1. ホーム
  2. コラム
  3. WeChatで地方誘客!地方自治体のWeChat運用 ~東日本編~ 【WeChat(微信)コラム】第6弾

WeChatで地方誘客!地方自治体のWeChat運用 ~東日本編~ 【WeChat(微信)コラム】第6弾

爆買いは一旦収まったと言われていますが、ますます中国人の旅行者は増えており、購買目的の旅行から体験旅行へ、団体旅行から個人旅行へ、そして都市から地方へと、旅行スタイルが変化しています。
内閣府も平成28年には年間2,000億円の地方創生推進交付金を出し、自治体の中にはインバウンドのデジタル予算としてとしてWeChatなどのSNSに力を入れるところも出てくるでしょう。
これから来る旅行者に備え、また旅行者を獲得するために地方はどのように取り組んでいるのか、地方自治体のWeChatを見てみました。※WeChatにて県名検索に出てきたアカウントを紹介しています。

まずは東日本編です。

東日本の自治体WeChatまとめ

目次

1.山形県
2.新潟県
3.茨城県
4.長野県
5.東北運輸局(TOHOKU JAPAN)

山形県

山形県のWeChat記事

山形のハルビン事務所は、山形県の紹介半分、事務所活動の紹介半分で記事が発信されています。数回に渡る奥の細道の旅ルート、東北を回る旅程、動画をのせた酒田の花火大会など、記事で紹介しています。事務所活動ではハルビンの小学生、留学生との交流の情報を発信しています。

WeChat以外の実施

  • Weibo
  • 正式名:山形县哈尔滨事务所  WeChat ID:yamagata-harbin

    ※WeChatの公式アカウント申請はされていませんが、事務所サイトと同じドメイン名でWeChat IDが使われていること、同じプロフィール写真のWeiboが山形県商工労働観光部観光経済交流局によって運用されていることから公式のものと推測しております。

    新潟県

    新潟県のWeChat記事

    新潟はカテゴリに沿って名物を紹介した記事がユーザーに読まれているようです。1300Visitの人気記事では、日本最大夜景桜の高田公園、花火大国、スキーの名所、漫画に縁がある(漫画家の出身地:高橋留美子・小畑健・水島新司)、最も有名な錦鯉の生産地であること、最も大きい離島の佐渡ヶ島、また佐渡ヶ島は千と千尋の神隠しに登場した盆舟の原型があること、中国から送られたトキの繁殖に成功した話を伝えています。
    食のまとめでは、海鮮丼、蟹、白米、日本酒、寿司、そば、カツ丼、雑煮、枝豆、笹団子、越後姫のイチゴ、洋梨を紹介しています。日本人が見ても意外な事実がわかる記事ですね。人気が出る記事は日本人が見ても面白いことが多いと思います。

    WeChat以外の実施

  • Weibo
  • 正式名:新潟产业创造机构大连事务所  WeChat ID:設定されていないようなので、「新潟」で検索してください。

    茨城県

    茨城県のWeChat記事

    直行便のある茨城県は、就航都市である杭州のイオンモールのイベント紹介や(「上海-茨城」の春秋航空/毎日、「深セン-茨城」の南方航空/週末、「杭州-茨城」の中国国際航空/週末が運行している)、菖蒲で有名な「水郷潮来あやめまつり」などを記事で紹介しています。記事は1000Visitを超える場合もあり、自治体の中では良い数字だと思われます。WeChat以外ではWeiboの投稿を継続的にしており、自社投稿よりは他アカウントが茨城県に関する投稿した際にシェアして反応するというやり方を取っています。
    また生中継アプリの一直播内で、游大大という旅行情報アカウントでつくば市、水戸市などを5投稿程紹介しています。

