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複数セグメント選択時の落とし穴:GoogleAnalyticsを使ってアナリストの道へ踏み出そう(1)

こんにちは。メンバーズの小笠原です。

2017年に入社して以来、広告運用や分析業務を担当してきました。現在はGoogleAnalyticsを活用しながら駆け出しアナリストとして、日々業務をしております。
ここでは、まるっきり初心者であった私がGoogleAnalyticsを触ってきて悩んだ部分、困った部分を皆様にお伝えしようと思います。
記念すべき第一回目は、”複数セグメント選択時の落とし穴”についてです。


複数セグメント選択時の落とし穴!?

まず、”セグメント”とは何でしょうか?

セグメントとは、セッション、ヒット、ユーザー単位でデータを絞込める機能です。
この機能は、自分が見たいと思ったデータのみを抽出できるので、ぜひ活用しましょう。
しかし注意しなければならないのは、便利なこの機能にも、”落とし穴”があるというところです。
今回は自分の体験を踏まえて説明をしていきます。

 

STEP1

下の画像では、セグメントを複数かけて数値を抽出しています。
GoogleAnalyticsでは、一度に4つまでセグメントをかけることができます。

セグメントを複数かけて数値を抽出しています。

GoogleAnalyticsデモアカウントより

 

STEP2

下の画像のように、特定の1セグメント内で設定しているセッション日の期間を変更して、数値を再度抽出しました。

特定の1セグメント内で設定しているセッション日の期間を変更して、数値を再度抽出しました。

GoogleAnalyticsデモアカウントより

 

こういったセグメントの変更は、GoogleAnalyticsを使用したことがある方は経験があるのではないでしょうか?

しかしこのセグメントの複数選択にこそ、”落とし穴”が存在します。
それは、

”複数のセグメントがかかっている状態で一つのセグメント条件を変更した場合、
全体の数値が変わってしまう”

という現象を引き起こす場合があります。

セグメント条件を変更した結果、すべての数値が変動する場合があります。

GoogleAnalyticsデモアカウントより

今回、上図を抜粋したアカウントではデータ量の関係で再現ができませんでした。
しかし変動が生じた場合、上図で表示しているすべての値で、多少の差分が発生する場合があります。
私も実際、複数のセグメントを選択した状態で、
その内の一つのセグメントの”セッション日”という指標の期間設定を変更した際、
全てのセグメントで数値が変わってしまい焦りを覚えました。

この現象の原因として“サンプリング値”が挙げられます。
“サンプリング”とは、抽出するデータ郡のセッション数が一定数を超えた場合、
全データではなく、一部の傾向からレポートを抽出することです。
そしてこのときに抽出された数値が”サンプリング値”と呼ばれます。

以上をまとめると、

”セグメントを複数かけると、処理するデータ量が増えサンプリングがかかり、
抽出データに影響が出てしまう”

ということになります。


いかがでしたか?
GoogleAnalyticsを使用している皆様の中には、思い当たる方もいたのではないでしょうか。
今後も、実務で得たGoogleAnalyticsの知識をお伝えしていければと思います。
少しでも皆様の手助けになれば幸いです。

 

記事一覧

GoogleAnalyticsを使ってアナリストの道へ踏み出そう!~第二回:リピートの回数や間隔について~
 


■コラム執筆者

  • 氏名 : 小笠原佳祐 (おがさわらけいすけ)
  • 年次 : 2017年度 株式会社メンバーズ 入社
  • 部署 : パフォーマンスマーケティング室 第2パフォーマンスマーケティング

 

■関連情報

リサーチ/コンサルティングサービス


カテゴリ: Googleアナリティクス, Webサイト運用運営
2018年04月23日

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