレスリリースを発信することができます。全世界で5億人を超えるユーザーがビジネスで利用しています。特定の企業ページをフォローしているユーザーは、その企業に興味があるので、情報を拡散してくれる確立が高いというメリットがあります。Facebookを活用されている企業も多いですが、投稿者やエンゲージメントなどによって露出量が調整されており、企業による投稿は露出を減少させる 傾向にあります。Linkedinは、このような調整が行われていないため、より拡散しやすいというメリットがあります。

(3)営業ツールとしての活用
有償ですが、linkedin プレミアム会員になって使うことができるツールがあります。
*ビジネスプラン
●つながりのないLinkedInメンバーにコンタクトが可能(15通/月)
●過去90日間に自分のプロフィールを見た人、その人がどのようにして閲覧に至ったかを確認できる
●3次コンタクト*までのプロフィールと提案プロフィールをリミットなしで閲覧可能等
3次コンタクト:直接繋がっている人(1次コンタクト)に繋がっている人
(2次コンタクト)の更に先に繋がっている人のこと

ビジネスプランでは、つながりのない人にメッセージを送ることが可能となります。
営業活動ツールとして使いたい場合に向いています。
*営業プラン
●linkedinプレミアム検索フィルターで膨大な検索結果の中から探している人をピンポイントで検索が 可能
●つながりのないLinkedInメンバーにもコンタクト可能(20通/月)
●過去90日間に自分のプロフィールを見た人、その人がどのようにして閲覧に至ったかを確認できるビジネスプランの強化版です。

(4)採用ツールとしての活用
こちらも有償になりますが、linkedin プレミアム会員の採用プランに加入して
●テンプレートを使って候補者に効率的にリーチできる(30通/月)
●3次コンタクトまでのプロフィールを無制限に閲覧が可能。
●候補者のデータベースを一括で管理できる
このプランを使って、有力な候補者との関係強化を図り、採用に結びつける戦略が取れます。Linkedinを使って積極的に人材採用を実施し、実績を上げている企業は楽天、メルカリ、パナソニックがあげられます。いづれも採用コストの大幅削減、早期採用実現などメリットがあります。
現状では、楽天やパナソニックのようにグローバル人材の採用に、成果が上がっていますが、今後は日本での日本人採用に向けても施策が計画されているようです。

https://www.linkedin.com/premium/products?family

<Linkedinのマーケティング活用 海外 vs 日本>

会社のホームページで、マーケティング部門や広報が型にはまったテンプレート型の
コンテンツでは、中々拡散しません。ストーリーがあり、ドラマチックであればあるほど人は共感して、そのことを他の人に伝えたいと思うようになる、その意味で、Linkedinを使って社員が積極的にストーリーのある情報を熱く伝えていくと、加速度的に拡散されていきます。
「パーソナルな実話」は真実味があり、とてもパワーがあります。上手にLinkedinを使って、ストーリーを伝えていくと、気がついたら、商品が売れていたという話も聞きますね。

海外では、Linkedin上で、とても上手くストーリーを伝え、時にはお客様から「この話もう少し先を聞かせて欲しい。」といったメッセージを受けることがあります。会社にではなく、個人に直接相談が来るようになります。
日本では会社と会社で話をして、議論をして、何度も会議を重ねて、場合によっては、トップ同士が会食やゴルフなどで親交を深めるなどのビジネスプロセスがありますが、これでは、現在のビジネススピードに追い付いていけません。グローバルでのビジネス拡大を考えている企業にとって、スピードは極めて重要です。
Linkedinは転職支援のSNSと考えている方が多いと思いますが、今後は強力なマーケティングツールとして、地位を確立してくると考えます。

 

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■コラム執筆者
山村正一
グローバル&インバウンドチーム所属
2018年入社
メーカーで海外営業を長年勤め、Global Web Masterとしての実務経験あり。社会人になってからは半分近くを海外で過ごす。グローバルサイト統合をメインに奮闘中。

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