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【Twitter運用】Twitter運用代表成功事例4選から考える、企業のツイッター活用のトレンドとこれから(キャンペーン事例含)

Facebookの定着やLINEの台頭と比べ、影をひそめていたTwitterですが、風向きが変わってきました。
日経BP社がマクロミルと行った「主要ソーシャルメディアの利用動向調査」によると、ここしばらく落ち込んでいたアカウント開設率も増加、また半年間の利用頻度についても増加傾向にあります。

このことからTwitterについても、きちんと企業活動の一環として取り組み続けていくことが重要といえます。そこで、今回は「成功事例からみる企業のTwitter活用のトレンドとこれから」をまとめてみました。

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世界記録更新! 企画力が話題を生み、そしてマーケティング成果に直結

事例1:江崎グリコ・ポッキー@pockypretz11(フォロワー:53,564)

江崎グリコ株式会社のTwitterページ

最近、話題となったキャンペーン事例として、江崎グリコ株式会社の「ポッキー&プリッツの日」が挙げられます。11月11日をポッキー&プリッツの日とし、2012年より3年連続でさまざまなイベントを開催。その一環として“24時間で最もツイートされたブランド”としてギネス世界記録を樹立しようと呼びかけるキャンペーンを実施しました。

これが企業の活用として注目すべき理由は、単にツイート数の増加だけでなく実際の購入にも大きな成果があったという点です。この企画を実施した11月11日のポッキー購入者は約4倍に跳ね上がったというデータが出ています。

ソーシャルメディアの利用は直接的な成果の有無がよく議論されますが、今回の事例のように購買という実際のビジネス成果につながったことは、今後の取り組みにも良い影響を与える事でしょう。

なお実際にこのキャンペーンにツイートした、あるいは見ただけといったグループに分けての購入率の分析まで行われています。きちんとした指標の設定と分析がされていて、Webマーケティングの取り組みとしても良い手本と言えます。

2012年:1,843,733ツイート

2013年:3,710,044ツイート

2014年:???ツイート
結果発表は2015年1月下旬以降。ポッキー写真投稿コンテストで3年連続のギネス更新を目指す!

こうしてみてみると、最近のTwitterを使ったキャンペーンは“企画力”がいっそう重要になってきたといえます。現に、「ポッキー&プリッツの日」「ギネス世界記録を狙う」という発想が商品や企業のブランドイメージを高めている事は明らかです。Twitterに限らずFacebookやLINEなどのソーシャルメディアに取り組む企業、そして各企業の経験値も高まっているなか、単にツイートを促すだけではユーザーの心に響きません。企画を十分に練る事がTwitterでのキャンペーンの成否を決めていくでしょう。

速報性を活かし、ソーシャルメディアとテレビの融合に貢献

事例2:日本テレビ

テレビ番組とソーシャルメディアの融合を言い表した「ソーシャルテレビ」というワードもチェックすべき言葉です。「ソーシャルテレビ・アワード」という賞もつくられはじめ、ソーシャルメディアとの連携を考えた番組が成功してきています。
2014年は日本テレビの「THE MUSIC DAY 音楽のちから」が大賞に選ばれました※。

放送内容をリアルタイムで実況中継

デジタル放送とスマートフォン/PCとリアルタイムで連動できる視聴者参加型の音楽ゲームを提供。あわせて、TwitterでTV放送の内容のリアルタイムでツイートしたりスマホアプリでの視聴者参加促進にもつなげました。

特設サイト上のURLが2万リツイートを越える等、Twitterが視聴者参加型の番組の実現に大きく貢献しています。
※同番組は2014年も放送されたが2013年の放送が受賞している

商品やPRよりも、人間味や親近感を前面にだしたアカウント運用

事例3:SHARP @SHARP_JP(フォロワー:174,789)

SHARPのTwitterページ

こちらは、アカウント運用にフォーカスした事例です。Twitter担当者、いわゆる「中の人」がコピーライターの賞(2014年12月「大阪コピーライターズ・クラブ 最高新人賞受賞」)を受賞しました。企業のTwitter活用という視点で、注目すべき出来事といえるでしょう。

企業がTwitterを活用する場合「キャンペーンなどの販促」「商品やサービス、あるいは企業そのもののブランドPR」といった用途が多いでしょう。特に、同社のような最新の技術が注目される家電メーカーであれば、技術紹介や商品紹介の発信を思い浮かべることでしょう。

ところが、こちらの運用スタンスはいたってアナログ。人間味を前面に出した、ユーモアや親近感あふれる投稿ばかりを続けています。技術や商品紹介だけのツイートは行わず、このアナログへのこだわりというギャップも話題となり企業イメージの向上につながっています。

投稿日時:11月27日(木) 8時11分
リツイート数:661
お気に入り:593

自社商品が、テレビ番組で紹介された。にもかかわらず、担当者が見逃してしまったという何とも人間味とユニークさが伝わるツイートです。

投稿日時:11月30日(日) 15時05分
リツイート数:2,264
お気に入り:1,491

商品と流行語を合わせたユーモアあふれるツイート。ユーモアをベースに商品訴求につなげています。

ゆるツイートでお堅いイメージ打破 企業ブランディングに貢献

事例4:NHK NHK広報局認証済みアカウント(@NHK_PR)
フォロワー:721,584

こちらも同様、企業イメージとTwitter運用のギャップが話題につながっています。

テレビ局だけに情報の速報性に重きをおきながら、「お堅いイメージの強いNHKがユルいツイートをしている」、企業イメージの打破・向上にもつなげています。

投稿日時:11月30日(日) 17時25分
リツイート数:2,293
お気に入り:773

自社のキャラクターをテーマにしたユーモアを盛り込んだツイート。「お堅いイメージ」を打破につなげている。

投稿日時:11月30日(日) 15時05分
リツイート数:863
お気に入り:162

同社が運用するサッカー専門アカウントのリアルタイム中継をリツイート。
速報性の高い情報発信によりフォロワーとのエンゲージメント構築につなげています。

企業によるTwitter運用のこれから

今回紹介した事例から分かることとして、現在のTwitter運用のトレンドがいくつか見えてきました。

  • Twitterを絡めた、話題性を生み、マーケティング成果につながる企画
  • 強みである速報性を活かし、テレビ放送と連動(リアルタイム視聴の促進効果もふまえ)
  • 「販促やPR」に限定されない、ユーモアや親近感を前面に出したアカウント運用

SNSメディアに限定されない、広い視野での企画力。また、販促やPRに限定されない、生活者との距離を近づけた運用スタンスも1つの手法として注目していきべきでしょう。

その他にも、Twitterの活用の広がりはまだ多くあります。今回は紹介していませんがTwitterを使った「アクティブサポート」によるコミュニケーションは今の生活者重視の企業活動において、力を入れていくべき分野でしょう。またWebの世界では動画コンテンツ、それを使ったマーケティング手法が広がっており、それらと連動した面白い事例も増えてきています。Twitterには「Vine」という独自のショートムービーがありますから、その連携でも面白い企画が生まれてきています。今後のTwitter活用の拡大にも注目していきましょう。

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監修:エンゲージメント・ラボ(株式会社メンバーズ)

エンゲージメント・ラボとは、株式会社メンバーズのFacebookマーケティング推進における実績・ノウハウの蓄積とエンゲージメント向上に特化した事例を集約・研究し、顧客企業へのより一層の効果的な企業と生活者のエンゲージメント構築のノウハウや情報発信、新たなサービス開発を推進する研究機関。


カテゴリ: ソーシャルメディアマーケティング
2014年12月11日

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