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企業担当者が知っておくべき、Twitterのユーザー行動を可視化する5つのTwitter調査データ

今やインターネット業界のみならず、多くの人にその名を知られる「Twitter」。日本語版サービスがスタートしたのは2008年春の事でした。「mixi」を除けば「Facebook」「LINE」「Google+」といった主流のSNSの中でも老舗の存在と言えます。

Twitterが日本で足かけ7年目を迎えた2014年、それがどういったポジションにいてユーザーに認知されているか、また実際に使われているか等をさまざまなデータを紹介します。

初めに:SNS全体の利用者数

まずは日本でのSNSに関する全体像を把握しておきましょう。
グラフはICT総研による調査のうち、「日本のSNS利用者数」の推移です。右肩上がりで増えてきています。

SNS全体の利用者数

このデータの前提として、2013年末の国内ネットユーザー数は推定約9,736万人、そのうちSNSの利用者は56.4%にあたる5,487万人となっています。そこから2014年の年間純増者数は536万人となる見込みになっていて、1ヶ月平均で約45万人の利用者増を続けているという事になります。

利用率としては2010年末から2012年末にかけて約7%の増加であったのに対し、それ以降は4%程に減っています。SNSは全体的にブームが落ち着いて、安定期に入っていると言えます。2014年末以降は予測数ですが、同じ程度の幅で増加が見込まれます。

その中で、「Twitter」は今後どのような存在となっていくのでしょうか。

データ:Twitterの利用状況と登録状況

まず同じくICT総研による調査から、「主なSNSの利用者率」について見ていきましょう。

主なSNSの利用者率

主なSNSの利用者率

TwitterはFacebookに僅差で勝り、2位の位置になっています。あわせて各SNSの登録状況も観てみましょう。

 

各SNSの登録状況

各SNSの登録状況

ここではFacebookがTwitterを5.3%上回りました。これらのデータから見て取れるのは、近年急激に伸びていて、また今後も増加が見込まれるLINEが盤石の一位。Twitter とFacebookが2番手にいて、今後も同じく緩やかに伸びていくと見て良いでしょう。
(SNSの定義次第では、Youtubeもこのグループに入ります)

ポイント:TwitterはLINEに次いで、利用率が高いSNS(Facebookと同等)

データ2:ユーザーがつぶやく頻度

先述のポイントからわかるように、依然高い利用が行われている事からTwitterの重要性を再認識して頂けたと思います。ここからはその利用実態についてより深く考察していきましょう。

つぶやきの頻度

つぶやきの頻度

1日に1回以上つぶやいているという選択肢を合計すると約46%となり、半数近くが毎日何かしらの発信を行っている利用頻度の高いネットメディアといえます。

ポイント:約半数が毎日つぶやき、発信頻度が高いメディア

データ3:Twitter利用時のシチュエーション

ではこの「つぶやき」の実態についてもう少し具体的に迫っていきましょう。キーになるのは「デバイス」と「シチュエーション」です。

つぶやきを行うデバイス(パソコン/携帯電話)

つぶやきを行うデバイス

つぶやきを行うシチュエーション(どんな時につぶやくか)

つぶやきを行うシチュエーション

ここでは全体データから「携帯電話のみ」「どちらかと言えば携帯電話のみ」を合わせた割合が約5割である点に注目です。また、シチュエーションでは平日、休日ともに「自宅でくつろいでいる時につぶやく」の割合が突出します。外出先や移動中に使うと思われがちな携帯電話(スマートフォン)ですが、実は利用頻度が高い場所は自宅でした。自宅で時間がある時にくつろぎながらスマホでTwitterを使っている。そんなユーザー像が浮かんできます。

ポイント:ユーザーはスマホの普及で自宅やオモテで手軽にTwitterを利用している

データ4:ユーザーはどのようなアカウントをフォローしているか

さてここまででTwitterというSNSの現状については把握できたと思います。ではそれを「どうビジネスシーンに活用していくべきか」を考えながら見ていきましょう。
ここで注目したいデータは「どういった存在をフォローしているか」です。

フォローしている存在(人や団体)

フォローしている存在

まず注目は、友人・知人、芸能人が多い一方で、次いで多いのが「マスメディア以外の企業」である点です。企業の情報発信ツールとしての存在価値も高いのではと感じられます。また、「つぶやきの面白い、知らない人」の存在が高い割合を示すのにも注目です。Facebookとは比べても、匿名性があるという点も“おもしろい人”が生まれやすい要因といえます。“おもしろい人”を前面に出したアカウント運用“や“Twitter上でカリスマを作り上げる”といったヒトにフォーカスした企画も期待できそうです。

ポイント:意外と「企業」や「おもしろい人」をフォローしている

データ5:性別年代別の利用状況

最後に、性別・年代別の利用状況を観てみましょう。男女とも10代、20代といった若年層の利用率が特に高いことが分かります。

性別/年代別Twitterの利用状況

性別・年代別Twitterの利用状況

10代から20代といった若年層がメイン顧客となる商品やサービスを提供する企業にとっては、有効なSNSとなってくるはずです。

ポイント:Twitterは若年層からの指示が高い

ユーザーのTwitter活用の実際と企業活用のこれから

これからの時代は、サイトでもデバイスでも無く、“ユーザー”がますます重要になってきます。流行ではなくユーザーの行動に合わせたマーケティングを行う事で、企業は成功を収めていくでしょう。今回の5つの調査データはまさにTwitterのユーザー行動を可視化してくれています。例えば、スマホからの手軽な発信力を意識した、ユーザー発信型のキャンペーンを展開する。また、ユーザーの年代を意識した場合、テレビ離れが謳われるネット世代とも呼ばれる若年層をターゲットにした商品やサービスの訴求に積極的に活用していくという展開も有効でしょう。そんな属性や志向と合わせて最適と考えられる場面で、Twitter活用を検討していきましょう。

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監修:エンゲージメント・ラボ(株式会社メンバーズ)

エンゲージメント・ラボとは、株式会社メンバーズのFacebookマーケティング推進における実績・ノウハウの蓄積とエンゲージメント向上に特化した事例を集約・研究し、顧客企業へのより一層の効果的な企業と生活者のエンゲージメント構築のノウハウや情報発信、新たなサービス開発を推進する研究機関。

カテゴリ: ソーシャルメディアマーケティング
2015年01月09日

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