1. ホーム
  2. コラム
  3. 【WeChat(微信)コラム】第3弾 WeChat広告基礎講座(ウィーチャット広告)

【WeChat(微信)コラム】第3弾 WeChat広告基礎講座(ウィーチャット広告)

遂に月のアクティブユーザー7億人を超したWeChatは、【WeChat(微信)とは何か?】インバウンド担当なら絶対知りたい10の基本まとめ!でも紹介したように、中国本土でのプロモーションはもちろん、訪日中国人向けにプロモーションを考えている企業にとって外せないメディアとなりました。
WeChatコラム第3弾となる今回は、WeChatでの広告出稿検討前に知っておきたいキホンを紹介します。

WeChatでの広告出稿検討前に知っておきたいキホン

目次
1.WeChat広告の概要とメリット
2.朋友圈广告(モーメンツ広告)
3.公众号广告(公式アカウント広告)
4.出稿方法
5.MoSocialメニューで出稿


1.WeChat広告の概要とメリット

WeChat広告には大きく分けて「朋友圈广告」と「公众号广告」があります。「朋友圈广告」は「モーメンツ広告」とも呼ばれ、モーメンツ(タイムライン)上に表示される広告です。制限はあるものの、通常の投稿のように、写真を付けたりなどできます。「公众号广告」は、「公式アカウント広告」という意味で、記事の最下部にバナーやテキストで出る広告をさします。
では、そもそもなぜ、WeChatへの出稿を検討すべきなのでしょうか?

WeChatの月間アクティブユーザー数

WeChatの月間アクティブユーザー数が7.6億人を越え*、リーチできる人の多さがまずWeChatで広告を出すメリットと言えるでしょう。また、日本人は、会話と近況報告でLINEとFacebookを使い分けしますが、WeChatは両方あわせたようなもので、中国人は、WeChat上で、友達・家族間のメッセージや、「今日ここ行ってきたよ!」というような投稿もこなします。とにかく、WeChatを使う頻度、またWeChat上で過ごす時間が長いのです。1日当たりSNSで過ごす時間が21分の日本に対し、中国では1時間27分と4倍以上です。また、携帯電話からのインターネットへのアクセスも、1日当たり2時間30分と日本の5倍近くとなっています*。PCが普及する前にスマートフォンの普及が進んだため、日本人以上にスマートフォンの普及が進んでおり、連絡や情報源でなく、決済などにも使えるWeChatは生活に欠かせないものとなっているのです。
(出典:Tencent Announces 2016 First Quarter Results)
(出典:Digital in 2016, we are social)

次は「モーメンツ広告」と「公式アカウント広告」をそれぞれ細かくお話しします。

2.朋友圈广告(モーメンツ広告)

朋友圈广告(モーメンツ広告)

Facebookのニュースフィードに表示される広告を想像して頂くのがいちばんよいかと思います。WeChatのモーメンツでも同様にユーザは友達の近況を確認するのですが、その投稿の一つとして出るのが、モーメンツ広告で、モーメンツ写真広告と、モーメンツビデオ広告があります。モーメンツ写真広告は、その名の通り、1枚、3枚、4枚、又は、6枚の写真を載せることができ、枚数により写真の配列が異なります。モーメンツビデオ広告の場合、最大300秒以内のビデオを設置する事が可能で、自動再生は6秒または15秒となります(クリック後ビデオを全部見ることができるようになる)。モーメンツ広告では、他に、プロフィール画像、名称、40字(4行まで)以内の訴求テキスト、テキストリンクが掲載され、通常投稿同様、♡とコメントができるようになっています。テキストリンクは、マーケティング目標に合わせ、「詳細を見る」、「アプリダウンロード」、「ゲームダウンロード」、「予約(预约活动)」、または、「クーポンゲット」から選ぶことができます。

最低出稿金額は5万元、特にコア都市とされる北京と上海でインプレッションが最も高く、広州、成都、深セン、杭州、天津、西安を含む20の主要都市、一般都市となるにつれ、インプレッション単価が安くなります。年齢、性別、地域、iOS、Androidといったデバイス、Wi-Fi、4Gといったネットワーク環境、24の大分類とその中にある183の小分類からなるインタレストカテゴリを使用しターゲットを絞ることができます。


3.公众号广告(公式アカウント広告)

公众号广告(公式アカウント広告)

