株式会社ループス・コミュニケーションズ 斉藤徹氏(@toru_saito

ソーシャル・ネットワークにおける人間関係の情報は「ソーシャルグラフ」と呼ばれ、その重要性ゆえ、日増しに注目が高まっている。過去に「ソーシャルグラフってなんだろう?別ドメインに移動します」という記事で多面的な解説を試みたが、それ以降、新しいサービスの台頭でソーシャルグラフはさらに進化を続けている。

そこで当記事では、その続編として、ソーシャルグラフの種類、それぞれをベースとしたサービス、最後にソーシャルグラフをめぐるサービス戦略について、それぞれ考察を加えてみたい。なお、この内容は、前回の「LooopsTV別ドメインに移動します」にて口頭説明した内容をブラッシュアップしたものだ。

ソーシャルグラフの種類について

まず、シンプルなソーシャルグラフを考えてみよう。人と人の関係性について、ベーシックな理論として引用されることの多いのは、社会学の権威であるマーク・グラノヴェッター氏による「The strength of weak ties (弱い紐帯の強み)」(Wikipedia別ドメインに移動します) だ。

この理論では、家族や親友などの強い絆より、単なる知り合い関係のような弱い絆の方が多様性に富んでいるため、情報探索などには遥かに有効だとし、LinkedInなどの初期ソーシャル・ネットワークのサービス設計に大きな影響を与えた。
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TechWave 湯川鶴章氏(@tsuruaki

日本のウェブはこれまで「バーチャル」「オープン」というキーワードで形容することができるサービスが主流だった。リアルな社会での友人との交流に対して、実際にはどこのだれだか分からないユーザー同士の交流という意味での「バーチャル」。だれでも参加できるという意味での「オープン」。2ちゃんねるにしろ、ニコニコ動画にしろ、「バーチャル」で「オープン」な空間だ。mixiでさえも、例えば「猫好きコミュニティ」というような猫が好きな人なら知らない人でも自由に参加できる「バーチャル」「オープン」な空間での交流が、もともとは主流な使い方だった。

ところが携帯電話でmixiにアクセスするユーザーが多くなった2、3年ほど前から、どこのだれだか分からない人との交流よりも、実際の友人との交流にmixiを使う人が急増した。
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株式会社メンバーズ 執行役員 原 裕(@in_the_crowd

2010年、日本におけるFacebookファンページマーケティング元年

一昨年はソーシャルメディアが大きく取り上げられ、弊社もいくつかのクライアントとこの領域でご一緒させて頂きました。(敬称略)

  • 無印良品 10月にファンページの立ち上げ(日本・グローバル)、owned mediaとの連携
  • JCB 12月にファンページの立ち上げ
  • レノボ 12月にファンページの立ち上げ
  • カタログハウス ネット商材オラソニックUSBスピーカーのファンページの立ち上げ
  • 国際電話会社のFacebook広告出稿
  • 自動車メーカーのTwitter支援

などです。
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TechWave 湯川鶴章氏(@tsuruaki

2011年は、Facebookとmixiの競争が激化する年である。いや、誤解される前に言っておきたいのだが、Facebookとmixiの間でユーザーの奪い合いが激化するという意味ではない。

TwitterやFacebookといった米国発のソーシャルメディアの台頭は、ある側面において実はmixiにとって有利に働く。

Twitterが普及したことによってmixi内のユーザーの活動が活発になっている。mixiが提供するTwitter風サービス「mixiボイス」の利用が増えているからだ。mixiは20代前半の若いユーザーの圧倒的支持を得ている。mixiユーザーは必ずしもデジタル系のアーリーアダプターではなく、レイトマジョリティーが多い。Twitterに真っ先に飛びつくのではなく、Twitterが流行っていると聞いてmixi上の自分の友達と同様のサービス「mixiボイス」を楽しみたいというユーザーが多いようだ。
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株式会社メンバーズ 執行役員 原 裕(@in_the_crowd

Facebookファンページの日本の現状と実施の意義

日本企業あるいは外資系企業の日本人向けのFacebook ファンページがいくつか立ち上がってきました。

ユニクロ別ドメインに移動します無印良品別ドメインに移動します(日本とグローバル別ドメインに移動します)、Dell別ドメインに移動します楽天市場別ドメインに移動します楽天トラベル別ドメインに移動しますYahoo Shopping別ドメインに移動しますCoach Japan別ドメインに移動しますローソン別ドメインに移動しますアメリカン・エキスプレス日本別ドメインに移動しますH.I.S.別ドメインに移動しますJCB別ドメインに移動しますスルガ銀行別ドメインに移動しますNike Running Japan別ドメインに移動しますTBS別ドメインに移動します通販生活(USBスピーカー オラソニック)別ドメインに移動しますなどです。

