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アイデアを閃くのが得意な人と閃くのが不得意な人との違い

企画、問題解決、ハッカソン、クリエイティブ、ものづくり、Webに限らない、すべてのアイデアの発想が苦手な人に。

アイデアを閃くのが得意な人と閃くのが不得意な人との違いのタイトル画像

こんにちは。Webデザイナーの藤下です。昨今、世界中でイノベーションやクリイエイティビティの力がどんどん発揮されており、クラウドファンディングなども活発で、スマホや家電製品やアプリやもちろんWebも含めた様々な分野で革新に満ちたアイデア製品が世の中に登場してきています。その流れはかなり顕著で、シリコンバレーを筆頭に、世界はいままさにアイデア大航海時代が幕を開けようとしているのかもしれません。
私もアイデアを閃くのが得意技なので色々考えてみては何かに使えないだろうかと日々アイデア帳に様々なアイデアを埋めている次第です。しかし、私の周りを含めて、思ったよりアイデアを閃くのが苦手で困ってる人がたくさんいるような気がします。そこで今回、私の「アイデアの発想法」を共有したいと思います。アイデアを完璧にコントロールできるようになる!…というわけではありませんが、なぜアイデアが閃くのか?という発想の仕組みを理解することで、アイデアの発想できる確率が飛躍的に向上すると思います。アイデア発想は才能ではなくスキルなので鍛えることが出来きるんです。ぜひご覧ください。

アイデアの発想が大の苦手

どんな職業でも、問題は発生し解決策が必要なシーンは起こります。
しかし、自分はそういったアイデア発想は得意じゃないのでとても困ってしまう…。
会議でも当てられないように…存在感を消して…。
「そうだ、キミ」「なにか、面白い企画考えてよ」「これ、どうやって解決するか考えてきて」正直言って…。
つらい。

そのアイデア…出せるようになります

アイデアはアイデアマンにしか閃かない…そんなことはありません!
アイデアはだれにでも閃くことが出来ます。
しかし、アイデアを閃くには少しだけコツがあります。
そのコツを知ることでアイデア発想へのトラウマを解消しましょう。
少なくとも、アイデアが閃く確率はグーンと上がると思います!

それでは、まずアイデア脳の仕組みをご説明いたします。

アイデアが閃くとき閃かないときの脳の仕組み

まず、絶対にアイデアが閃かないときがあります。
それは脳をフル稼働している状態です。
この状態のときにアイデアを閃くことは非常に難しいです。
この状態を脳100%と呼んでいます。

  • 39度の高熱のとき
  • 急激な腹痛で苦しんでいるとき
  • 机にかじりついて無理やりアイデアを思いつこうとしている時
  • めちゃくちゃテンパってるとき

Etc…

脳100%だとアイデアの種の入るスキマがない

なぜ脳100%だとアイデアが閃かないのか。
それはアイデアが本質的に”なにか”と”なにか”の組み合わせによって閃くものだからなのです。
なので1つのモノゴトで頭がいっぱいだと組み合わせが出来ず、
アイデアを閃めくことが出来ません。

アイデアの種はたくさんあっても組み合わせの検討ができず、閃きに換えることができない。

なので

いかにして脳のスキマを空いた状態にするかが要になります

普段は脳70~80%ぐらいで仕事に取り組んでいる人が多い印象です。それを50%や30%までスキマを空けて過ごすには、脳のスキマを意識した過ごし方が必要です、そのコツをご説明します。

スキマがあるほど、アイデアの種をスポンジのように取り込んで、組み合わせすることができます。

実は2つあるアイデアアプローチ

“アイデア”とは言いますが、実はアイデアは大きく2つのカテゴリーに分かれます。
それが、”OUTPUT-IDEA”と”INPUT-IDEA”です。

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OUTPUT-IDEA

ブレインストーミングなど発想法で閃く
情報を”Output”してアイデアを閃く

飛び抜けた閃きは起こりにくい
少ない時間でも閃きを起こせる

INPUT-IDEA

日常生活や通勤途中などで閃く
情報を”Input”してアイデアを閃く

狙ったタイミングで閃きにくい
飛び抜けた閃きが起きやすい

これらのアイデアアプローチの閃きのコツをご説明します。まずはOUTPUT-IDEAから。

OUTPUT-IDEA

限られた時間内にアイデアを閃く

OUTPUT-IDEAでは自分の持つ知識や経験を出せるだけ出して組み合わせを創りだす。それは自分の頭の中だけで閃こうとすると、脳は簡単に限界に達してしまいオーバーヒート(脳100%)を起こします。人間の脳だけでは同時に1つか2つの組み合わせの検討が限界。そのため”OUTPUT”することが重要になります。

自分の脳だけではなく”OUTPUT”することで脳のスキマを節約できる

気合で同時に3つ考えられても組み合わせパターンは最大7個しか得られません。そこでポストイットやA3用紙、ホワイトボードなどに書き出します、困っている事柄に関係しそうなことを8個連想するだけで、何10パターンほどの組み合わせになります。事柄を脳に留めておく必要がないので、ほぼ視覚だけで検討が可能です。これにより脳のスキマを50%空けたままアイデア発想に取り組むことが出来ます。

OUTPUT-IDEAにはすでに様々な思考法があります

マインドマップ、フィッシュボーン、マトリクス、ユーザーシナリオ、ポジショニングマップ、ポストイットなどなど。どれも思考をOUTPUTして、ある軸で並べ替えたりして相関やまとまりを見つけ出すものです。自分に合った思考法を見つけ出して活用しましょう。そして何十案、何百案と出た中から問題解決にピッタリのアイデアを選べば、1時間や2時間の間にある程度提案に使えるアイデアを生み出すことはできるでしょう。