    WeChat以外の実施

  • Weibo
  • 生中継(一直播)
  • 正式名:日本茨城县上海事务所  WeChat ID:IBARAKI-SH

    長野県

    長野県のWeChat記事

    長野県はキャンペーンに力を入れており、モーメンツで旅行写真の撮影大会や、モーメンツへシェアした投稿をスクリーンショットで撮影し、電話番号またはメールアドレスを送ると抽選で景品が当たるキャンペーンを実施しています。例として景品はりんごのキットカット、ホテル宿泊券を抽選でプレゼントしています。
    オフラインイベントでも、北京と上海で長野県のスキー説明会を実施した様子を紹介し、説明会には1歳半の小さい子供まで来たこと、スキー熱のある参加者が集まったことや、参加するだけでもらえる手ぬぐい、紅包大会、ホテルクーポン、スノーボード板などが当たる抽選会を実施したと報告しています。キャンペーン以外では、スキー場特集として白馬村などの計5箇所、温泉特集として乗鞍高原温泉など7箇所、シリーズ化して記事投稿しています。
    ユーザーへの質問も丁寧に回答するなどきちんと運用している印象をうけます。カスタマイズメニューもきちんと設定して、既存の観光サイトへのリンク、今流行りのNHK大河真田丸の記事などをTOPに持ってきています。

    WeChat以外の実施

  • Weibo
  • 正式名:日本长野县  WeChat ID:japan_nagano

    東北運輸局(TOHOKU JAPAN)

    東北運輸局のWeChat記事

    自治体ではありませんが、東北運輸局が実施していた東北を紹介するWeChatアカウントがありました。2016年3月にて終了しており、恐らく開設したものの効果が見えず、運用費に見合わなくなってしまったのかもしれません。記事内容は文章が短く、またVisit数も上下なく低いことから広告費も捻出できなかったものと思われます。
    記事の質に加えて、フォロワーが少ない時点では広告で集客をすることも重要です。記事の中では、秋田犬、宮城県の猫島、岩手南部鉄器の記事は他よりも読まれていた事は参考になります。

    WeChat以外の実施

  • Weibo
  • 正式名:东北观光推进机构  WeChat ID:japan-tohoku

    およそ2年前ですが、東北運輸局のWeibo、Wechat実施報告書が公開されています。「期間:平成26年5月1日(木)~平成27年3月31日(火)」
    投稿ネタとして参考になるかもしれません。
    中国市場向けウェイボーによる中国個人旅行者に向けた情報発信事業報告書

    まとめ

    1 記事は、温泉などのテーマに沿って複数回に分けて投稿する方法や動画を埋め込みなど見られたが、その中でも県の特徴、食の名産品などカテゴリをまとめた記事は閲覧数が伸びていた。(新潟県例)

    2 キャンペーンを期間ごとに実施し、更に当選者を公に発表することで他ユーザーの参加を促していた。特にユーザー参加型のモーメンツを活かした写真撮影大会はコメントも多数寄せられた良い参考例であった。(長野県例)

    3 WeChat以外では、茨城や長野は生中継を実施しWeiboと連携させるなど他県よりも積極的に取り組んでいる。Weiboは県情報の発信という意味で、他アカウントの投稿も積極的にシェアし、キュレーションの役割を担っている。(茨城県例、長野県例)

    とはいえ、まだまだコンスタントにVisit数を稼いでる自治体はほとんどなく、記事発信数もまだまだ少ない状況でした。
    予算の都合もあるとは思いますが、継続的な質の高い記事発信と、キャンペーンや広告などによるファン(フォロワー)獲得の両輪が必要と感じました。

    メンバーズでは、WeChat運用に注力しており、閲覧数を伸ばしたいアカウント向けに、
    「フォロワー獲得を保証するメニュー」や「週1本以上の質の高い記事作成メニュー」もご用意しております。
    ご興味あればご連絡ください。→お問い合わせ

    次回は、西日本編を紹介いたします!

    【WeChat(微信)コラム】
    第1弾 インバウンド担当なら絶対知りたい10の基本まとめ!
    第2弾 たった10分で分かる「WeChat企業アカウントの申請方法」
    第3弾 WeChat広告基礎講座
    第4弾 成果に繋がる!WeChatを活用した国内外の優良プロモーション事例10選
    第5弾 インバウンド担当なら確認しておきたい!WeChat企業アカウント運用のリスク


    ■関連リンク
    メンバーズのインバウンド(訪日外国人)向けWEB施策のサービスです。インバウンドでの地方誘客を通じて、地方活性化に貢献することを目指しています。
    ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

    メールでのお問い合わせ

    ■コラム執筆者

    沼田 周大 (ぬまた しゅうだい)
    北京駐在。中国向けのインバウンドを支援。
    中国に来てから体調が良くなりました。

    RSS