2万人以上のフォロワーのいる(又は、条件付きで1万フォロワー以上いる)公式アカウントが出す記事の下部に表示される広告を公式アカウント広告と言います。図のように、Pageview数とコメントの間に表示されます。目的に応じ、色々な広告形態を選ぶことができます。通常のバナー、写真とテキストでブランド・商品訴求を行うもの、ゲームをダウンロードさせるもの、アカウントフォローを訴求するもの、クーポン券で販売促進をするものがあります。

公式アカウント広告の場合、CPCで最低0.5元~ですが、入札状況により価格が変わってきます。モーメンツ広告同様、年齢、地域といったターゲティングが可能ですが、公式アカウント広告ではインタレストカテゴリーの大分類は17のみとなっています。


4.出稿方法

出稿方法とWeChat広告担当へ質問

モーメンツ広告も公式アカウント広告も、アカウントの管理画面より出稿する事が可能です。管理画面、左側メニューの「推广」>「广告主」を押下後、「公众号广告」または「朋友圈广告」を選びます。これが何を意味するかと言うと、公式アカウントを持っていない限り、広告を出す事ができない、ということです。購読アカウント、サービスアカウントは問いませんが、認証がされていて、現地法人があることが条件となります。

ちなみにこちらは、WeChat広告公式ページにも明確に記載されていなかったため、WeChat内でWeChat広告担当に直接質問してみました(上記図右側)。

質問:中国法人がない国外企業は「広告主」機能を申請できますか?
回答:現在、国外企業の広告出稿はできかねます。

法人アカウント開設・認証に関しては、【WeChat(微信)コラム】第2弾 たった10分で分かる「WeChat企業アカウントの申請方法」をご覧ください。

また、広告主としての申請も必要で、申請時に業界1種類を選ばなければなりませんが、食品など業界により資格を証明しなければならない場合も有ります。ここまでで、ちょっと広告を試したい…という方にはハードルが高いと感じてしまいますよね。

でも、公式アカウントを持っていなくても、広告主申請をしなくても、WeChatに出稿する事は可能なんです。


5.MoSocialメニューで出稿

iClick MoSocialメニュー

先日、弊社プレスリリースでもアナウンスさせて頂きましたが、メンバーズの公式パートナーとなったiClickのMoSocialメニューを使うことで、WeChatを含むTencentネットワーク上に広告を出す事ができます。WeChat公式アカウントを持っていなくても出稿できるのが最大のメリットと言えます。

MoSocialには通常のMoSocialに加え、MoSocial Travel+も用意しています。2つの大きな違いはセグメント方法に有ります。通常のMoSocialは、正式にアカウントから出稿する公式アカウント広告と同様に年齢や性別、地域、ディバイス、インタレストカテゴリでセグメントが可能です。Travel+は旅行者のターゲティングに特化しており、今までの旅行先や旅行頻度といった行動履歴、また、次回の旅行目的(例: 家族旅行、ハネムーン)など、細かくターゲティング出来るのが特徴です。

出稿可能なタイプは、公式アカウント広告タイプで、バナー広告と画像+テキスト広告の2パターンとなります。何れも、外部リンクに飛ばす事ができ、バナーにはCall to Actionボタンをデザインとして付ける事も可能です。

MoSocialを使った広告出稿は、WeChatでアカウントを開設する前に、中国でのブランド・商品への反応がみたい、という企業様にもオススメです。

さて、今回は、WeChatの広告・広告出稿に関してお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
WeChatコラムはこれからも増えていく予定ですので、またご覧になって頂ければ幸いです。
次回もお楽しみに~

※一部条件つきで国外企業のWeChat広告出稿が可能となりました。(2017年2月更新)

【WeChat(微信)コラム】
第1弾 インバウンド担当なら絶対知りたい10の基本まとめ!
第2弾 たった10分で分かる「WeChat企業アカウントの申請方法」

第4弾 成果に繋がる!WeChatを活用した国内外の優良プロモーション事例10選

第5弾 インバウンド担当なら確認しておきたい!WeChat企業アカウント運用のリスク


■関連リンク
メンバーズのインバウンド(訪日外国人)向けWEB施策のサービスです。
ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

メールでのお問い合わせ

■コラム執筆者

脇元 麻美 (わきもと まみ)
ECサイト運営、Webサイト・アプリ検証を経て、2014年メンバーズへ入社
現在、訪日インバウンド事業部署(第2ビジネスユニットアカウントサービス第12ユニット)に所属

RSS