株式会社メンバーズ 執行役員 原 裕(@in_the_crowd)
最近Facebookでの友達リクエストが増えていませんか?
このメールマガジンをお読みいただいている方はかなりの率でFacebookを利用していらっしゃると思いますが、私自身、最近はTwitterよりFacebookでの情報収集やコミュニケーションに比重が移っている感じがします。
日本でのユーザー数は推定200万人弱(月間ユニークビジター数は450万人:2010年6月コムスコア調べ)のようですが、他SNSやTwitterに比べ30歳以上のビジネスパーソンでの活用比率が明らかに高いように思われます。
Facebookはグローバルでの利用者数5億人、アメリカ人口の約70%が利用者などその規模感があまりにも大きいため、日本での企業の活用はまだまだ先のような感じでしたが、Facebook Japanの方から聞いたお話では、日本でもTipping Point(転覆点。ブレークスルーするためのベースになる数)を越えたとの認識※で、これからの増加カーブはかなりの急勾配になるかもしれません。
TechWave 湯川鶴章氏(@tsuruaki)
日本のヤフー株式会社が7月27日に、検索エンジンを自社開発のものからGoogleの検索エンジンに切り替えたと発表した。これまで究極のライバル関係にあると思われていた両社なのに、なぜYahoo!JapanはGoogleの検索エンジンを使用することに決めたのか。
一般マスコミやネットメディア、ブログを含め大騒ぎになっているが、ほとんどの解説記事は、今回のYahoo!Japanの決定を理解できないでいるようだ。だが、ウェブの大きな潮流を読めば今回の出来事は非常に簡単な話。だれにでも納得できるシンプルな話なのである。
あるブロガーは「ヤフーは検索サービスにこだわっているが検索エンジンにはこだわっていない。どこの技術であろうと最高のサービスを顧客に提供しようと考えているだけ」と、もっともらしい解説をしていた。しかしそんなことは当たり前の話。他社開発の検索エンジンを採用するほうが、自社開発よりもコストパフォーマンスがよければ採用するというのは、Yahoo!Japanの一貫した姿勢である。だからYahoo!Japanはいろいろとそのときどきで最もコストパフォーマンスのいい、優れた検索エンジンを採用してきた。Googleの検索エンジンを採用していた時期もある。
ところがある時期に自社開発の検索エンジンに切り替えた。自社で開発するほうがコストがかかろうとも、自社開発を選んだ。
株式会社メンバーズ 執行役員 原 裕(@in_the_crowd)
ソーシャルメディアはセカンドライフか?ソーシャルメディアという言葉の過剰なまでのメディアなどでの取り上げられ方に、一時、世間を席巻したセカンドライフと比較してこのように聞かれることが多いです。答えはもちろん「ノー」です!
ただ、このように捉えられているのも事実で、これはソーシャルメディアが“メディア”という文脈で捉えられていることがまだまだ多いからではないかと思います。私はセミナーやクライアントと話をする度に、次のように話をさせていただいています。
ソーシャルメディアはあくまでもマーケティングそのものの文脈で語るべきもので、キャンペーンやプロモーションの文脈で語ってはいけない
と。
その最良のテキストは、かのコトラー先生の近著『marketing 3.0』です。マスマーケティングの時代からマーケティングの変遷を実に分かりやすく纏めています。この本を読むと、 Read the rest of this entry »
TechWave 湯川鶴章氏
ANAのサイトといえば航空券予約サイトというイメージだが、旅行代理店業務のサイトとしても急成長を続けている。
ANAのWEB販売部の高柳直明氏によると「航空券は景気に左右されるので売り上げが前年度比割れすることもあるが、旅行販売は前年を大幅に超えて伸びている」という。
その旅行代理店業務に有効なのが口コミ情報だ。
ANAのサイト上には、ANAが自社作成したコンテンツや他社から提供されたコンテンツ、それに口コミコンテンツがある。自社作成コンテンツとしてはキャビンアテンダントの旅行情報などがあって人気を呼んでいる。他社提供コンテンツとしては自治体などが提供するコンテンツなどがある。
口コミコンテンツは、株式会社メンバーズの支援を受けて始めた「旅達空間」の中でユーザー自身が書いたホテルやレストランなどの感想など旅行にまつわる情報が中心だ。
こうした情報をサイト内のいろいろなページで見せるわけだが、航空券購入後のユーザーにホテルの口コミ情報を見せると非常に効果が高いという。
航空券はほとんどコモディティー化しており、いってみれば価格が勝負。しかしホテルは、宿泊代金が安いという理由だけで決められない。ホテルの宣伝を鵜呑みにするわけにもいかない。
そこで既に宿泊したユーザーがそのホテルをどのように評価しているのかという口コミ情報が非常に有効になるわけだ。「お客さまに対する利便性の提供にもなりますし、ホテル商品の購入にもつながります」と高柳氏は言う。現在、口コミ情報で評判の高いホテルから順に表示されるような仕組みを構築中だという。
