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ユーザーインタビューって何がいいの? Googleアナリティクスと比べたメリットデメリット

こんにちは。メンバーズUXデザインチームの新卒、荻原です。
春からUXデザイナー見習いとしてアシスタント的な立場でお仕事をしてきました。何も知らない状態からスタートして、いろいろやってみるなかで、感じたことや考えたことをお伝えしていきます。

あるオウンドメディア運用の案件では、レポートの一環として公開した記事を、ターゲットとして設定しているペルソナと同じ属性の人に読んでもらって、インタビューに答えてもらうということを毎月やってきました。
といってもそんなに大仰なものではなく、あらかじめ設定しているペルソナに近い人を毎月1人見つけてきて、その場で記事を読んでもらって感想をあれこれ聞く、といった感じです。

弊社UXデザイナーの川田いわく、
「Googleアナリティクスのアクセスデータで集団の傾向は見られるけど、その人が何を思って、どんなところに価値を感じているか分からないから、インタビューもしよう」
とのこと。


とにかく「どうして? どうして?」と深堀りする

インタビュー

いざ実践。やり方は、数問の質問は事前に決めておいて、そこで出てきた答えに対して「どうしてそう思いましたか?」と何度も重ねて問いかけるというもの。
「この記事ちょっとつまらないですね」
と言われれば、
「つまらないと思ったのはどうしてですか?」
「いやあ、なんかつまんない。なんとなくですけど」
「では、どこでつまらないと感じましたか?」
「最初のところかな」
「最初のどこですか?」
「この、冒頭の導入のところ……」
「冒頭の導入のところがどうしてつまらないと感じたのでしょうか?」
「ええと、一般論で、知ってる情報だったからかな」
といった感じで、追撃に追撃を重ねるような質問をして、ペルソナの感じていることを掘り下げていきます。
日常会話ではここまでしつこく聞くことはなかなかできないので、普段使わない筋力を使います……。


やってみて感じたこと――Googleアナリティクスとインタビューの違い

上記のように、「面白い」「つまらない」という評価だけでなく、「○○だから面白い/つまらない」というところまで聞けると、そのまま次の施策に繋げていきやすいと思います。
これがGoogleアナリティクスと比べたインタビューの大きなメリットかなと思っています。
なんというか、ユーザーの行動理由を推測して、定量データで裏づけもして……みたいなことをしなくても、直接ユーザーの声として聞けるので、すごく楽だなという実感があります。

一方で、この案件では毎月一人にしかインタビューをしていないので、そこで出た意見が、一般的な意見なのか、その人固有の事情による特殊な意見なのか判断に迷うことも多いです。
川田によれば、このデメリットをつぶせる設計がされていて、「そのためのペルソナであり、毎月やっていくことで比較分析できるようにしている」のだそうです。私は実践レベルでまだそこまで理解できていないようです……。

インタビューとGoogleアナリティクス

とはいえ、インタビューではGoogleアナリティクスでわからないことがわかる、Googleアナリティクスではインタビューでわからないことがわかる(集団の傾向など)、といった感じで併用するといいよ、というのが、最初に川田が言っていたことなのかなと感じています。

もし、これを読んでくださっているあなたが、Googleアナリティクスなど定量データだけでの解析に煮詰まっているなら、インタビューしてみるとなにか役立つ発見があるかも知れません。


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カテゴリ: UXデザイン
2017年01月20日

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