1. ホーム
  2. コラム
  3. 成果に繋がる!WeChatを活用した国内外の優良プロモーション事例10選/【WeChat(微信)コラム】第4弾(インバウンドプロモーション/インフルエンサー(KOL))

成果に繋がる!WeChatを活用した国内外の優良プロモーション事例10選/【WeChat(微信)コラム】第4弾(インバウンドプロモーション/インフルエンサー(KOL))

中国で働いていると、お客さまやパートナーさんとお会いする前にWeChatを交換し、訪問後もそのままメールではなくWeChatで連絡を取り合うということが日常的に行われています。Tencentも社内コミュニケーション用の企業専用アカウントを用意するなど、ビジネスのコミュニケーションにもますます浸透しています。前回は企業広告の基礎をお伝えしましたが、今回のコラム第4弾は、ますます広がるWeChatを企業がどう活用しているのか?国内と海外企業のWeChat活用法をまとめてみました。

■セミナーのご案内
海外から見た日本企業の”間違いあるある”とグローバルWebのポイント(2017年7月25日(火)開催セミナー~リクルートなど企業サイトの事例から~)

目次

【国内インバウンド】
1.インフルエンサー(KOL)
2.WeChat Pay
3.フォロワー獲得プレゼントキャンペーン
4.私のオススメ企業

【海外】
5.アカウント返信設定
6.EC
7.予約システム
8.WeChat Wifi
9.紅包・プレゼントキャンペーン
10.皆で攻略キャンペーン


【国内】

1.インフルエンサー(KOL) セブン銀行

インフルエンサー(KOL)

WeChat ID= tokyomen

人気アカウントや、インフルエンサーに口コミ紹介してもらう方法は中国では主流です。日本ほど炎上やステマといったものがないため、多くの企業は採用しています。本例のセブン銀行は、実際に行ったイベントの様子やインタビューを記事にしています。
その他には名物の1品として紹介してもらう、実際に体験した記事を動画と合わせて紹介してもらうなど、様々な取り組みがされています。

2.WeChat Pay 大丸松坂屋

WeChat Pay

WeChat ID= dwbaihuo

WeChatPay(※WeChatpaymentとも言われ、また中国本土ではTenpayと呼びます。) は、日本で徐々に導入が進んでいます。中国で購入時に一般的に利用されているWeChat決済の利便性を訪日旅行者に提供できることや、公式アカウントへ自動フォローが出来ることもあり、顧客データの蓄積、次回購入へアプローチするためのクーポンやメッセージ送付、ECページへの誘導等へ繋げることが可能です。日本では羽田空港、大丸松坂屋、キリン堂などで導入されています。大丸松坂屋は、WeChatで60元以上の決済をしたユーザーに、最大1000元のキャッシュバックキャンペーンや、キャラクターの買い物袋プレゼントをするなど、利用インセンティブを付与しています。


3.フォロワー獲得プレゼントキャンペーン マツモトキヨシ

フォロワー獲得プレゼントキャンペーン

WeChat ID= matsumotokiyoshi_jp

マツモトキヨシのプレゼントキャンペーンは、アカウントに数字「1」を送ったユーザーの中で抽選で10名に商品が当たるというもの。次回の記事投稿時に当選者が発表されます。この抽選方法のポイントは、数字を送るにはフォロワーであることが条件という事です。現在シェアやフォローなどを条件にしたインセンティブは禁止されていますが(※可能な場合もあり)、本方法であれば新規で記事を見たユーザーが応募した場合はそのユーザー達はフォロワーになります。ただこのような方法も今後禁止になる可能性もあるので、WeChatの規約や罰則事例を注視しておく必要があります。


4.私のオススメ企業 星野リゾート

私のオススメ企業

WeChat ID= hoshinoresorts

星野リゾートは、派手なキャンペーンやクーポンを実施しているわけではないのですが、質の良い記事を丁寧につくっており、写真のセレクトもとても良いです。攻略では外国人の目を通した星野リゾート紹介を、インフルエンサーや動画を用いて紹介しています。インバウンド企業としては珍しく、ECプラットフォーム(有賛:https://www.youzan.com/)を導入しており、直接WeChatで購入も可能となっています。星野リゾートは、他にもWebサイトなど、運用をとても丁寧に行っている印象です。

【海外】


5.返信設定 無印良品、太平洋珈琲

返信設定

WeChat ID= MUJI_CHINA / pccchina_test

無印良品は、キーワードに応じて返信内容を用意しています。フォローした最初に表示されるメッセージなので、ユーザーにどのような内容が用意されているのか伝えられます。太平洋珈琲は、ユーザーからのコメントに対して、該当キーワードがないときの返信設定や、Weiboの方なら対応できると伝えています。WeiboやWeChatの双方に手が回らなければ、1つに絞るというのも1つの方法だと思います。