ただコミュニティーの仕組みを導入したからといって口コミ情報が集まるわけではない。 Read the rest of this entry »
株式会社メンバーズ 執行役員 原 裕
先日6月24日(木)の弊社セミナーには実に多くのお客様にご参加いただきました。改めてお礼を申し上げるとともに、このマーケティング・エリアでの企業様の興味の高さを改めて感じました。
このような状況を鑑みるとやはりソーシャル・メディア・マーケティング(以下SMMと略)はセカンドライフのような一過性のものでなく、顧客とCo-Createするマーケティング手法として非常に重要なものとしてとらえなければならないと痛感しています。
その意味で、先日のセミナーでご講演いただいたベネッセの安田氏の話は大変意義深いものだったと思います。ベネッセの顧客との対話基盤「Benesse Women’s Park」は女性の課題をベネッセだけではなくそこに集うユーザーも含め解決する、まさにCo-Createを行ってきたサイトで、今年の5月15日に10周年!になりました。
ここには膨大な量の女性の課題やそれに対する様々な意見やアイデアが蓄積されています。なにせ一日の書き込み件数が2万強!とのこと。むろん2ちゃんねるなどと違い、きちんと確認された登録ユーザーの発言なのでその質そのものにも価値があります。
安田氏の講演を拝聴していて思ったのは、SMMはそもそも企業としてベネッセのように顧客との対話、情報の共有化ができるかが重要であって、 Read the rest of this entry »
TechWave 湯川鶴章氏×弊社執行役員 原裕によるこれからのソーシャルメディアを考える連載企画が今月からスタート。
弊社の勉強会やセミナーで講師をしていただいているTechWave 湯川鶴章氏のソーシャルメディアの潮流と原のAre You Ready for Social Media Marketing Era?を合わせてお楽しみください。
TechWave 湯川鶴章氏
オンラインマーケティングが大きく変化しようとしている。恐らく数年に一度の大きな変化が今起ころうとしているのだとわたしは思う。その変化の震源地は世界最大のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)米Facebookである。Facebookが自らの技術、データのかなりの部分を公開することによって、Facebookの人間関係をベースにした情報の流れがウェブ全体のインフラになる可能性が出てきたのだ。もちろんFacebookはまだほとんど日本では普及していないし、今後普及するのかどうかも分からない。ただFacebookの目指す方向性がウェブのこれからの方向性であることに多くのIT関係者は気づき始めた。日本のウェブ企業、マーケティング企業も同様の方向に動く可能性は大きい。そういう意味で、Facebookの動向から目が話せない。
Facebookがどのようなサイトなのか、実は登録して中に入ってもよく分からない。多くの人と友人関係を結んで、そういう人たちと一緒に活発に活動しないとFacebookの実態はなかなか分からないのだと思う。感覚的には、Twitterとmixiの中間と考えていいだろう。日本でもmixiやGREEなどのSNSが Read the rest of this entry »
株式会社メンバーズ 執行役員 原 裕
企業にとってソーシャル・メディアは正直やっかいなものではないでしょうか?
少なくとも広報担当者の多くはそう思ってらっしゃるのではないでしょうか?
メンバーズのクライアントは、常にこういう新しいマーケティング手段(メディア主体の話でなく)に積極的に取り組み、競合の一歩先をリードするクライアントが多いのですが、今回ばかりは、そもそもどう活用すべきか、また、活用方法を見いだせたとしても、なかなか経営層に理解してもらえず、一緒にどう突破するかを考えたりしているケースが増えてきています。
一方、アメリカではP&Gやコカ・コーラのような大企業が積極的にソーシャルメディアに対峙し、消費者の話や意見を聞くために様々な手段でソーシャルメディアに出向いて行き、いわゆる傾聴やコラボレーションを実行しています。
もともとラルフ・ネーダーのように消費者のリーダーみたいな人がいて、企業に対して歯に衣を着せぬ勢いでものいう風土もあるのでしょう。しかしながらその展開はかなり確信犯的です。NokiaやP&Gのプレゼンテーションを見れば、いかに本気でこの大きなうねり(グランズウェル)に対峙しようとしているかが分かります。
メンバーズは創業から15年、常にクライアントの成果向上に関して、新しいグランズウェルをクライアントより先に理解し、成果向上の手段としてのソリューションをご提供してきましたが、今回のうねりは単なるテクノロジーでなく、 Read the rest of this entry »
