1. ホーム
  2. コラム
  3. インバウンド入門|ASEAN主要6カ国概況&SNS利用動向

インバウンド入門|ASEAN主要6カ国概況&SNS利用動向

今回は、we are socialのデータをもとにASEAN主要6カ国の各国別SNS利用動向をコラムにまとめました。ぜひ今後のグローバル展開におけるソーシャルメディアの活用にお役立てください。

インドネシア

GDP(2014);8,886億USドル
人口;2億5,550万人
ネット普及率;28%
モバイル普及率;121%
ソーシャルメディア利用時間;2時間52分

SNS利用者数ランキング
(過去1カ月の全人口におけるアクティブユーザー)

インドネシアのソーシャルメディア活用状況

インドネシアのネット普及率は28%で、他国と比べるとまだまだ低いですが、インターネットユーザーの半数がFacebookを利用しています。人口がASEAN主要国中最も多く、これからのネット普及率増加が考えられるため、今から力を入れ始めるのも悪くないタイミングだと推測されます。

2位にランクインしているSNSはチャットアプリのWhatsAppです。海外版LINEと考えて頂いて結構ですが、広告を扱わないSNSとして知られています。マネタイズの方法として、2年目より年間99セントの課金をすることで収益を上げています。

マレーシア

GDP(2014);3,269億USドル
人口;3,050万人
ネット普及率;66%
モバイル普及率;137%
ソーシャルメディア利用時間;3時間27分

SNS利用者数ランキング
(過去1カ月の全人口におけるアクティブユーザー)

マレーシアのソーシャルメディア活用状況

マレーシアでは、インターネット利用者の約半数がFacebookを利用しています。
1位にランクインしているWhatsAppについては、利用率がASEAN主要6カ国の中ではシンガポール(46%)の次に利用されており、ビジネスシーンやフォーマルなコミュニケーションでもよく利用されるようです。

フィリピン

GDP(2014);2,849億USドル
人口;1億80万人
ネット普及率;44%
モバイル普及率;114%
ソーシャルメディア利用時間;4時間15分

SNS利用者数ランキング
(過去1カ月の全人口におけるアクティブユーザー)

フィリピンのソーシャルメディア活用状況

ソーシャルメディア接触時間が、4時間15分と他のASEAN諸国と比べて群を抜いて長いです。ランクインはしていませんが、ViberがFBメッセンジャーの次にチャットアプリとして利用されています。

シンガポール

GDP(2014);3,080億USドル
人口;547万人
ネット普及率;81%
モバイル普及率;152%
ソーシャルメディア利用時間;3時間20分

SNS利用者数ランキング
(過去1カ月の全人口におけるアクティブユーザー)

シンガポールのソーシャルメディア活用状況

ネット普及率、モバイル普及率、Facebookのアクティブユーザー率は他ASEAN各国と比較して高く、シンガポールでもマレーシア同様WhatsAppがランキング1位になっています。

タイ

GDP(2014);3,738億USドル
人口;6,490万人
ネット普及率;37%
モバイル普及率;150%
ソーシャルメディア利用時間;3時間46分

SNS利用者数ランキング
(過去1カ月の全人口におけるアクティブユーザー)

タイのソーシャルメディア活用状況

インターネット利用者数の約半数がFacebookユーザーです。ASEANでは、唯一Instagramがランキング入りしています。

ベトナム

GDP(2014);1,860億USドル
人口;9,070万人
ネット普及率;44%
モバイル普及率;141%
ソーシャルメディア利用時間;3時間04分

SNS利用者数ランキング
(過去1カ月の全人口におけるアクティブユーザー)

ベトナムのソーシャルメディア活用状況

ネット普及率が44%であり、他のASEAN諸国と同様に、インターネットユーザーの約半数近くがFacebookを利用しています。

SNS利用率ランキングまとめ

ランキング(上位4位まで)に入ったSNSは、Facebook、FBメッセンジャー、WhatsApp、Google+、Twitter、Skype、Instagramの7つでした。
その中でも、特にFacebookの利用率がどの国においても1位もしくは2位であるため、現在facebookは日本国内のみにとどまらず、ASEANにおいても力を発揮しているSNSであることが分かります。

SNS利用率ランキング

アプリダウンロード状況 ~注目はInstagram、WeChat~

2015年iosアプリのダウンロードランキングでは、Instagramが上位にランクインしています。We are social 2015年版のSNS利用者数ランキングではInstagramはタイのみランキング入りしていましたが、今後iosアプリのダウンロード数を踏まえた上で、SNS利用者数ランキングでInstagramがタイ以外の国でも上位にランキング入りするのは想像に難くないです。

WeChatはマレーシア、シンガポールといった華僑圏といった地域でダウンロードされています。WeChatは中国で生まれたチャットアプリです。中国国内ではLINE、Facebookが利用できないため、それぞれに代わるSNSとして中国では最も多く利用されています。

SNS利用率ランキング-1

SNS利用率ランキング-2

※ランキングは、iosの無料アプリ 2015年7月時点のランキング

総評~今後、ASEANではSNSをどのように活用したら良いか?~

既に述べたように、ASEAN主要6カ国のデータを踏めると、SNSの中では、Facebookにまずはフォーカスする必要があります。

★Facebook運用の方法のひとつとして以下のような方法が考えられます。

1.Facebookでグローバル統合ページをつくる。

理由として、

1.自社ブランドを守ることにつながる。
→ユーザーがあるブランドのFBページをさがす際、公式ページだけではなく、偽のブランドページが表示されることがあります。従来の場合は、公式ページか偽ページか判断に時間がかかる場合がありましたが、グローバル統合ページにすることで偽のブランドページかどうか即時に判断でき被害を最低限に抑えることができます。

2.URLがひとつになり、地域ごとに算出していた「ファン数」を合算した数値で表示。
→各国別の「ファン数(いいね数)」をグローバル統合ページとしてひとつにまとめることができ、合算した数値で表示されます。URLがひとつになることから企業として、今まで各国別にバナーのURLを使っていたのがひとつになることで管理がしやすくなるため、他SNSとの連動や広告活用が簡単になります。

2.各国別に投稿の中身を変える。

当然のことながら、国ごとで言語や趣味嗜好が異なります。
各国別に投稿内容を変えることでよりエンゲージメントにつなげることができます。

3.オウンドメディア(自社Webサイト)につなげる。

Facebookに加えて、InstagramやWeChatのような他SNSを利用し、オウンドメディアにつなげることで、より多くの人にブランドを知ってもらうことができるようになります。

SNSの活用方法については、弊社サイト内コラムにて紹介してあります。

あとがき

いかがでしたでしょうか?
今後も我々調査チームで、海外マーケティングの動向を追って参ります。ぜひ、みなさまのマーケティング活動にお役立てください。


■弊社サービスについて

■コラム一覧

観光名所にオリジナルの名前を!中国人観光客を誘致するイギリス観光庁インバウンド施策

【2015年7月度】最新訪日外国人数&インバウンドトピックス

======

nishimura

■コラム執筆者
西村佳祐(にしむらけいすけ)

経営企画室、インバウンドラボに所属。学生時代、中国を1か月かけて横断。
東南アジアを含め2か月間放浪。(写真は西安 兵馬俑にて2014年8月撮影)
GAIQ(Google Analytics Individual Qualification)保有。

RSS