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Weibo(微博)とは何か?インバウンド担当なら絶対知りたいウェイボー7つの基本!

中国現地向けだけでなく、訪日インバウンド客向けPRなど、数年前から日本企業のビジネスにも利用されるようになったWeibo(微博)。中国版twitter(ツイッター)とも呼ばれるWeiboの勢いは、未だに衰えません。中国語読みもそのままウェイボーです。

そこで改めて、初めて企業のインバウンド(訪日外国人向け/海外向け)の担当者になった方向けに、Weiboについて、まずは抑えておきたい7つの基本情報をご紹介致します。

Weiboの7つの基本

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①Weibo(微博)とは?

weiboとは

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Weibo(微博:読み方ウェイボー、以下Weibo)は、2009年より開設されて以来、中国圏最大のソーシャル・メディアとなっています。中国本土のみならず、香港や台湾、アジアや欧米その他多くの中国語圏で幅広く利用されており、また越境ECやインバウンドプロモーションの一環としても多くの日本企業に利用されています。

ユーザー数は中国国内外合わせて約7億人、月間アクティブユーザー数3.76億人、企業アカウント130万、と世界でも最大規模の人気SNSとなっています。ユーザーの平均滞在時間は1h/日、スマートフォンユーザーが9割です。また登録ユーザーの男女比は約6:4で男性のほうが少し多く、年齢層は30歳以下が全体の8割を占めています。(※1)

※1 出典:2017微博用户发展报告(2017年9月) スライド5枚目


②WeChatとの違いは?

WeChatとの違いは?

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中国においてよく使われるソーシャルメディアは「Weibo」と「Wechat」です。
WeChatは中国版LINEアプリとするならば、Weiboが中国版ツイッターアプリです。2017年からは、最近は、ツイッターやフェイスブックとの中間の立ち位置にいる印象を受けます。Wechatは中国で広く用いられていますが、どちらかと言えば友人とのやりとりに特化したクローズドなツールであるため、広く情報を拡散や収集したい場合にはWeiboがおすすめです。

▼WeChatとの違いの詳細は、こちらの記事をご参考ください。

WeChatとWeibo(微博・ウェイボー)の活用方法の違い ~大学生に今のWeiboを聞いてみた~


③運営会社は?

運営会社sina

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Weiboを運営しているのは、中国最大手メディア運営会社であり、最大の広告会社の新浪公司(シナ、英語社名:SINA Corporation)と呼ばれる会社です。(※2)Weiboの他に、中国国内ではポータルサイト新浪(中国国内で最大手のポータルサイト)というのも運営しています。

※2 出典:日本公布2011年中国畅销商品排行榜 新浪微博居首


④アカウントの種類は?

アカウントの種類は?

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Weiboのアカウントは以下の3つに分かれています。(※3)

1.一般アカウント
「Weibo(微博)」を利用する際の一般的なアカウントです。
テキスト140文字、画像、動画を投稿することが可能で、ユーザー同士での投稿・共有などのSNS機能を利用ができます。

2.個人認証公式アカウント
有名人/著名人が取得可能な個人アカウントです。
取得することにより、「Weibo(微博)」アカウント名の横に黄色の「V」マークが表示されます。

3.企業公式アカウント
企業アカウント(公式法人アカウント)は日本企業含め150万企業が存在し、ユーザー向けに自社情報を発信しています。アカウント作成自体は現地企業であれば容易にコストなくできるため、Weiboは対策としてUSD 1,080(税込)で企業公式アカウントを取得できる認証制度を設け、偽アカウントと区別できるようにしています。個人認証公式アカウント同様、取得することにより、「Weibo(微博)」アカウント名の横に黄色の「V」マークが表示されます。 オフィシャルのアカウントから情報が発信されることで、初めてユーザーやファンからの信頼につながることから、中国では多くの有名企業や行政機関が、「V」マークのアカウントから情報を発信しています。
また近年では中国法人のない日系企業がインバウンド向けに作成するケースが増えています。

※3 出典: Weibo公式サイト


中国人はどんな使い方をする?

広告大国の中国(※4)では、商品を購入する際に「口コミ」を特に重要視するという傾向が見られます。
そのため中国人の方々が、Weiboを使用して、Weibo内で投稿されている無数の商品やサービスの口コミを確認し、その情報を元に日々商品の購入を検討しています。また自分のフォローしているアカウント(芸能人、自動車、アニメなど)の投稿のチェックも行っています。 (※5)

※4 出典: 中国 世界2位の広告市場に

※5 出典: 2017微博用户发展报告(2017年9月)スライド21枚目


公式アカウントで何ができるの?

公式アカウントで何ができるの?

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一般アカウントではできない以下の4つのサービスがあげられます。(※6)
これらのサービスでWeiboの公式アカウント運用での仮説の効果検証を回すことが可能です。
・微博アカウントページのカスタマイズ
・イベント実施機能
・決済機能を利用したEコマース展開
・各種広告配信サービス利用

※6 出典: Weibo公式サイト


なぜ、中国顧客向けの訴求にWeiboが必要なの?

中国のインターネットは「金盾(きんじゅん)/グレートファイヤーウォール」と呼ばれる中国の検閲システムの影響により、世界で当たり前に使われているグーグル、FacebookやTwitterなどの主要なサービスには基本的にアクセスできません。そのため、中国の顧客に伝わる情報発信方法はほぼ以下の方法に限られています。

①中国のサーバーにWebサイトを設置して情報発信する
②CDNサービスや香港サーバーを利用して情報を発信する
③WeiboやWeChatを利用して情報発信する

状況によりますが、中国向けwebサイトやランディングページなどが揃ってない場合は、先にweibo(やwechat)を先に実施する方が良いかもしれません。理由として、検索エンジンの最適化などによる集客は比較的に時間がかかるためです。
Weiboの場合では、前述通り、全世界7億人以上、月間アクティブユーザー数3.76億人を抱える中国圏最大のソーシャル・メディアであるため、上記2つの方法に比べ、比較的に簡単かつ低コストで中国国内顧客に訴求ができます。

 Weiboを使用した場合の企業と消費者の行動イメージ

Weiboを使用した場合の企業と顧客の行動イメージ

企業:
Weiboを通じ、自社の企業情報、商品情報や直接購買行動に繋がるクーポンなどをユーザーにダイレクトに提供し、実店舗やECサイトに誘致。

消費者:
Weiboで気になる企業やフォローしている企業の商品情報や口コミを事前に探索し、実店舗やECサイトで購買行動に移す。購買後にWeiboに口コミを残す。


まとめ

以上、簡単ではありますが、Weiboについての7つの基本情報を紹介しました。
中国顧客向けPRに今後Weiboの活用はますます重要になってきます。ぜひ活用をご検討されてみてはいかがでしょうか?

■コラム執筆者

株式会社メンバーズ 第4ビジネスアカウント 張 孜翔

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