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インバウンド担当なら確認しておきたい!WeChat企業アカウント運用のリスク/ 【WeChat(微信)コラム】第5弾 

前回まではのコラムでWeChatの申請方法広告企業活用例と紹介させて頂きましたが、今回はキャンペーンや施策実施前に知っておきたいWeChat運用におけるリスクをまとめました。突如アカウント停止といった事にならないよう、ルールを知っておきましょう。

目次

1.停止までの流れ
2.停止パターン
3.罰金事例

停止までの流れ

永久にアカウント停止になるまでは大きく5つの段階に分かれています。

注意→ 7日間停止→ 15日→30日→永久凍結

停止までの流れ

http://mt.sohu.com/20150806/n418253533.shtml

停止パターン

WeChat規則に記載のある事例から一部をピックアップしました。

1.アダルトや暴力、ステマ、反社会などの記事の投稿

公序良俗に反するもの、例えば風俗業のようなメッセージは禁止されています。これは永久のアカウント停止に該当します。


2.他の企業ブランドと酷似しているアカウント開設や内容投稿

永久のアカウント停止に該当します。


3.モーメントやチャットで過度の広告の投稿

過度の広告の投稿

過度にメッセージを送ること、依頼されてなくてもメッセージを送ることは禁止されています。図は頻繁にメッセージを送付している例です。


4. 投稿記事内に10個以上、停止に引っかかり易いワードを載せる

以下のようなワードが該当します。
例:支付宝(アリペイ)、银行(銀行)、银行卡(銀行カード)、汇款(送金)、打款(支払い)、打钱(入金)、帐号(アカウント番号)、帐户(アカウント)、转帐(転送)、网银(ネットバンキング)、多少钱(金額はいくらか)、怎么卖(どう販売するか)、价格(価格)


5. 誘導フォロー形式、モーメントでの記事のシェア強制、褒美制度の乱用

予約システム

フォローやQRを読み取ってからでないと、褒美をあげないといった方法が当たります。フォローしてから(ゲームやクイズの)答えが見られます、フォローしてからゲームなど参加できます、というのも該当します。

例:投稿記事にいいねを押してくれると、いろんな商品や金券、現金をプレゼントします。

例:投稿中に、シェアを誘導させる写真や文を掲載する。

また結果としていいねやフォローをさせる施策をWeChat上で行うことは、グレーな部分と中国Tencent担当者から返答をもらいました。ただしプレゼントを全員にあげるのであれば問題ないそうです。
インセンティブ付きのキャンペーンを実施する際は、実施可能かTencentに確認とることが望ましいでしょう。


6. 公式アカウントのサービスとはかけ離れているサービス内容や他企業のサービスの投稿

例として衣服類のサービスが他企業のマッサージのサービスの宣伝をする、などが該当します。誤解をまねかないために、一緒にサービスをしているときや共同で記事などを書いた時は、きちんとその記事の文脈にいれるのが望ましそうです。


7. 説明内容とは違うQRの添付

ウィルスや詐欺等犯罪を防ぐ、ユーザーを守るという意味の規則です。


8.ユーザーのメッセージに対して関係のない返信、誘導などは禁止

関係のないメッセージ

ユーザーのメッセージに対して、聞かれた事以外の返信、依頼なくても何度も送る行為、関係のない誘導をする行為は禁止です。図はユーザーが依頼していないのに、広告記事を送信している例です。


9. コメントに対する紅包は禁止

コメントに対して何か返事をしたら紅包を送るというのも禁止です。


10. 送っている内容とアカウント概要が一致しないこと

予約システム

本来関係のないメッセージの中に広告リンクをつけることや、元々のアカウント名を勝手に修正することも禁止です。左図は通知メッセージに関係ないのない情報を送っています。中央図は記事テンプレートを用いてクーポン情報を発信していて、本来とは異なる使い方です。右図は記事に表示するアカウント名を勝手に修正した例です。

罰則、罰金はあるか

罰金例はあまり見かけないのですが、言及している例に湖北省があります。WeChat上で虚偽の広告を出したら罰を与える例で、企業が出した嘘の広告を個人もシェアしたら、個人にも罰を与えます。
http://www.hubei.gov.cn/gzhd/gzhd/201509/t20150928_723722.shtml

まとめ

  • WeChat活用にはリスクがあり、Tencentの規定を確認しておくべき
  • 規則は以下ページに掲載されています。(中国語)
    https://mp.weixin.qq.com/cgi-bin/readtemplate?t=business/faq_operation_tmpl&type=info&lang=zh_CN&token=

  • 規模が小さいアカウントだとグレーな施策でも、影響力が増すと、監視対象になりうることに注意
  • 多くの禁止事項は通常の運用をしていれば引っかかることはなさそうですが、インセンティブを伴うキャンペーンは特に注意が必要。

以上、WeChatリスクについてでした。次回もお楽しみに~。

【WeChat(微信)コラム】
第1弾 インバウンド担当なら絶対知りたい10の基本まとめ!
第2弾 たった10分で分かる「WeChat企業アカウントの申請方法」
第3弾 WeChat広告基礎講座
第4弾 成果に繋がる!WeChatを活用した国内外の優良プロモーション事例10選


■関連リンク
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■コラム執筆者

沼田 周大 (ぬまた しゅうだい)
北京駐在。中国向けのインバウンドを支援。
中国に来てから体調が良くなりました。

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