Are You Ready For Social Media Marketing Era? Part4
株式会社メンバーズ 執行役員 原 裕(@in_the_crowd)
最近Facebookでの友達リクエストが増えていませんか?
このメールマガジンをお読みいただいている方はかなりの率でFacebookを利用していらっしゃると思いますが、私自身、最近はTwitterよりFacebookでの情報収集やコミュニケーションに比重が移っている感じがします。
日本でのユーザー数は推定200万人弱(月間ユニークビジター数は450万人:2010年6月コムスコア調べ)のようですが、他SNSやTwitterに比べ30歳以上のビジネスパーソンでの活用比率が明らかに高いように思われます。
Facebookはグローバルでの利用者数5億人、アメリカ人口の約70%が利用者などその規模感があまりにも大きいため、日本での企業の活用はまだまだ先のような感じでしたが、Facebook Japanの方から聞いたお話では、日本でもTipping Point(転覆点。ブレークスルーするためのベースになる数)を越えたとの認識※で、これからの増加カーブはかなりの急勾配になるかもしれません。
※海外では、自国のフレンド申請の人数よりも外国のフレンド申請が多くなった時がTipping PointだとFacebookの最高経営責任者(CEO)であるマーク・ザッカーバーグ氏は言っている。
ということで今回はFacebookに絞ってこのコラムを書いてみます。
ここ数カ月、弊社にもFacebookの企業利用に関するご相談や発注をいただく事が増えました。実際に、現在いくつかのプロジェクトが動いております。活用目的は大別すると下記があげられます。
1.日本企業のグローバルでのマーケティングに活用
- 従来海外顧客・潜在顧客へのマーケティング・アプローチは多大なコストを要し、かつ、断片的なものでしたが、少なくともその敷居はかなり下がりました。
- 無論、公式ファンページを作ればいいというものでもなく、どのように運用するかがキーになりますが、従来のアプローチを考えればグローバル展開をする企業では必須になってきています。
- 海外支店での独自展開は進んできているが、その本社である日本が置いてきぼりな状況でのご相談が多いです。
2.日本のイノベーター、アーリーアダプターへのマーケティング活用
- 前述のように規模こそ200万人弱ですが、その利用者層はアーリーアダプターのビジネスパーソンが中心なので、そのターゲットがコアターゲットの商材の場合には最適なメディアやコミュニケーションチャネルになりえる。初期の段階でのマーケティング・コミュニケーションとしてはコストワイズな手段になってきていると思われます。
- 特にIT系製品などは親和性は高いものと思われます。
- また商品開発や改善にも利用できると思われます。
3.Facebookの持つコミュニティ機能・ソーシャルグラフ機能を活用し、自社コミュニティサイトと連携を図り、コミュニティを活性化する仕組みとして活用
- これは現段階での日本においてはかなりユニークな活用方法ではありますが、ある意味Facebookをコミュニティ機能を安くで活用できるASPとして扱ってしまうすごいやり方です。
- これだけの機能を備え、信頼でき、かつ基本無料のASPは確かにありません。メーカーなどは顧客データを持つ必要性が、かかるコストやリスクを考えると必要以上にコストがかかる場合があり、今後このような活用が増えていくと思われます。規模が大きいアメリカなどでは実際そうなってきています。
また、実際の施策としては下記があげられます。
1.公式ファンページの開設と運用(キャンペーン企画・運用、顧客応対など)
2.Facebook内広告
3.いいね!ボタンの自社サイト活用
4.Facebookのソーシャル・グラフの自社サイトでの活用
5.Facebookアプリの開発・運用
日本ではまだまだアメリカのようにFacebookがプロモーションの基盤になっているという状況ではありませんし、これからそこまで広がるのかということもあります。また、mixiという、既に日本では2,000万人を擁するコミュニケーション・プラットフォームがあります。しかしながら、mixiはクローズドなSNSであり、企業がマーケティングを行うのに適したFacebookのようなオープン性は他のSNSにはなく、当面この状況は続くものと思われます。
クライアントと話をする中でFacebookファンページの課題も明確になってきております。
- 運用が重要、しかし、その業務内容は?それを誰がやるのか、やれるのか?
- 公式ファンページは商品ごと?国ごと?業務ごと?
- SEOの効果は?
- 効果的なプロモーションの内容や頻度は?
- 顧客対応はどういうルールで、どのようなオペレーションであるのか?
上記の課題はその一部ですが、クライアントと要件を定義していくプロセスの中で様々な課題が出てきます。弊社では主にアメリカの事例などを中心にクライアントと一緒にディスカッションし、どうあるべきかを検討をしています。
私がFacebookに着目している点は、(アメリカは既にシフトしているが)これからのマーケティング・コミュニケーションの手法や機能がFacebookには満載で、かつコストが低いということです。仮に日本でFacebookがグローバルの規模感に達せずとも、その機能自体はさまざまなプラットフォームに搭載されていき、その機能を活用できるかどうかが企業のマーケティング活動のみならず、商品開発業務にも不可欠になってくるものと思われます。
弊社主催の9月16日(木)のFacebookセミナー「ソーシャルノミクス時代のWebコミュニケーション戦略 ~企業がFacebookファンページを活用するメリットとは?~」ではFacebookの活用事例や実際のサービスなどをお話しする予定です。
http://www.members.co.jp/seminar/2010/0916.html
Information
- 「Facebookファンページ開設支援」サービスリリースしました。
http://www.members.co.jp/services/research/strategy/fbfanpage.html - メンバーズのFacebookファンページ
http://www.facebook.com/Memberscorp
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