弊社では無印良品、JCB、通販生活の立ち上げをお手伝いさせていただきましたが、現在も数社の立ち上げ準備をしております。

Facebook Japanのアクティブユーザー数(月一回ログイン)は12月1日現在で1,773,000人で、26歳以上は87%、40歳以上32%、男性49%(女性48%、不明3%)となっております。(Facebook広告メニューより)月間訪問UUは500万を超えたとの話もあり、会員以外の閲覧も増えてきているようです。

ファン数(12月2日現在)は、ユニクロ11,100人を筆頭に無印良品8,906人(日本)、Coach7,708人、楽天市場5,175人とUSに比べるとその規模は段違いに少ないです。この状況が短期間で激変することはないと考えています。しかしこのマーケティングエッセイでも繰り返し申し上げていますが、今大企業がFacebookファンページを活用したマーケティングに取り組むことの意味を改めて下記にまとめてみました。
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TechWave 湯川鶴章氏(@tsuruaki

FacebookのCEO、Mark Zuckerberg氏はソーシャル化によって今後5年以内にあらゆる業界の勢力図が塗り替えられると主張する。ソーシャル化といっても、既存のサービスにTwitter投稿用のボタンを付けるだけではだめ。友人と情報や行動を共にするということを前提に、サービスを一から作り直す必要があるという。

具体的にはどういうことなのだろう。Zuckerberg氏は、Facebookの写真アルバム機能を例に挙げている。 Read the rest of this entry »

株式会社メンバーズ 執行役員 原 裕(@in_the_crowd

Facebookを今やらない理由は?

先日、ad:techのADK/ADK Interactiveのブースで講演をさせていただく機会があり、また、メールマガジンでも投稿いただいている湯川さんのTechwaveのセミナーでも同様にお話させていただき、改めて自身でソーシャルメデイアを総括するいい機会でした。特にFacebookへの企業ニーズが高まってきており、弊社にもFacebookファンページの立ち上げ支援およびその運用依頼を非常に多くいただいております。そこでFacebookに関する雑感を今回は書いてみました。
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TechWave 湯川鶴章氏(@tsuruaki

FacebookのCEOのMark Zuckerberg氏(26)と株式会社ミクシィ副社長の原田明典氏(35)は、ともにソーシャルウェブの未来を見通せるビジョナリーである。わたし自身ソーシャルウェブについての本を執筆中なのでZuckerberg氏のことをいろいろ調べたのだが、同氏は非常に興味深い未来予測を幾つか明らかにしている。そしておもしろいことに原田氏も同じような未来を見ているのだ。

原田氏と会食しウェブの未来について意見を交換したことがある。一般的にはなかなか理解を得られないような未来の話が幾つも飛び出した。そして原田氏の思い描くソーシャルウェブの未来は、実はZuckerberg氏の思い描く未来とほとんど同じなのだ。Zuckerberg氏の発言の幾つかを原田氏に教えたり、原田氏がビジョンを語ったあとに「Zuckerbergも同じことを言ってますよ」と原田氏に伝えると、わたしほどZuckerberg氏の発言に詳しくない原田氏は「えー、本当ですか!彼はそんなところまで見通しているんですか!彼まだ26歳でしょ」と驚く。そんなことが何度もあった。
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株式会社メンバーズ 執行役員 原 裕(@in_the_crowd

早いもので、湯川さんとのコラボであるこのコラムはもう5回目となりました。コラムを開始した半年間、ソーシャルメディアやマーケティングをとりまく環境は想像以上に大きく変化し、ソーシャルメディアに関する話題は、毎日引きも切らない状況です。

このコラムでは “ソーシャルメディア・マーケティングはメディアとしてのソーシャルメディアではなく、広義(本来)のマーケティング活動(プロモーションや広報活動だけでなく、商品開発やサポートなども含む)である”と主張していますが、実際の事例も日本でもいくつかでてきています。

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TechWave 湯川鶴章氏(@tsuruaki

米調査会社comScoreは、インドのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の7月のユーザー数調査で、OrkutをFacebookが抜いて同国内SNS首位になったと発表した。昨年7月の調査ではOrkutが2倍以上のユーザー数を誇っていたのに、わずか1年でFacebookが179%もユーザー数を伸ばしてOrkutから首位の座を奪い取った。

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