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BtoB企業がInstagram運用で成功するには? Instagram活用事例12選

はじめに

企業がFacebookやTwitter、LINEなどのソーシャルメディアを用いて情報発信をすることは、もはや珍しくなくなりました。しかし今は、並み居るソーシャルメディアの中でもInstagramを活用する企業が増加する見通しにあると言われています。(参考:Instagram (インスタグラム) 最新トレンド【Twitterの120倍のエンゲージメント率】
本コラムではこちらの記事を日本語に意訳・解説しながら、InstagramをBtoBマーケティングに活かす方法をご紹介します。Instagram導入・活用をご検討中の企業ご担当者様は、是非ご覧ください。

なぜ、Instagramなのか?

そもそもInstagramには、他のソーシャルメディアと比較してデメリットと思われている2つの特徴があります。
まずは、他のソーシャルメディアとは異なり、積極的に他のアカウントと繋がる仕組みに注力されていないこと。おすすめのアカウントや、友達候補が出てこなかったり、友達の「いいね!」がフィードに流れてこないのは、皆さんも既に体験済みかと思います。
次に、文字や文章による表現が主体でないこと。自己紹介の文章は150文字以内、リンクは1つのみに制限されており、限られた文字数で最小限の情報を記載することが求められます。

このような二つのデメリットがありながら、Instagramが普及しているのはなぜなのか?それは、「一連の写真でストーリーを伝えること」が可能だからなのです。限られた文字数の中に伝えるべきことを圧縮し、写真との兼ね合いを考える作業には、必然的に他のメディアより高いクリエイティビティが要求されるため、ひとつひとつの投稿が洗練されます。また、言葉を尽くして商品や企業の説明をすることにより、宣伝色が強まる心配もありません。写真が発信の主体となるInstagramは、直感的に・ストレートにユーザーの「良い!」という気持ちを引き出すのに向いていると評価することができるでしょう。
それでは、実際の企業の活用事例を見ていきましょう。今回は、12ある事例のうち前半の6事例を取り上げます。
(紹介している事例のキャプチャ・フォロワー数は、2015年3月23日時点のものです。)

Instagram活用事例12選~前半~

事例1

microsoftのアカウント

MicrosoftのInstagramアカウントが高い支持を集めていることは、そのフォロワー数から明らかです。しかし、フォロワー数だけでなく、写真に対する「いいね!」とコメント両方のエンゲージメントの高さがこのアカウントの注目すべき点だと言えます。
Microsoftは、それぞれの写真に比較的長めのキャプションを書いており、ユーザーがブランド像を感じる手助けとなっています。一般的には、詳細なコメントは販促色を強めかねないため、望ましくない場合もあります。しかしMicrosoftの場合、ほとんどの写真は人にフォーカスしており、キャプションはその人のストーリーにまつわるものです。例外的ではありますが、人となりというストーリーを語ることによってブランドイメージを構築する場合は、この事例のようにコメントを有効活用することもできるでしょう。

事例2

hootsuiteのアカウント

HootsuiteのInstagramアカウントは、オフィスでの日常風景やイベントの様子などを中心に発信しています。イメージキャラクターや動物の写真を多用し、肩肘張らない雰囲気を前面に押し出しています。フォロワーに対して企業文化やコアバリューを伝えるためには、伝えたい内容とトーン・マナーに一貫性を持たせて投稿を行うことが重要です。また、人やチームを中心にひとつの投稿を組み立てることで、ユーザーは企業の成功の裏側に踏み込むことができると感じ、企業のストーリーを体感しやすくなります。
なおHootsuiteは、#HootsuiteLife のようなブランドハッシュタグも用いています。独自のハッシュタグを設けて投稿を行うと、写真やビデオを整理し、カテゴリ分けする際に役に立つだけでなく、他のアカウントや投稿へのつながりを作ることができ、ユーザーがより多くの投稿を目にする可能性が高まります。

事例3

oracleのアカウント

OracleのInstagramアカウントでは、イベントや会議の様子を収めた写真のほか、社員紹介など人材開発の取り組みを説明する写真が投稿されています。また、ブランドストーリーをよりよく伝えるための短いビデオクリップもフォロワーに向けてシェアしています。これらの投稿を見ることで、ユーザーは「Oracleで働く」ことのイメージを持ちやすくなります。
このアカウントにおいて特筆すべきなのは、投稿に対してハッシュタグ#proudtobeoracle を付記してコメントする社員たちの存在です。写真の中に登場するだけでなく、写真に対する反応としても社員ひとりひとりのモチベーションの高さや愛社心がアピールされているのです。

事例4

intelのアカウント

Intelのページを開くと、色鮮やかな写真で華やかなイベント写真がすぐ目に入ってくるでしょう。臨場感あるイベント写真に交じって、製品の写真も投稿されています。
Intelは、「モノを売りつけられている」という感情をフォロワーに起こさせずに製品写真を扱うことに成功しています。このアカウントでは、普段の生活の中に製品を置き、テクノロジーを活用した日常の問題を解決する方法を伝える、という手法で製品写真を投稿しています。このストーリーテリングの手法は、フォロワーに「自分の生活の役に立つ情報を得ている」という感覚を起こさせるため受け入れられやすく、強いエンゲージメントの創出につながります。

事例5

IBMのアカウント

IBMがInstagram上で行っているアプローチは、とてもユニークです。IBMアカウントのプロフィールでは、Instagram担当者の名前(つまり、誰が投稿しているか)を明らかにしており、生身の人間がフォロワーに向けて情報発信をしているということを伝えているのです。さまざまな会社内の情報を発信していく担当者の二人は、フォロワーをオフィスツアーに連れていくガイドのような役割を果たしていると言えます。

事例6

americanexpressのアカウント

5万人に迫るフォロワー数や、写真一枚一枚に寄せられる数百もの「いいね!」から、American Expressがいかにエンゲージメントの高い画像コンテンツを提供しているかが分かります。キャプション部分で写真を補足する短いフレーズや効果的な問い掛けを用いて、フォロワーのリアクションを引き出しているのです。多くのフォロワーを惹きつけていながら、American ExpressのInstagramアカウントは誰もフォローしていません(フォロワーに対するフォローバックも行っていません)。
ブランドのストーリーやライフスタイルは、“American Express”というレンズを通して世界を見る、という経験によってフォロワーに伝えられているのです。

事例から学ぶ、Instagram運用のコツとは?

Instagramは「一連の写真でストーリーを伝えること」ができるメディアだとお伝えしましたが、その活用方法は一様でなく、各企業の文化に合わせたさまざまな工夫がされているのだということが分かりました。
これらの事例を踏まえると、以下のような実際の運用に活かせるポイントを挙げることができるでしょう。

  • キャプションはできる限り短くする。長いキャプションを用いる場合は、それ自体が写真を説明するひとつのストーリーになるようにし、商品説明は行わない
  • ハッシュタグや人物へのタグ付けを行い、他のアカウントや投稿とのつながりを作る
  • 商品写真を投稿するときは、「いかにすぐれた商品か」ではなく、「いかにそれがユーザーのニーズを満たすか」「ユーザーに好きになってもらえるポイントはどこにあるか」「ユーザーのいる世界にどうやって溶け込むか」を考える

次回は、後半6事例をご紹介しながら、さらなるInstagram活用のコツに迫りたいと思います。次回もどうぞご期待ください。

引用元:

カテゴリ: Instagram, ソーシャルメディアマーケティング
2015年04月03日

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