6.EC キヤノン中国

EC

WeChat IDなし。アカウント名:佳能服务

キヤノン中国は「佳能服务」アカウント内で、WeChat内にECサイトを構築して販売につなげています。WeChat→ECを連動させることで売上効果を見ることができ、またCRMを導入していれば、どの顧客が購買に繋がるのかなどデータが取得もできていると思います。

また別アカウント「佳能中国」では、自社ECへの誘導動線と、天猫旗艦店の紹介記事も紹介しており、EC販売に力を入れています。


7.予約システム シャングリラホテル

予約システム

WeChat ID= shangri-lahotels

ホテルで予約から決済までWeChatで行っているところがあります。近くのホテルを検索し、予約サイトとWeChatを関連させれば個人情報を入力する手間が省略できます。決済までできれば予約のドタキャンも防止できます。WeChatのアカウントのリピーターに優待券などのメッセージを送ることも可能になります。

シャングリラホテルは、WeChat内にて各国ホテルの予約や、予約確認をできるようにしています。予約ができることによって、代理店経由でなく直接予約であれば送客料が必要なくなります。またWeChat決済が出来るため、突然の予約キャンセルの防止も可能です。

リピーター向けに顧客ランクに応じたサービスの紹介もしており、クーポン等の紹介と合わせて、顧客の囲い込みにも繋がります。また別動線に京東旗艦店があり、こちらでもホテル販売や、レストラン食事券の販売を行っています。中国で利用されているホテルは、顧客が海外に行くときも自社ホテルへ案内など、様々な利用が考えられる事例です。


8.WeChat Wifi Hecto珈琲

WeChat Wifi

WeChat IDなし。アカウント名:gh_f3e8a63f0c91

Hecto珈琲は、Tencentが投資したと報じられているWiWide(国内のWiFi事業大手)のサイトで、WeChat Wifi導入企業として紹介されています。図はHecto珈琲の1店舗では、公式アカウントをフォローするとwifi接続へのQRコードが写真で自動返信され、wifi接続へ進むことができます。一般的な方法ではQRコードを読み取り、表示されたwifi接続ボタンをクリック、更に公式アカウントをフォローすると、wifiへ接続するといった方法です。もしwifi接続手順で、まだwifiに接続されていない状態であれば、ページ先で自動でWifiパスワードがコピーされ、それを該当Wifiの入力欄へペーストするといった方法も見れらます。現在iOSは非対応です。


9.紅包・プレゼントキャンペーン ロッテ免税店

紅包・プレゼントキャンペーン

WeChat ID= lottedfs

ロッテ免税店は、2016年1月~2月の1ヶ月間にブランド品やお年玉(紅包)のキャンペーンを実施しました。アカウントにキーワード「抢红包2016」と送付し、参加へのリンクが送られてきてキャンペーンページへ移動して参加できます。キャンペーンページは、キャンペーンプラットフォームのweimobで作成されており、数少ないクリックで参加が可能となっています。友人やモーメンツにメッセージを送付やシェアすると抽選会に参加できるというシンプルな仕組みです。


10.皆で攻略キャンペーン Starbucks

皆で攻略キャンペーン

アプリ邻趣

WeChatメインのキャンペーンではないのですが、一部でアプリ内で実施されているスターバックスの例です。集団で協力するとアプリ内で利用しなければいけませんが、1杯5元(約78円)のクーポン券が貰えるキャンペーンです。キャンペーンに参加した団長が時間内に、10人の団員をWeChatなどで集め全員が5元を支払うとミッション成功で、5元のクーポンが送られてきます。別途送料がかかってしまうようですが、それでも20元くらいの割引になるので、現地の方は楽しく参加していました。他のアプリのキャンペーンであっても、1条件として使われるなど、WeChatが活用されるシーンは増えています。

さて、今回は、企業事例を国内海外でいくつか紹介いたしました。似たようなキャンペーン1つをみても、目標によってユーザーへの条件を変えています。沢山の良い事例(特に中国現地)を見ることが大事だと改めて思いました。

次回をお楽しみに~。

【WeChat(微信)コラム】
第1弾 インバウンド担当なら絶対知りたい10の基本まとめ!
第2弾 たった10分で分かる「WeChat企業アカウントの申請方法」
第3弾 WeChat広告基礎講座

第5弾 インバウンド担当なら確認しておきたい!WeChat企業アカウント運用のリスク


■関連リンク
メンバーズのインバウンド(訪日外国人)向けWEB施策のサービスです。
ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

■コラム執筆者

沼田 周大 (ぬまた しゅうだい)
上海駐在。中国向けのインバウンドを支援。
中国に来てから体調が良くなりました。

RSS