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LinkedIn徹底解剖!第一回 アメリカTOP企業の97%が使うLinkedInの秘密とは?

はじめまして、倉地 栄子(BU1-AS5U所属)と申します。2015年4月にメンバーズに新卒入社し、企業様のソーシャルメディアの運用を担当しています。

本記事では、グローバルでも注目されているビジネス特化型ソーシャル・ネットワーキング・サービス、Linked Inを紹介していきます。学生時代にマレーシアに留学していたこともあり、その時に体験した海外での現状なども織り交ぜ紹介したいと思います。

グローバル優良企業の90%が積極的に活用を進める『LinkedIn』

フォーチュン誌が選ぶトップ500社のソーシャルメディア活用状況は、2013年から2014年にかけて大きな変化がありました。それは、2013年にはほぼ利用されていなかったLinkedInが2014年には97%と、他のソーシャルメディアを引き離す結果となったことです。

ソーシャルメディア活用状況

出典
The 2014 Fortune 500 and Social Media:LinkedIn Dominates As Use of Newer Tools Explodes

LinkedInはアメリカのカリフォルニア州で2003年に誕生したサービスです。当初はシリコンバレーの技術者同士がビジネスのパートナー探しに使用しておりましたが、その便利さが評判になり、世界最大のビジネス特化型ソーシャル・ネットワーキング・サービスまでに成長しました。

利用者は、ビジネス専用のプロフィールを用意した上で、ビジネスパートナーや人材を探したり、営業先の顧客や商談先、専門家などとコンタクトをとったりできるなど、LinkedInのサービスの中で、ビジネスのつながりを広げることができます。

現在世界200以上の国や地域で、3億8000万人を超えるプロフェッショナルが登録しており、1秒毎に2名のスピードで登録ユーザーが増加しています。

登録ユーザー数

出典
LinkedIn 会社概要(2015年7月)

もともとアメリカでは、個人のビジネス用SNSとしての活用は進んでおり、名刺交換の代わりにLinkedInでつながると言われておりますが、このタイミングで、企業活用が大きく伸びたのはなぜでしょうか?

LinkedInによるニュースリーダーアプリ『Pulse』買収とその後……

2013年~2014年にあったLinkedInの大きな動きとしては、2013年4月にニュースリーダーアプリを手がけていた「Pulse」を買収したことが挙げられます。

現在は、LinkedIn内の「Pulse」では、ユーザーは自分の興味のある業界や、パブリッシャー、インフルエンサーをフォローすることで、役立つニュースやブログ記事を閲覧することができるようになっています。

pulse

他のニュースアプリとの大きな違いは、企業のトップや業界のスペシャリストが自身のアカウントから、発信を行っていることが挙げられます。これは、Facebookなどで発信されているプライベートな話題ではなく、経営における理念や、業界における見識、個人の考えを、顔と名前と所属を明らかにした上で発信しており、その情報はフォローする人たちに届けられます。フォーチュン誌の選ぶトップ500社のCEOがビジネスで使用するソーシャルメディアの74%はLinkedInと回答しているのは、この背景があるからと推察されます。

出典
2014 Social CEO Report

現在は、企業のトップや著名人だけでなく、インフルエンサーの裾野が広がってきており、研究者、開発者を始め、各業界のスペシャリストが、積極的に発信するように変化しており、ユーザーは、業界の最新情報を信頼するスペシャリストからの発信という形で入手することができます。
企業の価値は、業界内で発信力のあるスター選手が何人所属しているかという視点でも測ることができるのです。
(実力/発信力のあるスペシャリストを多く抱える企業には、仕事も人材も集まりやすいことは想像に難くないでしょう。)

LinkedInはどのように使われている?~個人としての活用法~

LinkedInに登録し活用している人は、所属先を明らかにし、自らの専門領域を開示しており、活用が進んでいる米国では、名刺交換代わりにLinkedInでつながることが一般化しています。お互いの所属や専門領域が分かった上で話を進められるので、営業をかける場合でも、有力な情報取得手段になりますし、発注者側の場合でも、ベンダーを選択する際に、例えばコンペに参加する企業の最新のトピックスはなにか、会社のトップが何を考えているか、スキルの高い人材は揃っているか、彼らは何を発信しているのかなどを調べて、判断材料の一つとすることが、当たり前となっています。逆にいうと、LinkedIn上で情報が整っていない企業は、その時点で差を付けられていることになります。

米国だけでなく、アジアでも活用が進んでおり、2年前にマレーシアで働いていた時に、何度かシンガポールのエキスポの出展を手伝う機会があったのですが、そういう場では、LinkedInの交換をしている姿をよく見かけました。当時、私はLinkedInのアカウントを持っておりませんでしたが、エキスポに参加するのであれば、LinkedInのアカウントが必要と当時の上司に言われてアカウントを用意しました。実際に、ブースで出会った方や、会話を交わした相手からLinkedInの交換を求められたので準備しておいて良かったです。ちなみに、交換方法について補足しておくと、LINEのように「ふるふる機能」や「バーコード検索」はできないので、名前で検索しお互いに本人か確かめてから、リクエストを送ります。日本企業の方が名刺交換をするのと同じ感覚で、LinkedIn上でつながることが、当時から一般的となっているようでした。

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LinkedInはどのように使われている?~企業としての活用法~

企業としてLinkedInの活用方法は大きく分けて3つあります。

  1. 企業が会社ページをつくり情報を発信することができる
    会社ページには、企業の基本情報や社員のプロフィールへのリンクがあるため、自社のブランディングに活用することもできますし、併せて会社ページの投稿を企業に所属する各個人が共有し、企業の情報を拡散することができます。
  2. LinkedIn内で広告が打てる
    名刺交換代わりに活用されている特性上、プロフィールを正確に入力される方が多く、他の媒体と比べて圧倒的に精度の高いターゲティングで、ビジネスパーソンに向けた広告を掲載することができます。
  3. 採用活動に活用できる
    第三者がその人の正確なプロフィールや興味関心の動向を見ることができるため、履歴書やエントリーシートに併せ採用する際の基準になります。また、採用の広告を出稿することでより欲しい人材を探し出しアピールすることができます。

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今回は、LinkedInの現状を中心にまとめましたが、次回は、企業活用例をわかりやすく解説します。


■コラム執筆者
BU1-AS5U  倉地 栄子

2015年4月株式会社メンバーズに新卒入社。現在、ソーシャルメディアの運用ディレクションを担当。
学生時代にはマレーシアの化粧品会社(スキンケア部門)でセールスマーケティングアシスタントやカナダ政府局(NPO)でアシスタントディレクターとしてインターンシップを経験。
その経験を活かし、日々邁進しています。
資格、GAIQ(Google Analytics Individual Qualification)保有

kurati

カテゴリ: LinkedIn, ソーシャルメディアマーケティング
2015年08月17日

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