さらに1人だけではなく多くの仲間とやろう

1人だけで発想するのではなく、たくさんの仲間と同時に発想することで、さらに発想効率があがります。いくら発想が上手くても自分の経験や引き出しにないものを、OUTPUTするのは不可能なので違う分野の経験や引き出しも使います。

ここで注意したいのが仲間が出したアイデアに、
”さらに乗っかっていくようにアイデアをアップグレードする”ことです。
「夏」とでたら「かき氷」、「かき氷」とでたら「海」、「海」とでたら「水着」、
「水着」と「かき氷」…で「ICE水着」!?という感じに、
人のアイデアを元に発展させていくことがとても重要です。

ブレインストーミングでのアイデアは共有資産なので、誰でも自由に利用して発想することでより面白いアイデアが生まれます。どんどんアホっぽいありえないようなアイデアを書き出したり、口に出したりして発想を飛躍させてください!

以上が、OUTPUT-IDEAのコツになります。

INPUT-IDEA

日常生活でアイデアを閃く

INPUT-IDEAでは自分のもつ知識と新たに得られる外部の情報が問題点と組み合わさり、思いもよらなかったことが閃きます。こういったアイデアを得るには、通常よりも多くの脳のスキマ、脳50%よりもさらに広く”脳30%”の状態になるように、環境を意識的に取り入れる必要があります。

脳のスキマを空けることが重要なのはわかったけどどうやって”脳30%”をつくりだすのか?

経験上ですがInput-ideaが閃くシーンは、大体”ある7つのシーン”に分類できます。

それを「あ7」と呼んでいます。

あ7の画像

その中で1番重要なのが「あ1」自然体での単純作業です。

あ1.自然体での単純作業

皆さんにも覚えがあるのではないでしょうか。通常よりもアイデアが閃きやすい以下のシーン

シャワー
散歩
眠る直前
など

気負わない、自然体での“脳30%”になるシーンです。

「あの時ダメだったなー。もっと良くできたんじゃないかなぁ…たとえばあれとか…あ。」みたいな。

困りごとはひとまず片すみにおいて、ひとつの簡単な作業に没頭しているとき、脳は「アイデア・ハイ」になり無意識に記憶の引き出しの整理整頓をしはじめます。その際に短期記憶(最近の出来事)と長期記憶(昔の出来事)が入りみだれることでアイデアが組み合う確率が非常に高まります。

通常の生活ではそこまで脳30%になるシーンは多くないので、こういった時間をつくりだし、意識的にその身をおくことが重要です。

散歩とは言わずとも、カフェでぽやっとする時間などです。座ってしまうよりスタンディングのほうがおすすめです。

他にもある、アイデアが閃く瞬間 あ2~7

2.すごく良いモノを見た時
うわ、なにこれ凄いな…!…これってアレにも使えるかも…あ。

3.すごく悪いモノを見た時
うわ、なにこれ酷い…!なんでこんなに、自分ならこうするよ、もしくはこうとか…あ。

4.似たような性質を見た時
全然関連性の無いものだけどこれってアレと似てるな…てことはアレにも使えるかも…あ。

5.ズラっと一覧した時
ひとつひとつ観てた時はわからなかったけど並べてみると…あ。

6.人に説明している時
えーっと…このアイデアはこうなんだけど、例えばこういう、こういう感じで。
(あれ、そういえばこれこういうふうにも使えるかも)…あ。

7.自分じゃない目線に立った時
うーん、でも実際はこれ子供が使うんだよね、となると子供ってこういう感じで…あ。

以上のような7つのシーンがアイデアが閃く確率が非常に高い瞬間となります。

あ7で閃くには

つまり、

  • リラックスタイムを作り出し脳30%をできるだけつくりだす。
  • 良いモノをたくさん見る
  • 悪いモノも覚えておく
  • 仕組みを理解しておく
  • モノゴトを俯瞰して見る
  • 自分の考えをたくさん人に話す
  • 男性・女性や子供などユーザーになりきってみる

などを心がけて日々を過ごすことでInput-Ideaは飛躍的に発想しやすくなります。

漫然とした生活をおくっているとこういった時間がどんどん少なくなっていきます。つまらない仕事をやらされてたり、徹夜ばかりの日々。休日は家で休むだけ。そういったスタンスではアイデアを閃くことはありません。自分の身の回りや、知り合い、世の中の”なぜ?”をそのままにせず好奇心をもって理由を知り、たくさんの経験として引き出しに貯めておくこと、世の中の不便、不満、問題点をたくさん知って自分事にしておくことが重要になります。

以上が、INPUT-IDEAのコツになります。

ケロッグのパッケージに隠された秘密

ケロッグのコーンフロスティに登場する、トニー・ザ・タイガーには秘密があります。

コーンフロスティパッケージ画像

パッケージと子供の視線画像

よくみると、タイガー…前を見ていません。なんか下の方を見ていますよね。実はこの視線、スーパーなど棚の上に陳列されてしまったときに、子供の低い視線から見上げるとタイガーの視線とバチっとあうようにデザインされています。そうやって手の届かない子供に気づいてもらうためのアイデアを、パッケージのデザインに織り込んでいるそうです。

ユーザーは誰で、製品がどのようにユーザーの眼に触れて、手にとられるのか。このように、深くユーザーの視点に立つことで、永く愛されるためのアイデアが発想されるはずです。

アイデアを形に

アイデアが実現出来るかどうかは環境やタイミング次第。すべてが形になるわけではないです。しかし発想できるスタンスを常に保ち、好奇心と解決心があれば、いつかチャンスを掴み取れる”力”になると思います。

ひらめきのイメージ画像

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2015年07月10日

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