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メンバーズが考えるUXデザインプロセス

UXデザインチームで主に戦略を担当している川田です。みなさんのチームでUXデザインはどのように行っていますか?
最近さまざまなデザイン手法がプロジェクトに取り入れられてきています。有名なところでは、5日間のタイムボックスで区切ってアイデアからプロトタイピングを行う「デザインスプリント」(google)、デザイナーが生活者に深く共感することで課題を解決していくデザインプロセスを、デザイナー以外の人にも使えるようにした「デザイン思考」(IDEO/スタンフォードdスクール)などがあります。そんななかメンバーズでは下図のように、ステップを6つにわけて考えています。

図1:UXdesign by members

この図の元になっているのは「人間中心設計のプロセス (ISO9241-210)」です。

そのプロセスを元に言い回しを普段の業務にあわせ、わかりやすい言葉に置き換えています。その上で我々なりの考え方を盛り込んでいます。

その一連のプロセスのポイントは3つあります。
1. プロジェクトは終わらない
2. どこからでもはじめることができる
3. もっとも大切なことは形にすること


1. プロジェクトは終わらない

図2_スパイラルアップ

今、ウェブサイトやアプリ、サービスは最初に作ったものがそのまま大当たりすること非常にまれです。FacebookやAirbnbがピボットをしながら今の形に行き着き、大きな成功を収めています。その意味でプロジェクトにゴールはなく、サイトをリリースしてからが本番です。なのでプロセスを終わりがない「円」で表現し、その円が同じことを繰り返すのではなく、「スパイラルアップ」していくことでより良い方向に進んでいけることを目指しています。


2. どこからでもはじめることができる

図3_UT

UXデザインというとプロセスが厳密で決まった型にはめていくことをイメージされる方が多いように感じています。実際にはそうではなく、創って、実際のユーザーに評価してもらうことがもっとも重要です。リニューアルであればユーザー評価から始めることもあります。すでにペルソナ、カスタマージャーニーマップ(AS-IS)があるならば、ユーザー体験設計からはじめることもできますし、再度ユーザー調査でペルソナに肉付けすることからはじめることもできます。何をどのように始めたいかというご要望にあわせて、プロジェクトを設計していきます。


3. もっとも大切なことは形にすること

図4_プロトタイプ

すべての答えは利用者が持っています。その利用者になるべく早く評価してもらい、改善していくことで成功に近づいていきます。ただ「こんなこと考えてるんだけど・・どう?」だけでは、普通の人は「・・ああ、いいんじゃないの」とか言ってくれるでしょう。それは評価してもらっているのでしょうか?きっと違いますね。ではどうしたらいいのでしょう。「触れるもの」を渡して、それを触ってもらって初めて感想を持ってくれます。だからこそ「形」にすることにこだわっていきます。

いかがでしょうか。プロジェクトにおいて、始めからたったひとつの「答え」はありません。だからこそ計画的に試行錯誤をしながら、よりよいものを一緒に作っていきたいと思います。


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コラム執筆

川田 学

川田 学

UXデザイナー × プランナー
HCD-net認定 人間中心設計専門家

国内メディア系企業の新規サービス開発プロジェクトにおけるUXリサーチ・分析・体験設計、評価、メーカー系企業のコンテンツサイトの初期設計、PDCAプロセスデザイン等、担当。プロジェクト全体におけるUXデザインの適用と、デザインスプリントにおける、調査、分析、体験設計といった「見えないデザイン」を主に手がける。

メディア掲載履歴:
MdN Design Interactive
「UXデザインを上手に組み込むための「関わり方」と「取り組み」のコツ」
https://www.mdn.co.jp/di/newstopics/50425/
書籍:UX × BizBook(マイナビ出版)
その他:
産業技術大学院大学履修証明プログラム
「人間中心デザイン」非常勤講師 等

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タグ:
カテゴリ: UXデザイン
2017年01月27日

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