1. ホーム
  2. コラム
  3. 【話題の海外事例:エールフランス】新キャンペーンでOwned×Earned×Paidを華麗に連携!後編

【話題の海外事例:エールフランス】新キャンペーンでOwned×Earned×Paidを華麗に連携!後編

前回のコラム、【話題の海外事例:エールフランス】新キャンペーンでOwned×Earned×Paidを華麗に連携!前篇 に引き続き、エールフランスが2014年4月に実施したユニークなWEBキャンペーン施策について、ご説明いたします。

前回のおさらい
“クリエイティブな航空会社になる”という抽象的な方針・目的に対し、エールフランスは、

3つの要素

1)Attention【興味喚起】

2)High Quality【高品質】

3)Pleasure【喜び】

をマーケティングとユーザーコミュニケーションにおけるキャンペーンの判断軸としました。

今回は、上記3要素に関するエールフランスの具体的な施策をご紹介します。

キャンペーンの概要
まずは、キャンペーンの概要をご説明します。
エールフランスは、2014年4–5月の間に、ユーザーへ向けWEBで宝探しキャンペーンを実施しました。WEB上でユーザーが、エールフランスの様々なキャンペーンビジュアルを探し、Facebookの特製アプリにて収集するというものでした。

要素1:Attention【興味喚起】

5つのプラットフォーム連携

今回のキャンペーンの要はWEB上での”宝探し(宝=12種のキャンペーン画像)”で、エールフランスは、それを自社のソーシャル、オウンド、そしてペイドメディア上で実施しました。

※12種のキービジュアル画像

自社Facebook上にあるアプリをキャンペーンのハブと位置付け、ユーザーは各メディア上に散りばめられた画像を見つけ、FBアプリへ収集するという仕組みでした。

ペイドメディア(FB広告etc)ではFacebookの認知拡大用広告Page Post Ad(PPA)を出稿、リンク先をFBキャンペーンアプリとすることで、集客・興味喚起を実施しました。

広告はON/OFFLINE問わず(WEB、印刷物、ラジオetc)、フランス、ドイツ、ブラジル、カナダ、中国、スペイン、アメリカ、イタリア、日本、ロシア、セネガル、スイスの12カ国で実施されました。

FacebookでのPage Post Adの図
FacebookでのPage Post Ad

Google+での実際の投稿の図
Google+での実際の投稿

画像の場所を明かさず、カウントダウン方式でゲーム性を演出

また、キャンペーンにゲーム性を持たせるため、エールフランスは、それぞれのお宝がどのメディアに出現するか告知せず、お宝がプラットフォーム上に現れる時間のみをカウントダウン形式で表現。それぞれのお宝を見つけたユーザーから抽選で、翌日の午前0:00(日本時間)に当選者を発表しました。

キャンペーンフロー図
キャンペーンフロー図

カウントダウン画面
カウントダウン画面

要素2:High Quality【高品質】

著名カメラマン起用

80年以上前からポスターなど、ビジュアルイメージの品質の高さに定評があったエールフランスですが、今回のキャンペーンでは、アルゼンチン出身でパリで活躍中の著名写真家コンビSofia&Mauro(ソフィア&マウロ)を起用。

そのことがニュースサイトなどで取り上げられ、話題性を獲得しました。

80年前のコンセプト画像
80年前のコンセプト画像

要素3:Pleasure【喜び】

豪華なプレゼント

エールフランスはお宝のビジュアルの中にある、都市に関連した旅行券をプレゼント。上記の通り、宝探しが実施された当日の午前0:00(日本時間)に、Facebookアプリ上にて、グローバルで発表されるという仕組みでした。

まとめ

今回の施策をご紹介した理由は、施策の包括性と新しさにあります。グローバル規模でサービスを提供する企業が、全世界のユーザーを対象に自社の様々なプラットフォーム上で、キャンペーンを展開する事例は、あまり前例がありませんでした。

ブランドの大規模リニューアルなど、大きな機会が無ければ実現されることのない施策かもしれませんが、色々なメディアを活用するという点は国内のキャンペーンにも応用できると思います。Facebook, TwitterのみならずInstagramやPinterestなど色々なソーシャルメディアにユーザーが増えてきた今、自社でお持ちのメディアをフル活用した施策を実施して見てはいかがでしょうか?

■海外事例(オウンドメディア)

■海外事例(Facebook アワード)

■海外事例(Web界のオスカー賞「WEBBY AWARDS」)


カテゴリ: Facebook, ソーシャルメディアマーケティング
2014年08月06日

RSS