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Webデザイナーのワガママ(その1) 「これでいいんじゃない?」って言わないで

こんにちは。Webデザイナーの杉浦です。
今回からコラムを書かせていただくことになりました。制作者の視点から普段感じていることを主観的に伝えていきたいと思います。今回はWebディレクターとWebデザイナーのコミュニケーションについて、ワガママを書かせていただきます。

Webディレクターさん「これでいいんじゃない?」って言わないで

まず私の仕事の流れですが、Webディレクターから画面設計書などで指示をもらいデザイン制作をします。ある程度でき上がってくるとWebディレクターに確認してもらいます。2人でPCを覗き込みながら「こうしたらどうだろう?」と話し合ったり、A案B案を作った場合は「どっちがいいかな?」と意見を求めたりします。

Webデザイナーのワガママ(その1) のイメージ図1

そんなときに言われると残念なのが「これでいいんじゃない?」という言葉。
これ(で)いい、という言葉には妥協の意味合いがあります。
これ(が)いい、と言わせられなければ、作り手としての悔しい気持ちにもなるものです。

もうひとつ「これでいい」にはネガティブな側面があります。こちらが本題なのですが「このWebディレクター、本気でいいモノを作る気があるのか?」という不信感をもってしまうことです。Webディレクターの案件への思い入れが低い場合に出て来そうな言葉ですね。

Webデザイナーは納得いくまで作り込んで「作品」といえるものまで昇華させたいと思うもの。そんな気持ちを「これでいい」で済まされては悲しい。「このWebディレクターは、単なる作業としてこなそうとしているだけで、ベストを目指していない」「デザインのことなんて気にしてない」とも受け取れてしまうわけです。

Webディレクターはデザインのことばかり気にかけていられないのも分かるし、実際のところは何も考えずポロッと言っているだけのような気もするのですが、Webデザイナーが勝手に勘繰ってモチベーションを下げてしまうのは、お互いに勿体ないですよね。

なので、Webディレクターは「これでいいんじゃない?」って言葉は使わない方が良いと思ってます。(文脈によります)
あえて「これがいいね!」って言いましょう。言う側としてみれば「私は積極的にコレが良いと判断します」という宣言になりますし、言われる側としてはこれからも「これがいい!」と言ってもらえるように頑張りたくなります。

逆にWebデザイナーが「これでいんじゃね?」と言ってきたら引っ叩いて良いかと。(文脈によります)

今回は例としてWebディレクターとWebデザイナーのコミュニケーションを挙げましたが、他の立場でも同じだと思います。話し方を少し変えて、双方のモチベーションアップに繋げたいですね。

デザイナーのワガママ(その1) のイメージ図2

後半の「進捗どう?」よりも、前半の「足りないものある?」

WebディレクターからWebデザイナーに制作指示が渡ってからデザイン完成まで、何度かコミュニケーションの機会がありますよね。早い段階だと「まだ何も見せられる状態のものはないよ~」とか「恥ずかしいからまだ見せたくなーい」なんていうのもあるかと思います。気を遣って提出期限が近づくまで話しかけるのを控えるWebディレクターもいるでしょう。

けれど、Webデザイナーは作り始めの段階でも「画面設計書のこのレイアウトの意図は?優先順位は?」なんて、小さい疑問をいくつも抱きながら進めています。早い段階からWebディレクターが積極的にコミュニケーションを取りに行くと、何かとスムースになると思います。経験の少ないWebデザイナーの場合は尚更です。

話の切り口は「進捗どう?」よりも「なにか足りないものとか困っていることない?」の方が、Webデザイナーの警戒心を煽らなくて良いかもしれません。(笑)

カテゴリ: Webサイト運用運営, コーポレートサイト
2014年05月06日

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