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【共創マーケティング】エンゲージメント談義#4 : 趣味なび(原 裕 寄稿 オルタナティブ・ブログ13)

ゆるーくエンゲージメントを語り合うエンゲージメント談義の第四回は、「趣味なび」CEO上野氏とCOO佐伯氏にお話をお伺いいたしました。

佐伯氏と上野氏

原:趣味ナビについて簡単にご説明お願いします。

上野氏:趣味という老若男女がつながれる趣味のスクールをネットワークし、Win(教室・先生)=Win(生徒)=Win(企業)を目指した、共創ビジネス・モデルを目指してます。具体的には、教室を開いている先生達に趣味なびという趣味教室のポータルサイトにご登録いただき、生徒募集などのマーケティングに活用いただいていますが、これ自体は無料です。収益は、この教室を活用してメーカーのサンプリングやアンケート調査、さらには先生達にコンテンツ(例えばレシピなど)を作ってもらったりしています。現在約9,300の教室にご登録いただいております。

大手の教室は広告料金をかけて有名媒体でお客の集客を行っていますが、そこへの広告もままならない比較的小規模の教室がお客さんですが、自身が中小企業である事もあり、なんとか中小企業のよきビジネスパートナーになれたらと思っています。

原:ビジネスを立ち上げたきっかけを教えてください。

佐伯氏:学びを通しての自己実現、人とのつながり、コミュニティの支援をできればとの思いで作りました。山登りが趣味の父親を見ていてとても生き生きとしていて趣味を通したQuality of Lifeを考えだしたのがきっかけです。残念ながら父親は昨年亡くなりましたが、多くの山登り仲間が駆けつけてくれ、その仲間たちから父親の山登りでの話を聞けば聞くほど、趣味を通じて得た経験、仲間はとても重要なんだなとの想いを新たにしました。

上野氏:自身は以前から中小企業やローカルのコミュニティのためになるビジネスをしたいなと常々考えおり、株式会社サプレを起業しました。以前から知り合いだった佐伯氏とこのモデルを考え、事業の柱として立ち上げました。

原:大手競合もいる中で着実にビジネスを伸ばしてらっしゃいますが、成功のポイントは?

佐伯氏:我々は資産もないなか「意志だけ」でやってきたのですが、その想いにご賛同いただいた先生やそこの生徒さんとの、それこそ、エンゲージメントだと思います。ともかくやっててよかったという声を聞きたいために、いろいろやってきましたが、結果この積み重ねがエンゲージメントにつながり、先生達が他の先生を紹介してくれたり、また口コミで広めてくれたりしてくれました。

上野氏:初期は様々な教室に日参し、いろいろと意見を聞きました。まさに足でかせぎました。(笑)我々は一応デジタルでサービスを提供していますが、このアナログ活動があってこそ、すなわち競争の源泉だと思ってます。

佐伯氏:我々の知恵だけではここまでの規模にはならなかったと思います。参加者みんな(先生、生徒、スポンサー)で考えるためのファシリテーターというのが当社の役割だと思ってます。

原:競合大手と競争するために先生、生徒と共創してるわけですね。強引に共創に結びつけましたが(笑)

上野氏:原さんのやってる共創やエンゲージメントは我々や我々のお客である中小企業にとっては非常に重要なキーワードだと思います。なにせ資本主義のゲームのルールでもっとも重要な一つである「お金」はないですから。なので大手と違うやり方で戦うしかありません。

佐伯氏:我々は小さいが故に顧客の声を聞いたり、体験を共有させていただく機会こそが資産だと思っています。

原:先生向けの様々な教室、例えばマーケティング教室とかコピーライティング教室、シェアされる写真教室などもやってますね。

上野氏:これも先生と一緒に考える良い機会と捉えています。ここには実はメーカーのマーケティング担当者にもご参加いただいたりして、生きた声の収集などに役立てています。

原:まさにPower to the People モデルです。爆笑


彼らの話を聞きながら前章でお話しした「共有価値の創造」を思い出していました。彼らは私のブログは読んでないでしょうが(笑)

久しぶりに彼ら自身の話を聞きながら、私自身も改めて原点に帰らないといけないなと痛感した次第です。ちなみに両氏ともメンバーズOBだったりします。このようにOBが活躍しているのをみるとうれしいものです。今回は内輪ネタですいませんでした。汗


※本コラムは、オルタナティブ・ブログにて、原裕(株式会社メンバーズ 執行役員兼 株式会社エンゲージメント・ファースト代表取締役)が寄稿する記事の転記です。

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カテゴリ: Creating Shared Value(CSV)
2014年02月19日

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